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2019年09月29日 イイね!

【週刊】ECUテストベンチをつくる(2)

【週刊】ECUテストベンチをつくる(2)
前回はECUに配線を作るところまで行きましたが、今回はイモビユニットなんかをつなげてみて電源を入れてみるテストをしてみます。

登場人物は以下の通り
・ECU(M2.10.3 か M2.10.4か分からないやーつ)
・イモビユニット
Fiat/ALFA用の3pin ⇒ OBDⅡ変換アダプタ
・OBDⅡ⇒USBアダプタ
・動作確認用のPC(息子の)
・安定化電源(PC電源改造)

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汚くてすいません。ここに来るまで接続確認テストで接続エラーしか出ず。。。ここまで2週間かかってますw

よくよく調べてみたら、ECUからの配線が1本抜けてましたw困ったら初心に立ち返り、落ち着いて対応ですな

あとアース系の配線はとりあえず全部配線しましたが、単に接続確認だったらもう少し絞れると思います。

で、いざ電源投入。MultiEcuScan(Free版)を立ち上げてM2.10.4 (TS 16V)で接続!

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むむっ!

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ISO Codeってなんですのん?どうやらお前のECUはM2.10.3やろがと怒られました。
ISO Codeって何なのかよくわかりませんが、おそらくECUの識別に使ってるんでしょうね。

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スキャンしてみたら、M2.10.3って出てきたので、M2.10.3を選んで接続してみることにしました。

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むむ!くぅー!!接続成功しました!
と思ったら、FREE版だと、155の中でもTSはなぜか接続確認まで。。。
フル機能使いたくば、50ユーロ払えと。。。

てか、お前さんM2.10.3だったのかい?とかいろいろありましたが、
まあ、とにかく接続できたから、いいんです!

次の進化の方向性としては、
・ECUからの情報を読んでみる(気合で)
とか
・ECUにスピードメータとかつけてワークベンチを豪華な感じにする
とか
・Multiecuscanに50ユーロ貢いで、もう少し深入りしてみる(払っちゃおうかなあ...)

とかですかねえ。。
もともとはイモビの謎を解くのと、ECUの情報をLCDに出力するモニタ的なものを作ってみようと思ったのが発端なのですが。

一山超えたので、なんかやり切った感出てます笑


じゃあの。

※週刊では書きません
Posted at 2019/09/29 18:33:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 電子的なやつ | クルマ
2019年09月16日 イイね!

【週刊】ECUテストベンチをつくる(1)

IT戦士ならみんなご存知、天下のオライリー社から出ているカーハッカーズ・ハンドブックという本に「ECUワークベンチ」なるものが出てきます。
https://www.oreilly.co.jp/books/9784873118239/

机上で、ECUから情報抜いたり、ECUとイモビユニットやセンサー間で流れるパケットを盗聴する!なんて実験したい人にはうってつけみたいです。
外暑いですしね。虫もいるし。
(ちなみにこのあたりを手間かけずにいくには、3pinのアルファ診断ポートからMultiEcuScanとかを使えば接続できる)

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『おっしゃ毒食わば皿まで精神で作ってやろうじゃないの、ECUテストベンチってやつをよ!』の精神でヤフオクでECUとイモビユニットを入手しました。

ちなみにECUとイモビはセットじゃないとうまく動かなそうなので、同一個体についていたブツを入手しました。が、V6用のECUがなかったので16V用のECUになりました。

オクなんかでECUとかイモビユニットをバラで売ってたりしますけど、冷静に考えて誰が買うんだろうといつも疑問に思います。(ちなみにうちにはバラのV6ECUが3つか4つくらいあります)

で、ネットかマニュアルで調べたECUのピンアウトをもとに、しこしこ配線します。
ECUハーネスがあればこの作業がなくて超楽なのですが、残念ながらハーネスは処分されたらしくありませんでした。

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ィよーしECUからの線も出せたので、ECUとイモビユニットをつなげちゃうかい?その前に結線を念のため調べとくかい?

と思ってマニュアルめくっていたら、びっくりの事実が。16V用のECU二種類あるじゃない。。
やっててよかった再チェック。16Vは以下の2つのECUがあるっぽい(少なくとも日本仕様は)

BOSCH Motronic M2.10.3 (1995モデル)
BOSCH Motronic M2.10.4 (1996モデル)

おじさんは M2.10.3 (1995モデル)で配線してました。

M2.10.3→M2.10.4だとマイナーバージョンの違いやからピンアウトは同じやろーと思って調べたら、まあまあ違うやんけ(ちがうやんけー)配線やり直しやんけー(挿し直すだけやんけー)

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で、重要なのは自分がどっちのECUを使っているかということなんですが、ネットで色々調べてはみたものの、同じ品番のECUをM2.10.3 と書いているサイトもあり。。。

そもそも本日、世界で、M2.10.3とM2.10.4についてググってるのは自分だけである自信がありますね

16V乗りの方はどうやって見分けているんでしょうか。ピンアウトが違うからハーネスも違うんだよね。もしかして日本で流通している16Vは全車1996モデルなのかなーという気もしてきた。16VスーパーがM2.10.3?アルファコードシステムの有無がM2.10.3とM2.10.4の違いな気もしてきた。でも、1995モデルにもアルファコードシステムについての記述があるなあ。。。

と色々考えた末、このECUは1997年式のものだったようなので、おそらく後者ということで配線を続けるということにします!!(ECUの中をのぞくということも考えたけど面倒くささが勝利)

ちなみにWikiのMotronicのページには、2.10.xの記述ないですね。。
ちゃんと書けください

このあたりの事情を知ってる人いたら教えてほしいです!

ちなみに前にV6のピンアウトの資料もあさったりしたんだけど、微妙に手持ちと実物と違うんだよな…ケーブル色とか…。イタリア人ちゃんとしろください

次回は配線し直して、イモビユニットにつなげてみます。

じゃあの。

※週刊では書きません

Posted at 2019/09/16 15:11:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 電子的なやつ | クルマ
2019年09月15日 イイね!

イモビライザーユニットからMasterKeyなどを復元する方法。(Zed Bull MINI 編)(2)

前回は中途半端に終わったので、Zed Bullを使ったトランスポンダーの生成について書いてみます。

Zed Bull MINIとは何か?
Zed Bullは盗難防止装置であるイモビライザーで使用するトランスポンダ(電子チップ)の読み込みや書き込みをする機械です。同様の商品としてGambitというのがありますが、Zed Bullはディスプレイと簡易的な入力が装備されており、PCを介さなくてもトランスポンダの読み込みや書き込み(クローン)ができてしまう優れものです。

またPCを介しても操作可能で、専用ソフトから読み込みや書き込みの指示をだしたり、そのほかいろいろ出来るっぽい(やってないから分かりません。。。)

GambitはヤフオクとかAliExpressとかAmazonにいたりしますが、クソなので絶対買ってはイケマセン。(Windows XPでしか動かない、苦労してインストールしてもソフトもエラーが出まくり)

ちなみにZed Bullは、Zed Fullという本職の鍵屋さんが使うツール(40万円くらいする)をオマージュして作られた私みたいな貧乏人へのプレゼントです。知らんけど

前回までのあらすじ
前回はこんな感じでした。

1.テスト用に購入したイモビユニットからチップを外しキーデータを取得した
2.Zed Bullで自分のキーをコピーした(「1.」関係ないですやん)

今日は、「1.」でゲットしたデータをトランスポンダに書き込んでみます。
とは言いたいところですが、1はテスト用に購入したイモビ+ECUユニットのデータなので、現時点では机上で動作検証が出来ません。なので私自身の車のトランスポンダーのキーコードをマニュアル入力しトランスポンダを生成。エンジンが始動可能か確認してみますw


※Zed Bullのインストールについて
Zed Bullのインストールについて、いくつかハマったので箇条書きですが記述しておきます。

・Zed Bullでは、.Net Framework 3.5 が必須。Windows10で .NetFW3.5を使おうとすると、設定で有効化する必要がある。(『.NET Framework 3.5 有効化 Windows10』でググって)

・Zed Bullのソフトウェアをインストールしても、インストールフォルダ内のファイルが読み取り専用、隠しファイルとなっているので解除しておく(v506 → v508のアップデート手順に問題あるかも)

Zed Bullの実行ファイルを「管理者として実行」しないとエラーがでる(たぶん)ショートカットからではなくexeを右クリックして「管理者として実行」して起動してください

・Zed BullをPCにUSB接続し、電源を入れてからZed Bullのアプリケーションを立ち上げる。立ち上げたらシリアルポート(COM1とかCOM3とか書いてるところ)がUSBで接続している正しいポートであることを確認して「Connect」ボタンを押す。うまくいかない場合は、デバイスマネージャでシリアルポートを確認してみる。認識されていなければ、付属CDからドライバーをインストールするとうまくいくかも。

Zed Bullでトランスポンダを書き込んでみる

で、前置きが長かったですが、キーを手動で入力しトランスポンダを焼いてみます。
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データを打ち込み...


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トラポンをこんな感じで置き、「WRITE」。
Verify含め10秒くらいで焼いてくれます。
トラポンを寝かせて置くと、認識してくれなかったりしますw
なんてセンシティブなの!!!


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(↑むかしキーレス作るときに切り刻まれた純正キーにトラポンをはめるの図)
で実車にてテストしましたが、あっけないくらい普通にアルファコードを解除することができました。

スムーズにいきすぎて、ぽっかり胸に穴が開いたようですが楽しいです。


ZedBullが欲しいと思ったら
もしZedBullが欲しいと思ったらAliExpressがおすすめです。
相場は送料込みでMINIだと3000円ちょっとくらい。大きいZedBullは9000円くらい。違いは分かりません!

理由は以下の通り
・日本国内でヤフオクとかで売っているのもおそらく中国の業者。海外発送となっており到着まで1ヵ月くらいかかる、びっくりするくらい高い送料(5000円~8000円)を設定している場合がある
・日本人が転売している場合もありますが、おそらくサポートはまともにしてくれません
・日本業者でしっかりサポートしてくれそうなところがあれば、そこから買ってもよいとは思いますが、商品が商品なのでたぶんそんな業者は存在しないと思います



じゃあの
Posted at 2019/09/15 07:40:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 電子的なやつ | クルマ
2019年09月08日 イイね!

イモビライザーユニットからMasterKeyなどを復元する方法。(知らんけど)(1)

イモビライザーユニットからMasterKeyなどを復元する方法。(知らんけど)(1)
こんにちは。

一年ぶりくらいの更新なのですが、数カ月前から思い出したかのように、イモビユニット周りを触っています。(しつこい)

で実験のために16VのイモビライザーとECUセットをヤフオクでゲットしたんですが、スペアキーとマスターキーは処分したみたいなので、「イモビライザーユニットからMasterKeyなどを復元する方法(知らんけど)」をやってみたいと思います。知らんけど。

当然ですが、これは趣味の延長線上で遊んでいるのと、イモビユニットには謎が多いので情報には責任を持ちません。また作業するにあたってはそれなりに知識や道具なんかが必要になります。

ぼくもこの一年、いろいろな道具を必要の都度そろえていたら、それなりに色々できるようになりました。投資もそれなりにした気がします。楽しいから全然良いのですが。

今回の記事では、以下のユニットを搭載している車両が対象になります。
イモビユニット(部品番号 60622718)というV2.0のもの。
60617707(V1.0)のものはダメです。

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部品番号 60622718(V2.0)は155でいうと最終型くらいのやつについてそうです。

他の車種だと、145、146、GTV、フィアットバルケッタ、クーペフィアット辺りもそうかもしれない。

あと、作業はそれなりにスキルと道具がいります。

・はんだごてをある程度使えるスキル
・Romライター
・海外のマニアがつくったAlfaCodeOneというツール
・空のトランスポンダー。日本には普通には流通していないかも。eBayかAliExpressで
 155 だと PCF7930 / PCF7931 というやつ
・トランスポンダーの読み書きができるプログラマzed-bullなど

もし、ここに書かれていることを試そうとするのであれば、自己責任は当然のこと、イモビユニットが壊れたり、キーを紛失してしまったりして、打つ手がなくなった場合にやったほうが良いかと思います。あと、そういう場合に対応してくれる鍵屋さんもいると思うので、やりたい人だけやってください。


1.イモビユニットからEEPROMをぬく
ユニットを開けて、赤丸で囲んでいるチップを外します。

外し方はこれを参考にしてください。
安心してください。全然、その通りにできませんでしたw

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2.ROMライターで情報を読み込む

読み込む際には、93C46の16bitで読み込むべし。
以下の写真のようなアダプターを用意する必要があります。

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でサクッとデータを保存しておいてください。

3.AlfaCodeOne1.0をつかう

「93c46 file」ボタンを押して、2のデータを読み込ませたらこんなんが出る。
(画面はサンプルデータ) 
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これで、マスターキーや登録済みのキーのトランスポンダ情報が分かる。
ちなみにPINコードは、緊急始動コードかと。知らんけど。


4.入手した情報をもとにキーを作る

AliExpressで購入したトランスポンダーをテストで読み込もうとするけど、読み込めない…不良品つかまされたのか...

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と思って説明書をよく読んでみると、こうやってトランスポンダーを立てて読むらしい。。。半信半疑で立ててReadしたら。。。。読めたっ!!!
(中国の人、疑ってすんません)

以下はZed-Bullという簡易トランスポンダープログラマ。
Gambitとは違いキーが一瞬で読めて感動。
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とりあえず既存のキーをコピーしたら一瞬で完了しました。

Zedbull 3000円くらい
空のトランスポンダ5個 1000円くらい

なので、手軽な遊びには良いかと思います。
そういえばトランスポンダのデータ保持期間が20年とデータシートには記載されていました。半永久ではないのか。

そういう意味でも気軽にキーのバックアップは取られた方が良いかと思います。

じゃあの

Posted at 2019/09/09 00:31:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 電子的なやつ | クルマ
2018年11月27日 イイね!

愛車と出会って17年!

愛車と出会って17年!11月30日で愛車と出会って17年になります。
一昔前は10年前の車なんて廃車直前のボロボロでしたけど、塗装技術や鋼板の技術進化のおかげで長持ちするようになったんですかね。

とにかく気に入っているので、大事に乗っていきたいと思います。

同じように古い車に乗っている人、乗っていた人、乗りたい人、今後とも仲良くしてください〜笑



>>愛車プロフィールはこちら
Posted at 2018/11/27 15:45:44 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「お気に入り http://cvw.jp/b/266085/48120629/
何シテル?   12/03 06:58
兵庫県で155V6に乗っています。 地味ーにコツコツ、モディファイしたり 修理したりしてます。 よろしくお願いします。

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