前回の投稿でさる筋から怒りを買って行方不明になってしまった設定でしばらく更新せずに極秘でコソコソとやるべきことをやっておこうと思ってましたが
こんな記事 が・・
いや、もう肝心なことを最初に書いておこう。
流体力学を勉強してから書けや
こんだけ偉そうに「フードなんか付いたもん着てたら走ったらパラシュートみたいになるぞ(笑)」って言ってるわけだから流体力学くらいご存知でなければおかしい、もしかして「ナニソレ?うまいの?」って感じなのにこんなこと堂々と書いてるとしてら
相当な馬鹿 か
世の中舐めきってる か
読んでる人に喧嘩売ってる かのいずれかですよ。
それで、まじめにこいつの主張に反論しときます。
私の個人的な経験談から言うとパーカー着てバイク乗って高速走ったところで
パラシュートになったこと一度もありません。
これ20年以上フード付きの服着て走ってる私が言うから間違いありません。
(上の動画の映画に触発されました)
よしんばパラシュートになったって、例えばコンビニの袋を持って走ってる車から手を出してコンビニ袋でパラシュート作ってください。全然引っ張られる力は弱いと思います。
そして、なんでパラシュートにならないか?の理屈は最初に言った 流体力学 の話。
流れてる空気が物体に当たるとその物体の左右に別れて物体を通り過ぎ、そして物体の後方でくっつきます。
ということは
頭の後ろについてるフードは頭で泣き別れした空気が左右から流れてきて合流する位置にあるわけです。
したがってフードの中に空気が入る流れは頭で塞がれてて(そいつの頭がスカスカで空気通すんなら別だよ)泣き別れした空気がフードの外側を左右から押して潰す形で当たるんでパラシュートにはなり得ないわけ。
もちろんフード付きの服って色々あるからパラシュート作れるヤツもあるだろけどね。
そしてここからが核心
なぜ?バイクウェアメーカーは近年フード付きのウェアを次々と発表しているのか?
これ自分で書いちゃってるんだけどレースの世界で
ハンプ っていう背中についてるボコって盛り上がってるヤツありますね?
あれは転倒の時に脊椎を守ったり空気抵抗を減らすためのもんなんですが
あの ハンプ の代わりです。
これはメーカーさんに問い合わせたわけではないですが、私が20年も「マウンテンパーカー、バイク乗るのに良いって」と啓蒙しても普及しなかったのに急にメーカーが出してきた時期とハンプを良く見るようになった(世間一般に認知されるようになった)時期ってそんなに変わらない気がしますので間違いないかと思います。
ま、こういう縦のラインで論理的にフードの有用性をあれこれ書くよりも、上に紹介したような何の根拠も示せないくせに知ったようなことを偉そうに書くヤツを相手にしないで気になったらご自分でメーカーに問い合わせる、愛用者に意見を聞いてみるのがいいと思いますよ。
とりあえず。
バイクは科学の力で動いてますので科学的根拠を語らずにあれこれ言うヤツらの言うこと聞かないこと。
Posted at 2022/07/21 20:26:56 | |
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生きた化石 | 日記