勘違い防止のために・・・
「サブコン付ければ速くなる」とか、「調子良くなる」と思い込んでいる人も少なくはないと思い、またまたお勉強してみました( ̄▽ ̄;)アハッ
興味があるかた・・・いっしょにどうです?
「サブコンピューターとは、ECUを補助・補正する目的で使用されるものです」
"φ(・ェ・o)~メモメモ
エンジンコントロールユニット(ECU)とは、エンジン運転における電気的な制御を総合的に行うためのマイクロコントローラである。現代ではロケットエンジン、ジェットエンジン、自動車用エンジンなど、さまざまなエンジンが電気的な制御の元に運転される。ここでは特に、自動車用エンジンのコントロールユニットについて述べる。これは俗にエンジンコンピュータ(またはそのままコンピュータ)とも呼ばれる。
電子制御によるエンジンコントロールは、点火タイミングを電子制御するCDIを発祥とする(この装置はマイクロコントローラではない)。
「エンジン性能向上」「燃費向上」「排気ガスのクリーン化」「運転性の向上」
という要求から、エンジンコントロールユニットが制御する範疇が広がり、現代では主に点火系と燃料系の制御を行っている。あらかじめコントロール ユニットにあらゆる運転状態における最適制御値を記憶させ、その時々の状態をセンサーで検出、センサーからの入力信号により、コントロールユニットが記憶しているデーターの中から最適値を選出しアクチェーターに出力を送りエンジンをはじめとする各機構を制御する。
エンジンコントロールユニットの制御対象
点火機構 - 点火時期
燃料系統 - 燃料噴射装置(噴射タイミングおよび噴射量、アイドル回転数)、フューエルポンプ
吸排気系統 - スロットル開度(ドライブ・バイ・ワイヤ)、過給器(ターボチャージャー、スーパーチャージャー)の過給圧、排気デバイス、排ガス還元量
動弁機構 - バルブタイミング、バルブリフト量
始動制御 - セルモーター、イモビライザー
ECUチューニング
エンジンコントロールユニットは点火時期と燃料供給量(燃料噴射タイミングと混合比)を制御している。したがってこの部分に介入すれば、その他のチューニングに合わせて特性を整えエンジンのパワーアップを計る事ができる。
現在のフラッシュロムを使うECUユニットは、殆どが自己診断機器接続ポートから書き換えが可能になっているため、車載状態のままの書き換えも可能ではある。しかしダウンロード/アップロード共に時間が掛かる上、専用の書き換え機やソフトは市販されてない為、ショップに依頼する以外の方法では書き換える手段は今のところ無い。現代のエンジンコントロールユニットは入力される情報が多く、前述の入力パラメーターに加え気圧、気温、排気ガスの酸素濃度、ノッキングセンサー等によって制御状態を変えていく。単純な表を参照する方式では入力情報が多すぎるので、ファジィ制御等を応用しリアルタイムで計算する方式が主流となった。これにより現代一般的に行われるECUチューニングはエンジンコントロールユニットのコネクタとハーネスの間にカプラーを挟み込み、入力される情報や出力された制御信号に介入し、特性を変化させる方式が開発された。本来の制御に加えて希望する特性だけを希望する時に変化させる事が出来る為、チューニングとしての難易度は大幅に下がっている。なお、
このような方式でデータをコントロールする装置をサブコンピュータと呼ぶ。しかし純正ECUの自己学習機能がすさまじく、サブコンピューターで補正した数値を補正しなおしてしまう車体も存在する為、全てがサブコンピューター制御出来る訳ではない。
この他、エンジンコントロールユニットそのものをアフターパーツメーカーがリリースする独自のユニットに交換し、それを用いてエンジンに関わる全ての制御を行うものもある。また、純正状態での制御に用いるセンサーなども独自のものに変更してしまう事もある。これは俗にフルコンピュータと呼ばれ、高度な調整を必要とするハードチューンには必須であるが、難易度は高い部類にあるほか、車の付随機能(例えばABSなど)を正常に働かせる事ができなくなる場合もあるなど、不都合を来たす事もある。
また、近年のサブコンピュータおよびフルコンピュータは、パソコンと接続してデータを書き換える機能を搭載するものが数多くリリースされており、特別な設備がなくても手軽にECUチューンをする事ができるようになった。しかし、エンジンに関する知識が無い、または希薄な者でもデータ変更が可能になった事が災いし、データを極端に変更し過ぎてエンジンブローに陥ってしまう事例が増加傾向にある。
結論「各センサーより入力される値がちぐはぐでは、バランスが崩れる」ってこと。
例えば、吸気量をUPさせて排気量をDOWNさせるとか、ECUの演算を狂わせるような信号を送るとか、燃調や電圧を狂わせるような装置を付けると、逆にサブコンの効果が現れず、デチューンになるわけね。
一概にサブコン付けたからといって、その他のパーツの組み合わせをよく見ないと、思わぬ結果になると理解しました。
以上!
Posted at 2007/12/20 22:45:44 | |
トラックバック(0) |
雑記 | 日記