はじめに
時は2023年6月。
抱き枕カバーの大手印刷所の1つである(株)フレス(大阪)のTwitter(X)でこんなツイートがありました。
https://twitter.com/fules_jp/status/1673609611474075648
【抱き枕本体 新製品テスター募集のお知らせ】
私たちのもの作り、抱き枕カバーの開発の本質は、「いかに二次元に近づく体験を提供できるか」。
品質テストにご協力頂きたく、抱き枕本体の新製品テスターを募集します。
他社にない設計の、新たな抱き枕本体です。
ご応募お待ちしております。
これまで使っていた抱き枕本体は埼玉の(有)ブロスエンターテーメント製の「Chara@ マシュマロ改エキスパートエディション熟練者用」(以下「マシュマロ改EE」)。
「他社にない設計」に興味を惹かれ応募してみたところ、運良く当選したためにレビューブログを書いた次第です。
梱包
梱包と中身はこんな感じ。配送は見たらわかりますが佐川。
抱き枕の本体は100%圧縮された状態で届きますが、大抵は大きなダンボールがほとんど。
今回はビニール袋に入った状態で届きました。(直販だとこの梱包とのこと)
マシュマロ改EEはリネン袋に入った状態だったので、ダンボールの様に処分に手間取ることなく片付けができて楽だなぁと感じました。
まさか佐川の雑な扱い対策なわけ…ないか
なお、我々オタクは気にするであろう品目欄は
衣類・寝具・雑貨
でした。間違ったことは書いていませんね。
スペック・本体寸評

外皮生地は先程「他社にない設計」と書いた通り、一般的な(オタク向け商品としての)抱き枕本体でポピュラーな2wayトリコット編みやスムースニットとは異なり、ダンボールニットをベースに作られているとのこと。
(
https://fules.jp/withaqua/next/参照)
そのためかどうかは不明ですが、ポリウレタンの混紡率は9%と控えめな値ではありましたが、ストレッチ性は一般的なトリコット生地の本体であるマシュマロ改EEと同等かそれ以上に感じました。
また、本体の外皮はカバーをズレさせないために起毛加工がなされザラザラした感触になっていることがほとんどですが、今回のウィズアクアNEXTはツルツルとまではいきませんが控えめな感じでした。ただし後述する通り膨らみが強いのでカバーのストレッチ性でズレを防止するアプローチなのかもしれません。
綿はポリエステル綿。封入量は2.2キロで総重量は3キロとのこと。
現行のロットではこれ以上の情報はありませんが、実はもともと「ダクロンかさ高 中わた使用」を謳っていました。
(厳密には「ダクロン フレッシュ」。
https://futon-tsuyuki-ec.com/hpgen/HPB/entries/5.htmlがわかりやすかったです)
調達先がインビスタから綿メーカーに切り替え、商標が使えなくなったとのことでこの表記になっているそう。
少し脱線してしまいましたが、ダクロン綿のメリットは
「ウォッシャブルであること」
基本枕は洗うことを想定していないものがほとんど。
実際この価格帯の抱き枕の中では唯一手洗い推奨とはいえ洗濯可能な本体となっています。
復元・カバーをつけて使ってみる

ここからが本題。
圧縮袋をカットして側面をポンポン。
二日間放置したものが写真左です。
メジャーで簡易的ではありますが採寸してみたところ
・長さ(縫い目の上端と下端)
174cm
・厚み
28.5cm
・太さ(一周)
130cm
でした。
一般的にH160cmxW50cmが一般的な抱き枕カバーで大丈夫なの?と思うかもしれませんが、十中八九ストレッチ性がある生地なので装着に苦労しますが大丈夫です。

実際にカバーを付けてみるとこんな感じです。
(カバーの生地はしろもうふの桜餅です)
本当に大きく立ててもシワが少なくピシッとした剛性感があるのにむぎゅっと抱いてみると不思議な柔らかさ。
ここみんカラらしくクルマで例えるなら「高級車のエアサス」みたいな感じです。
抱いてみるとまさに
「おにく!!!!!!!」な感触。ほっぺをぷにぷにすると癒やされる感じがものすごくしました。
マシュマロ改EEは硬さに重きをおいた本体で今回のウィズアクアNEXTとはベクトルの異なる本体ですが、「キャラクターをシワなくしっかり2.5次元に召喚する」点と「抱いてみて疲れずに癒やしてくれる」点は添い寝派である自分にピッタリな感触でした。
逆に分厚い分硬さは控えめなので、ルパンダイブを多用するアクロバティックな方ですと柔らかさが仇になってしまうかもしれません。
Q:リピートする?
A:
YES!!
Posted at 2023/08/06 11:04:51 |
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