タービンブローって何で起こるの?って聞かれてたので、知ってることだけ。
どんなに丈夫な物でも消耗品に変わりはありませんので、いずれは壊れる物でしょう
ただ金属疲労やシール類の劣化以外に壊れる(壊す?)一番の原因はオイル管理になると思います。
オイル管理は大事ですね。エンジンも壊しちゃいますからね。
なんでオイルなのかというと、タービン内部はは羽が付いた軸が高回転して無理やり空気を押し込む役目をしています。
軸が円滑に高回転するためにはオイルが必要ですが、このオイルが劣化してくると最低限の潤滑効果もなくなり金属同士が直接摩擦することになってしまい、結果 焼きつきを起こしてしまいます。
なので、劣化したオイルのまま負担を掛け過ぎるとタービンを壊します。
要はエンジンブローもタービンブローも同じです。
オイル効果がなくなり、直接金属同士が摩擦することで起きるのが主な原因と思われます。
使用内容によって対応年数は全然ちがってくると思いますが、きちんとオイル交換しながら普通に街乗りしているだけなら、10万キロくらいで壊れはしないのでは?
街乗りでもガンガンフルブーストで乗ってれば別ですが・・・
逆にオイル交換せずに乗っていると、3万キロでもアウトの可能性があります。
スポーツ走行を楽しむなら、それなりのオイルがいいと思いますが、街乗りなら普通のオイルで十分かと思います。
問題はきちんとメンテすることです。3000~5000キロ毎、距離を走らなくても半年毎には交換したいですね。(スポーツ走行後油温が120度を超えた後なども)
ちなみに俺がブローしたのは金属疲労によるものだったようです。
サーキットで老体に鞭打って負担かけてましたからね・・・
サーキットにて最終コーナーを立ち上がりホームストレートを全開で加速したら、キーンという嫌な音が聞こえたのでアクセル即抜きしましたが、白煙ボン!
しょうがないのでコースサイドから退場・・・
キーンって音がタービンの羽とハウジングが干渉して出る音なんですね。
幸いアクセル即抜きが効いたのか、欠けた羽はエンジン内部までは達していなかったよでエンジンは無事でした。