3000円のキーレスエントリー
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
セット内容
メインアクチュエータ(親) 1個
サブアクチュエータ(子) 3個
受信機 1個
送信機 2個
配線 1式
取付車両
三菱デリカスターワゴンE-P24W
2
当然だがまず最初にドアの内装を全部はがす。
この車の場合、ステーなしでも取り付けられるのでアクチュエータのタッピング穴の位置へ直接開孔。
中程にマジックで線を引いた上下に穴があいている。
タッピングが4ミリなので少し大きな穴を開ける
ステーが必要な車はロッドが車のロッドを下に引ける場所に合わせて付ける。
真下でなくてもかまわない、少々斜めでも引ければ良い。
アクチュエータが引き切るとその電流を感知して駆動電流は止まるので心配ないがロッドを余り曲げて付けると力が逃げるだけでなく折れてしまう。
この作業自体はそれほど難しい作業ではない。
3
ドアの中に付けたメインアクチュエータ。
ロッドは引っ張る相手に合わせて適宜曲げる。
相手のロッドとの接続は専用の金具が付いてくる。
動作試験後はペイントなどでネジロックしておく。
あとで外れてまたばらさないために。
写真ではアクチュエータに既存配線が載っかっていますが修正済み。
4
装着車はデリカスターワゴン。
ドアが長いので標準の線では足りないため70センチほど延長線を作っておく。
この付属の線がくせ者で、ギボシが不完全圧着で抜けるもの、線の途中(被覆の中)で切れていることが多数有ったので最初から新規で作り直した方が良い。
付属品で引っ張り回している最中に何本か断線になり結局張り替えになった。
ギボシ引っ張ったら中の銅線だけずるっと抜けたという。
線の引き出しは補助灯火などの引き出しに使っているグロメットに穴を開けて通す。
本来の線以外を通すと防水性能がなくなるので通したらコーキング剤で埋めてしまう。
車によるがこの引き出しとドア引き込みがかなり面倒。
特にドアに引き込むところは前から入り込む雨に対してしっかり防水しておかないとドアの中が浸水し錆びてしまう。
前車P23Wでなかなか踏み切れなかったのはこの線通し(防水)が面倒だから。
5
車内から引き出した線をドアの中を通してアクチュエータにつなぐ。
ガラスが下がってくるので既存の線を参考に引っかからないようインシュロックなどで固定する。(写真は未通線状態)
接続コネクタは抜けないようにビニールテープなどで巻いておく。
電線は保護のために全線コルゲートチューブに通しておく。
ドア開閉部分は可能ならゴムチューブの方が良い。
6
写真はリモコン かなりしっかりした作りです。
個別IDが書き込まれておりユーザーでは変更できません。
受信機の電源は、集中ロックのある車ならそのためのヒューズがあるはずなのでそこに割り込ませる。
常時12Vが出ているならどこから取っても良いが、ヘッドライトやブレーキ灯など安全に関わるところからは取らない方が良い。
中華製品が原因で夜間にヘッドライトが点灯しなくなったら大変です。
ヒューズが切れても支障の無いところから取ります。
配線図がないと、どの色かわからない場合があるので余りお勧めはしないが、ヒューズに分岐がついた物を使用すると楽。
既存ヒューズの負荷側から分岐するようにヒューズはセットします。
マイナスは周辺の車体に付いているボルトに共締め(通電確認すること)
受信機は足に引っかからない場所で後日コネクタを外せる場所に貼り付ける。
万一受信機が故障した場合差し替えるため。
受信機設置の写真なし。
7
写真は受信機基板。
アクチュエータが付いた分、鍵シリンダーで回そうとすると重くなります。
キーレスが付けばそうそう鍵は使わなくなりますが鍵をこじる力が増えますのでなるべく使わない方がいいかもしれません。
所要3時間と書いていますが、半分は線の引き替えでした。
最初から付属品をあてにせず0.75SQの
青 白 黒 緑 茶 の単線を用意しておいた方が確実ですし後々故障しないと思います。
それから連続で開閉させると集中ロックの既存アクチュエータが中途半端に止まります。
おそらく運転席のドア開閉情報が途切れて周りのドアが正常な動作が終わる前に信号がなくなってしまうためだと思いますが少し時間をおけば正常になります。
もっとも連続で開閉することは無いと思いますが。
はぁー疲れた 不良の部分で。
8
参考に配線図。
商品としてはホーン出力があることになっていますが出荷される物にはありません。
アンサーバックは+12V出力が2本有ります。
これを左右ウインカーにつなぐとロック時に1回、アンロック時に2回点灯するらしいですが確認しておりません。
リレーが動いていることは確認しています。
そのままてキュッキュッサイレンを並列に入れると交差点で鳴ってしまいます。
もう一段リレーを噛ませてキュッキュッサイレンをウインカと別につなげば方向指示器では鳴らなくなりますね。
購入レポートでみると短すぎてフィラメント電球では見えないという情報もあります。
後日やってみますがうまく動かない場合は単独の車内設置ランプと12V圧電ブザーでも付けて使用する予定です。
基板上のアンテナ長さから430MHz帯と思いましたが測定器で見たら大当たり。
国際的なテレメータ周波数と微妙に違う気もしますが。
追記
ウィンカーへ接続し点滅正常。
例によって受信機につながっているアンサーバック線が芯だけ引っこ抜けた。
最初から断線ならわかるのだが枯れ木のように切れた素線が重なっているのでそこそこ導通があるのだが引っこ抜けたり発熱で焼けるようだ。
どうしてここまでひどい電線を使うかな。
ここまで動くと圧電ブザーでいいから鳴らしたいがデカいダイオード入れないと右左折で鳴ってしまう。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( デリカスターワゴン の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク