シラザン50 ガラスコーティング
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
平成12年(2000年製造)のTOYOTA CROWN CONFORT
実働車として24年間真冬の融雪剤にも打ち勝って現在に至る。
そんな状況を乗り切ってきた車の塗装は、外装もモノコックもボロボロだ。
幸いに大きな腐り(フェンダーアーチ一部に腐りあるが錆転換処理済)はないもののサビはいたるところに浮いてきている。
その度に削ってはタッチアップを行いそれなりに見えるようには対処してきた。
そうしないと車は実働で24年は維持できないだろう。
そしてここまできたのだから費用対効果がなくなるまで走れないかチャレンジするしかないw
そのため2年に一度の念入りな洗車をするついでに、今回はシャシブラック塗装と外装磨きコーティングを実施することにした。
2
先ずはエンジンルームはアルカリ洗剤でブラシを使いゴシゴシ水洗い。
一部頑固な汚れはグラスターを使って油を溶かして拭き取る。
3
ボディー洗車はキュキュットで洗車をしていたが、今回は洗車用泡洗剤を使っい細部は筆を使って念入りに水洗いをする。
4
この洗車用泡洗剤、結構汚れが落ちて泡切れもいいと思う。
表面活性剤がたっぷり入ってるのだろう。
こすらないで洗車ができるということは、洗車キズがつく可能性が低くなるという事。
コストパフォーマンスは家庭用洗剤には叶わないけどね。
常用する洗車用洗剤はこれからもキュキュットとなるだろうな。
5
ドアの内側を筆で念入りに洗剤を使って洗う。
内装に飛んだ泡‥内装までピカピカだwww
6
ガス車であるため給油フタ付近の油汚れはほぼない。
だからこそ念入りには洗わないので汚れが目立つ。
筆を作ってたっぷりの泡で汚れを嗅ぎ出すように洗浄。
汚れが落ちて泡が黒くなるのを見るときれいになってる実感がありモチベーションも上がる。
7
本来ならコンパウンドで塗装面の傷を平らにしてからのコーティングがセオリーではあるが、なんせ24年も経過している塗装、それも柔らかいブラックのソリッドであるためコンパウンドでの傷消しの深追いは寿命を縮める可能性が高い。
よってより安全に目が細かいであろう水カア一発で塗装面を整えることにした。
8
本当に水カア一発はきれいになる。
いや、きれいになるのではなく、きれいに見えるようになるが正解かもしれない。
確かに表面を一皮剥いで傷を目立たなくさせることが可能だが、軽く磨いて傷の中にワックス成分を充填して表面を滑らかに見せるのである。
9
24年経過した塗装とは思えない程鏡面のボンネットとなる。
2年前の車だが事故られて、ボンネット交換したのでコレ中古ボンネットだったわw
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水アカ一発で整ったであろう塗装面にガラスコーティングを施工する。
シラザン50の施工である。
もちろん水アカ一発め磨いた直後であるのでワックス成分が塗装表面に乗っており、施工には念入りな脱脂作業が必須である。
付属の脱脂剤では足りず、手持ちの脱脂剤を多用し3回程脱脂した。
脱脂後の塗装面は、水アカ一発をかける前よりも傷は目立たなくなっていたものの、脱脂後の塗装面を見ると細かな傷は目立つ。
ワックス成分がいかに傷を目立たなく見せているかハッキリわかるわ。
水アカ一発では、ポリッシャーでコンパウンドをかけたほど傷はなくならない。
逆に考えると塗装はあまり削らなくて済んでいるとも言える。
11
シラザン50の全液剤をスプレーボトルに投入。
スプレー後は30分で硬化するので施工後の環境変化による失敗が少ない。
施工後硬化までに水滴ついたら斑になったりするからね。
硬化遅いコーティングであれば、数日雨に当たらないように車庫に放置して置かなければならないが、このコーティングは硬化までに短時間なので使いやすい。
逆に30分以内に硬化するということは、硬化前にリカバリーしなきゃならないため一発勝負となる。
快晴の秋空のもとで30分すれば表面はクリア塗装が硬化したようになった。
12
雨に当たらず半日が経過。
青空駐車のため朝つゆでボデイには水滴がついている。
そんな状態にあっても塗装はビカビカだ。
完全に硬化しているようで水分の影響は皆無である。
水滴が集まると撥水状態で水滴が粒となって塗装面を滑り落ちるように流れる。
水アカ一発施工後より鏡面な塗装面となっているのを感じる。
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塗装にクリアを吹いたような感じであり、あからさまに塗装面が厚くなったように感じる。
反射した風景が鏡のようになってるのが見て取れる。
問題は、この状態でどれほどの耐久があるかどある。
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ボンネットや天井、トランクなどの天板は常に水滴が長時間乗りやすい部分。
雨も中性ではないため出来るだけ水分に浸されていないほうが良い。
ガラスコーティングされた塗装面の水滴(くもり)は日光に当たれば直ぐに蒸発して鏡面に戻った。
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テールランプのレンズも丸っとコーティング。
とても透き通ったように見えるようになったと思う。
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鏡面になり、撥水効果も高い。
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鏡のようになったボンネット。
24年前の車には見えないのではないか?!
自画自賛である!(爆)
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窓ガラスはあえて施工していない。
ガラス本来の性質の方が扱いやすいと思うからだ。
まだらとなったコーティングは余計に前が見えづらくなると思う。
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これであと24年は大丈夫だろう!!(爆)
今後はこのコーティングを年に数回の洗車でどれだけ変化するのかを検証していきたいと思う。
実際、コーティングが少しずつ薄くなり、まだらとならない場合はリカバリーしやすいだろうが、まだらとなってしまった場合、残ったコーティングはポリッシャーで研磨しなければならないだろう。
ガラスコーティングが剥がれる瞬間を確認したいと思う。
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さて、いつまで乗れるのか?!
車には問題ないが、ガス容器検査の有効期間が2年しかないので再検査するたびに心が折れそうになるもんね。これもスペアタンクがあるから車検前にタンク交換できるので、通常乗りながら1日で車検を受けることが出来るのよね。
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