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今日から11月。めっきり秋。

秋と言えばいろいろある訳で、一つ、読書の秋。去年の今頃だったか、村上春樹を読みまくった時期があった。

今ではもうきっかけを思い出せないけれど、「海辺のカフカ」「ノルウェイの森」「羊をめぐる冒険」「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」「スプートニクの恋人」あたりを読んだ。その後、短編集なんかを経て「ねじまき鳥クロニクル」を読み始めたのだけど…。

3部目の途中で挫折。残虐な描写がちょっと辛くなってきたのと、子供も増えて読む暇がなくなってきたのが原因かな。

で、最近また短編集から復活。

村上春樹作品で大きく心を動かされたという記憶はないのだけど、作品ごとの不思議な世界観が印象に残っている。あと、喩えによる表現も味わい深い。

意外というか、「村上ラヂオ」みたいなエッセイを読むと難解な作風とは違って、親しみを感じる。

ねじまき鳥の残りを読もうか、ちょっと迷っている。