オーディオパネル（ベゼル）の塗装

ヘッドユニットを標準装備のBOSCH製からカロッツェリア　DEH-970　に交換したのに伴って、市販のパネルを塗装して、取り付けた。

色は、つや消し黒。紙やすり（400番くらい？）のようなザラザラの肌触りの表面に仕上がって、車内の質感にキレイに溶け込んだと思う。

ヘッドユニットの交換を見越して、2017年の年初に買ったカナテクス製のカーAVトレードインキット　GE-FT102G。

私の車の内装色に合わせて黒のベゼルを探したが既にどこも売り切れていてベージュしか入手できなかった。

黒のベゼルの仕様が入手できたとしても写真で見た限り余りキレイではなく、安っぽい出来のように見えたので、どちらにしろ取付の前に塗ればいいや…と考えてはいた。

塗料はイサム塗料の2液性ウレタン塗料「エアーウレタン」つや消しブラック。

約2200円/本。
1本目は失敗したので塗り直しにもう一本、合計で4500円位かかった(´;ω;`)

2液性は内部で硬化してしまうので一日以上経ったら再使用ができない。

ベージュのベゼルそのまま。
色・質感ともに昔のパソコンのCD-ROMドライブみたいだ。

このままシロ内装のチンクに入れても浮き上がってしまうのではないかな〜

入れてる人、すみません(；´Д｀)

研磨すると更にキタナイ色になった。
日焼けしたパソコンみたいな。

手持ちのグレーのプラサフを吹いて、乾いたら1000番〜1500番くらいで研磨。

私はほとんど塗装の経験が無いから見逃したのかも知れないが、あとからよく観察すると、オモテ面のヘリの部分に土手のように微妙な盛り上がりがあって、塗装後にはここが目立ってやり直しの原因の一つになった。ABS樹脂の成形の出来が余りよくないせいもあるだろう。この部分の裏側には強度確保のためのリブがあるのでその影響だろうか。

参考までに、完成したベゼルは気持ちよくカチッと嵌まり強度と寸法精度は良かったと思う。

塗装一回目の出来上がり。重ね塗りの間隔が不足（乾燥時間不足）していたのと厚塗り気味になってしまって失敗。

工程5で指摘したエッジ部分の微妙な盛り上がりも浮き出てしまった。

自分が小学生の時作って初めて塗ったプラモみたいだ(´;ω;`)

つや消しブラックとプラサフの「地層」が「まだら」に現れる程度に研磨して、もう一度プラサフを薄く吹くところからやり直しをした。結果的にこの塗り直し作業でエッジ付近の盛り上がりはキレイに埋没してくれたようだ。

塗料は通販では時間がかかるので、30km離れたジョイフル本田まで買いに走った。

もう一度同じ写真だが、一度目の塗料と二度目の塗料とは同じ塗料のはずなのに、仕上がりの表面の質感が全然違う。

やり方次第でこうも違うものなのかな？
紙やすりの表面のようなザラザラな仕上がりはひょっとしたら失敗作なのかもしれないが、ダッシュボードや内装パネルとは絶妙にマッチしたのでこのままで完成と言う事にする。

ﾏｱ　ｲｲﾃﾞｼｮ(∪￣ω￣)y-ﾟﾟﾟ