プラグの熱価で迷わせてしまわぬように・・・
いっしょにお勉強しませんか?( ̄▽ ̄;)アハッ
"φ(・ェ・o)~メモメモ
「熱価」とは、プラグの電極部が燃焼によって受ける熱を発散する度合いのこと。
その度合いが大きいものが高熱価(冷え型)で、小さいものが低熱価(焼け型)
これは燃焼室内のガスの温度と、プラグの設計によって左右される。
水・吸入混合気で冷却される
。←これ重要かも・・・
低熱価プラグは碍子脚部が長く、火炎にさらされる表面積およびガスポケットの容積が大きくなる。また碍子脚部からハウジングに至る放熱経路が長くなっているので熱放散が少なく、中心電極の温度は上昇しやすくなる。
高熱価プラグは碍子脚部が短く、火炎にさらされる表面積およびガスポケットの容積が小さくなる。また放熱経路が短いので熱放散が多く、中心電極の温度は上昇しにくくなる。
プラグ温度と車速、熱価との関係は、下限温度として自己清浄温度があり、上限温度としてプレイグニッション温度という制約があって、
中心電極の温度が約500~950℃の間にあってその機能が完全に発揮される。
中心電極の温度が500℃以下の場合には、燃料が完全燃焼しない時に発生するフリーカーボンが碍子の表面に付着する。そのため、碍子とハウジング間の絶縁が低下して電気の漏洩が起こり、ギャップでの飛火が不完全となり、着火ミスの原因になる。この500℃の温度は、カーボンがこの温度以上になると、燃焼により自然に焼き切れる温度で、自己清浄温度と称している。
中心電極が950℃以上になると、電極が熱源となって火花が飛ばなくても点火するプレイグニッション(過早着火)が発生する。このため出力の低下を起こし、電極の溶損、碍子の破損にまで至ることがある。
低熱価プラグは、中心電極の温度が上昇しやすく、低速でも自己清浄温度に達しやすく、碍子部にカーボンが付着しにくい。これに対し、
高熱価プラグは、中心電極の温度が上昇しにくく、高速でもプレイグニッション温度に達しにくい。
したがってこのタイプは一般的に
高回転・高出力エンジンに適している。
「エンジンの性格や運転状況などに応じて、適切なプラグ熱価を選択する必要がある」
結論「中心電極の温度が約500~950℃の間にあるように選べば良い」ですかね?(笑)
焼け具合見るのが手っ取り早いともいう(爆)
たまにはお勉強も為になりますね!( ̄▽ ̄;)アハッ
Posted at 2007/12/19 14:04:55 | |
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