【異説】天皇陛下はなぜインテグラなのか。

「天皇誕生日」にかこつけて、昨日・今日は自動車関連メディアにも「天皇陛下の愛車はなぜインテグラ？」のような記事がいくつか見られた。

▼宮内庁が選んだとは思えない?天皇陛下の愛車に見る「人柄」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181224-01538372-sspa-soci.view-000

▼「天皇陛下」のインテグラに試乗 低グレードのMT車に乗り続ける理由とは? 平成最後の冬に乗って考えた
http://news.livedoor.com/article/detail/15771426/

いずれの記事も宮内庁が選んだとも思えず、ご自身で選択されたのではないかという推論だったが、なぜ「クラウン」でも「セルシオ」でも「シーマ」でも「プレジデント」でもなく「インテグラ」だったのかという核心部分には言及していない…。

単に、おそらく滅多にお乗りになれないという点から、スポーティカーを選択された可能性もある。

しかし、全く別の可能性を想像してみるのも面白いのではなかろうか。

ここで注目したのが車名の「インテグラ=integra」の由来。

integraとは、integrate（動詞）・integration（名詞）からの造語だそうなので、元のIntegrateの意味を辞書で調べると

統合する、完全なものにする、積分するなどという意味であることが分かる。
https://ejje.weblio.jp/content/integrate

そう、これ。「統合」という単語で思いつくのが、
「日本国憲法第1条」である。

その憲法第1条は

「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」

となっている。

この、「日本国民『統合（=Integrate）』の象徴」という一節が車名の由来と附合して、「（象徴天皇としての）愛車にふさわしい」とご自身で判断されたのではないかと思うのだ。

大胆な仮説かもしれないが、どうだろうか。

ｳ~ﾑ　(∪￣ω￣)y-ﾟﾟﾟ