2022年12月02日
それでは潰そう
はい、前回の続きです。
レブル1100とかいうバイクをホンダが発表して「これでハーレー潰したれ」みたいなこと言いだしましたわな。
大手の自動車会社ですよ?ホンダって。
めっちゃ暴力的ですよね。ここ数年は大統領選で破れたトランプ(私人)が議会議事堂襲撃を指示したりなんかタガが外れすぎちゃいます?
そんなわけで使命感に燃えて、「レブルを潰そう」運動を推進します。
それと、「うるせーここは日本だ!ハーレーなんかに日本の道路でかい顔されるのはむかつくんだよ!ゼッテーホンダでハーレなんか潰してやる!」って思うんだったら
ゴールドウイング買ってくれる?
そんでヒップホップガンガンにかけてサービスエリアや観光地のパーキングで悪ぶったらええねん。
上半身裸で筋トレやってハーレーが来たらピットブルけしかけて追っ払う、とw
金かけんと結果ばっかり求めて自分の思ったとおり進まんのを自分で解決せずに会社の企業努力に頼るって 情けなさすぎんかね?
上のラフライダースの連中は確かにサグかもしれんけどリスクは背負い込むし努力はするからな。
「私は真面目だ、やましいところなんか何一つ無い」という だけ でわがままが通るほど世の中甘くないのはわかってるやろ?
今回はそんな話ではなかった、サクッとやるよ、ハーレーがレブルに(走りで)勝つ方法ね。
これはハーレーの中でもビッグツインに焦点を当てて書くよ。
スポーツスターが一番レブルに狙われやすそうなんやけど昨今のラインナップはもはやスピード出せない仕様にされてしまってるから対策するにしても無理は禁物ね。
ま、スタイルでは「黒焦げに焼かれた下関のフグ」みたいなあのレブルではさすがに何十年もかけて洗練されてきたスポーツスターにはかなわんので「カッコよさ」で世間にアピールすることでやっつけてくださいな。
それでは、一番大事な話から書きます。
サスペンションと昔だったらキャブ、の ショーワとケイヒン製が採用されてる部品は
全部直ちに外してください。
ショーワもケイヒンも親会社は(2021年11月まで)ホンダの子会社だ。
あそこの2社の部品は 親会社に忖度しよんねん。
ショーワのサスとケイヒンのキャブが付いてる限りホンダのバイクに勝てません。
ケイヒンのキャブなんかひどいで?(すいませんインジェクションを最近まで知らなかった古い男です)大体3500回転超えて4000回転になったらもうガタガタ震えて
「オヤビン!もうダメでヤンス!!」
ってなるから。
最終的に私のダイナはミクニのキャブに変えたんですがそんだけのことで4000回転どころか5000以上出してもずっと
「やる気まんまん」
でしたから。
よくわからん成り行きで高速でベンツとバトルしたもんな、それで。
ショーワのサスも皆様噂には聞いてるやろけどフロントサスが特にフニャチンでひどかった。あんなんじゃ二枚貝に入れんよ(何の話だよ)。
この2つのパーツは可及的速やかに交換してください。
キャブは今はインジェクションでミクニ製のはずやから大丈夫なんでとにかくサスペンションを変えて!!
(そしてサスペンションオイルは値段を気にせず高性能のヤツを指定された番手より1,2ランク硬めのに変更して入れてください)
さらにオイルの量も指定よりちょっと多めに入れた方が良かったはずですけど増やす量の計算式を忘れてしまいました。
概ね2割増しくらい。
(本当は油面で計測します)
次に大事なことはタイヤです。
最近20年前のダンロップが標準タイヤに復権したみたいやけど、アレはアカン。
曲がらん、止まらん、滑る。
私自身は ミシュラン がハーレー用のタイヤ出してすぐに飛びついて履き替えたら 完全にスポーツバイク に変身したのを覚えてます。
あれ、形状みたらわかるけど逆三角形になっててめっちゃよく曲がるのよ。
グリップもあらゆる場面で不安が無くなったし明らかに速くなった。
他にも良いタイヤはあると思いますけど基準はミシュランのコマンダー・シリーズです。
次にこれがハーレーの本来の真骨頂になりますけど、オイルです。
ハーレーって車のオイル使えるんですよ。
今だとレース用しかミッション車用のオイル無いけど品数・価格ともにバイク用とは比較にならんくらい充実してますよね?
エンジンオイルはハーレーの標準は20w50ですけど10w60がオススメです。
動粘度 という数値が100℃の時にハーレーだと20(単位忘れた)くらい必要で40℃の時にこの数値が低けりゃ低いほど優秀なんですが
このカタログスペック上の数値見ただけでバイク用とは比べ物にならんくらい高性能なオイルが車用だとお安く手に入ってしまう現実に愕然としたことあります。
「ああ、自動車産業全体で見てバイクの扱いってこんなに低いんだ」って。
特にミッション・オイルなんかすごいですよ。(粘度は75w90)
私が期待してた硬すぎるハーレーのシフトがスコスコになる効果はどんなに良いオイル入れてもそれほどなかったけど(それでも純正オイルの鉱物油とは比べ物にならない)。
ミッション・オイルは実は車検毎くらいしか交換しなくて良いんじゃないかと思うほど劣化しにくいのでサスペンションオイル同様。
一番お高いヤツ入れてください。
うそでしょ?いうくらいバイクの性質これだけで変わるからね。
そしてこの変化はハーレー(と空冷時代のBMW)しか残念ながら体感できません。
そこに持ってきて車用のナイスなオイル添加剤も 気兼ねなく使い放題。
これはハーレーならではの醍醐味の一つでしたわ。
あとプライマリー(クラッチ)のオイルは私はおなじみのREVTECのMTPを使ってましたが汚れが意外とひどいので交換頻度はエンジンとほぼ同じくらいで行うことをオススメいたします。
なお、私が推奨する全てのオイルはベースオイルがエステル100%でPAOとかの成分が配合された
真夏のデブの体臭みたいな甘いにおいがする高級な化学合成オイルです。
そして
HIVI なんかは 化学合成オイル という範疇の中に入れないでください。
あれは化学合成オイルじゃない!
大事なことなのでもう一度言います。
HIVIなんか化学合成オイルじゃない!!
あれは焼酎とカストリくらい違いましたから。
他にもパワーアップの方法はいっぱいあるけど、バイクの性能を全体的に上げてくれるから危険なことが何一つない、バイクにダメージを与えない方法だけをピックアップしておきました。
個人的にはアクセルを開けて→アクセル戻して→そのままエンブレも 効かずに ノッキングもおこらない状態でスーッと前に進む距離が何メートル続くか、を向上させることが高速で高回転回す時でもコーナリング性能を駆使するワインディングでも性能を上げる基準だと思ってアレやコレややっておりました。
どのバイクでもこのコンセプトで速さを求めてイジれば歪な改造にはならないと思います。
ことハーレーというメーカーのオートバイに関しましてはとにかく
ショーワとケイヒンの部品は可及的速やかに外す。
を忘れずに。
(今思い出したけどカワサキもショーワ製のサス使ってるからネットの動画ではハーレーのお店に同じくカワサキのお店の人は「変えろ変えろ」と勧めてますね)
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いいおき | 日記
Posted at
2022/12/02 20:37:31
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