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横山秀夫作品。

検死官の倉石を主人公とした短編集。主人公なんだけど、どの話も倉石が登場するものの、視点は別の人を中心に進む。渋い…この倉石は渋い。

中でも「餞（はなむけ）」という話がジーンと来てよかった。この話で出てきた「自慢の息子を持った母親は自殺しない」といった内容の倉石の台詞がとても印象に残っている。

な～んか他の作品でもこのような台詞を見かけた気がするんだけど思い出せない。何だっけ？