
東名から圏央、中央ときて長野道へ・・
安曇野ICで降りてしばらく行くと紅葉で色づいた山々が見えてきます。
随分遠くまで来たようです。
ようやく扇沢の駐車場まで来ました。
ここは立山への入り口・・
『立山黒部アルペンルート』に行ってきました!
ずっと行ってみたかったのですが、みんカラにてトロリーバスが今年で終了してしまうという話を聞き、今年中になんとか行かなければ!と思いやって来たのです。
まずは黒部ダムに向かい、最終目的地は立山室堂のホテル。
そこまでは乗り物を乗り継いで登っていくのですが、この乗り物こそが一番の目的だったりします(笑)
扇沢↔️室堂の往復乗車券を購入するとすぐに「間もなく出発します!」と休む間もなく改札へ急かされました。
そして早速、今回の一番の目的『関電トロリーバス』に乗り込みます。
トロリーバスとは上空の架線から電気を供給されて走るバスで『無軌条電車』と呼ばれる電車の仲間です。
国内ではこの立山黒部アルペンルートでのみ運行されている珍しい乗り物ですが、今年で運行終了となり来年からは電気バスに置き換わるとの事です。
ウイィィン・・と電車のような音を静かに響かせとても狭いトンネルの中を走っていくのがアトラクションのようで不思議とワクワクしてきます!
黒部ダム建設工事最大の難所と言われた『大破砕帯』の部分は青い照明で照らされてちょっとSF的な雰囲気。楽しい!
一度でも乗る事ができて本当によかったです♪
トロリーバスを降りてトンネルの長い階段を登ると日本一有名なダム、黒部ダムを見下ろす展望台にでました。
並び立つ岩山の美しさとダムの巨大さにただ圧倒されてしまいます・・
もっと近くでダムを見ようと外階段を降りていくと途中ででっかくて黄色い謎のオブジェが見えました。
これはダム建設でコンクリートを運んだ容器だそうです。
文字通りスケールの大きさを感じますね!
放水が一番近くで見れる『レインボーテラス』へ降りてきました。
観光放水の時期は終わっているので放水量は少ないみたいですがそれでも迫力があります!
放水の飛沫に日光が当たり虹も見えました。
レインボーテラスの近くにはダム建設の歴史と映画『黒部の太陽』に関する展示が行われていました。
171名もの殉職者を出し、7年の歳月をかけて行われた大工事の話には当時の人々の凄まじいエネルギーを感じます。
実は亡くなった私の祖父もこの『くろよん』建設に参加していたらしく、当時は大変な思いをしていたようだと母に聞きました。じいちゃん、苦労してたんだなぁ・・
そうこうしているうちにお腹が空いてきたのでレストハウスで昼食にします。
やっぱりダムといったらダムカレーでしょ!
これが予想外に美味くて驚きました!
ダムカレーだけでも何種類もありますが、私は『黒部ダムカレー』にしました。
ルーはなんとグリーンカレーです!
その上に浮かぶヒレカツもサクサクで美味しい~♪
黒部ダムはすっかり満喫したので堰堤の上を歩き、黒部湖駅に向かいました。
ここからは3つの乗り物を乗り継いでいきます。
まずはケーブルカー。
最大斜度31度という急斜面をゆっくり登り黒部平駅に到着。
景色を眺めるのもそこそこにお次はロープウェイで大観峰へ!
この標高での紅葉は終わっていましたが、黒部湖が眼下に見えきれいな景色が広がっていました。
そして大観峰から室堂までは再びトロリーバスに乗ります。
最近知ったのですが、廃止されるのは関電トロリーバスのみでこの立山トロリーバスは今後も運行されるそうです。
という事はここが日本で唯一のトロリーバス運行区間になるんですね。ずっと無くさないでほしいなぁ・・
4つの乗り物を乗り継いで標高2450mの室堂に到着しました。
ここはまさしく別世界!
峰々には雪がうっすら積もりあたりはすっかり冬景色です。
駅からはホテルが見えていたのでどうせなら遊歩道を歩くか!と歩き始めましたがこれが間違いだったようです・・
石畳に砂利道、木道と・・行けども行けどもホテルに辿り着けず足が疲れてきました・・
それに強風が吹き荒れていてものすごく寒い・・!!
いよいよホテルまであと少しという所でなんだかスゴい重機を発見しました!
その名も『五代目 立山熊太郎』!!
このトゲトゲ付きの真っ赤なスクリューで雪を掻きながら進むのでしょうか・・?
凄い迫力です!!
そして駅から一時間弱歩きようやく『立山高原ホテル』に辿り着きましたが、身体は冷えきってしまいすっかり風邪をひいてしまいました・・
でもお風呂は貸し切り状態で気持ちよかったし夕食も郷土の珍味などが食べれて満足でした♪
翌朝、ホテルを出ると暴風と霰で早速酷い目にあい、体調もすぐれませんでしたが
帰りに安曇野の小さなカフェで昼食。
ここの石窯焼きピザが美味しくてすっかり元気になり帰路につきました♪
ちょっと遠かったけど、また行きたいなぁ。
Posted at 2018/10/28 19:36:09 | |
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