
TC-STYLE のパーフェクトシートシステム[TYPE-9S]を運転席に、パーフェクトシートヒーター[TYPE-9H]を助手席へインストールしました。
まず、12mmと14mmのソケットでシートを外します。外し方やコネクタの扱い方は先人の知恵をご覧ください。
シートを外した後は各フックをばらし、Cリングを切断して表皮を剥き剥きします。
クーラーファンの位置をどうしようかと思案に暮れて、そのままナイトオフへ現実逃避をしました(^_^;)
一晩ほど案を寝かせて翌日はウレタンに63mmのホールソーで穴を開けます。
穴空け位置に躊躇したせいで穴を綺麗に空けられず切り口がグダグダになったので、
このままではクーラーファンが開けた穴に斜めって変に埋もれてしまうと急遽対策をします。
クリアファイルをサークルカッターで外円100mm内円65mmで円く切り抜いて埋没防止リングを作って対策をしました。
クーラーパッドを敷いてその上にヒーターパッドを敷きます。
表皮を被せ直しながら表皮をウレタンへ固定します。
固定には、Cリングセットとかしめ用の特殊工具を使用します。

かしめにはある程度の慣れが必要です。慣れないうちはCリングを数個無駄にすることになります。心配な人はある程度余計にCリングを用意しましょう。
また、変なところをかしめてヒーターの線を切断してしまわないように注意しながらかしめます
汗かきながら表皮を付け終わりました。
続いて助手席はヒーターだけなので運転席とはクーラーファンの作業がないだけなので割愛です。
二個目ともなるとだいぶ慣れた作業ができます。
表皮の復旧が終わったら次はスイッチの設置場所の加工です。
シート間のドリンクホルダーの下に設置することにしました。
24mmのホールソーで穴をあけます。若干寄りすぎた感じですがまぁいいでしょう(^^;
ついでにアデレイドのシートレールステーを付けます。
次は車内の配線です。(ここの写真を撮り忘れました。)
先人と同じくカーペットの下に這わしてエアバッグのコネクタのところから線を出します。
電源は某所で購入した電源取り出しカプラー分岐タイプで確保します。アースだけはクワガタとギボシで自作して取り付けました。そして線を間違えないように接続し三回くらい確認ました。
あとは外したセンターカバーとシート裏のコネクタを付けてシートを設置してネジを締めれば作業は完了です。
スイッチ類はこんな感じに配置&点灯。(ピンボケでスミマセン^^;)
最後にスイッチオンでヒーターとクーラーファンが動作しているかを確認します。
クーラーはファンの回転の微振動がありますがそんなに気にはなりませんでした。
クーラーの効きはあるのですが、蒸れない季節なので大きな実感は得られず。
ヒーターの効きの方はというと、
「あ゛ぁ~、あったけぇ~~~」です。幸せなひと時をS660のシーにト見出せました。
問題点としては、背もたれ側の空気の出入りが貧弱なので背もたれ側のクーラーファンの効きがかなり弱いです。空気の出入りを確保する必要があります。
座面のクーラーファンはでん部の2つだけなので太ももの裏が蒸れる可能性が大きいです。ここはクーラーファンの増設で対応する必要があるでしょう。(五個で1セットの販売のみ。税込み8208円+送料+代引き手数料で入手可能)
表皮、ヒーターパッド、クーラーパッド、クーラーファン、シートウレタンの順の構成なのですが、クーラーファンは空気を取り入れてクーラーパッドの中に風を押し込むだけなので、押し込んだ空気の逃げ道の穴を作って空気が循環するようにすればクーラー効果があがるかな。とか考え中です。
あと、クーラーファンのコネクタのロックが貧弱なので結構抜けやすいかもです。結束ハリガネとかで外れないように工夫する必要ありです。
とりあえず今回はここまで。
Posted at 2016/11/25 01:45:58 | |
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