こでさんのブログ一覧

よく見かける名前でありながら、これまで読まずにいた東野圭吾の本。先週、ふと本屋で見かけて買ってみた。

正味、3日ほどで一気に読めた。読み易い。

ところどころ、いかにも話を方向付けるための出来事がちょっと気になる。穴を開けたコンドームが見つかっちゃうとか。登場人物にもあまり深いものを感じず、すーっとページが進んでいたけど、平野社長が登場してピリッと展開が変わったように思う。

特にこあるべきという答えが導かれて終わっているわけでもなく、最後のイマジンが歌えないシーンで終わるのが印象的。

結局は“切れない”ってことなのか。

これ、映画になってるのね。

という訳で、もう少し東野圭吾作品を読んでみようと、早速帰りに本屋に寄ってきた。年内に読めるかな？