羊たちの沈黙

怖い映画ですが、これもリピートしてしまいますね。

クラリスを演じるジョディ・フォスターがただただ美しいのもありますが、やはりこの作品で際立つのはアンソニー・ホプキンスですよね。登場する最初のシーン、独房でクラリスを立って待ち受けるレクター。瞬きせず、じっとクラリスを見つめるあの立ち姿だけで恐怖感を抱いてしまいます。

最後のシーン、「古い友人を食事に…」と電話を切って、その友人の後を歩いて行くという。これ、他の人のレビューを見て知ったのですが、レクターの猟奇的な嗜好を暗示したものだという解釈ができるのですね。なるほど。主役ではないはずが、完全に主役を「食っちゃってる」感じ。