ハーレーが出した初のアドベンチャー・バイク(元々ダートでは日本車に後塵浴びせ続けた栄光の歴史がございます)の名前が「パンアメリカ」なんです。
そもそも「パンアメリカ」ってどういう意味か?っていうと
こちら
そして、そのパンアメリカ主義を体現した英雄が
チェ・ゲバラ です。
チェ・ゲバラと言いますと若き日にバイクで南北アメリカ大陸を旅して後の革命の思想にたいそう影響を受けたといいます。
そして!な、なんと!!パンアメリカのエンジンって「レボリューション(革命)マックス」じゃないですか!!!?
こりゃあもうハーレー確信犯でチェ・ゲバラへのオマージュっていうか「反逆の血」を継承する意志でバイク作ったな、と思いましたよ。
で、そもそもアドベンチャー・バイクの起原であるBMWのGSなんですけどこちらもBMWには反逆の血が流れてるんですよ。
フランスの伝説のアウトロー・ジャック・メスリーヌという人が銀行襲撃するのに愛用してた車両がBMWだったんですね。
銀行強盗に使われて名が知れた車というとボニー・アンド・クライドのポンティアックが有名ですがBMWもこれで名が広まったのか10年後の日本のバブルの時には峠を攻める走り屋たちがこぞってスカイラインからBMWに買い換えるという現象が置きました。
これは4輪の自動車のお話ですがGSの方も何故かパニアケースが
現金輸送に使うジュラルミンケース みたいなデザインですよね?
BMWも狙ったわけでは?いや、ひょっとしたら稀代の義賊・銀行強盗のジャック・メスリーヌへのリスペクトを込めてパニアケースをあのデザインにしたんでは?と思わずにはいられません。
ところで
チェ・ゲバラの愛車と言えば
ノートン なんですよ。
一時、BMWの単気筒エンジン積んで復活する予定だったんですよ。
あれが実現したらかなりの玉数のノートンが世界のバイク市場に流通したはずなんですよ。
だからハーレーとBMWの両者で力を合わせて危機に瀕してるノートンを救ってあげてくださいよ。
Posted at 2023/01/15 12:30:00 | |
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