※ 本日ブログが2つに分かれてしまいました。
ファンベルトテンショナーですが、ベアリングのみを打ち換えすれば圧倒的に安上りです。油圧プレスがあれば楽勝でしょうし。
で、その「リスク」って、結論から言うと「明確には判らなかった」ということになります。よって、全然打ち換えしても「問題なし」かもしれません。
ベアリグのシール部分に、
・スズキ純正 :6010DU2
・汎用ベアリング:6010DU
とあったので、この違いについてメーカーに問い合わせしてみたんです。(だから、11月の時点でリスク有と判断)その回答は、以下のようなもの。
・DU,DU2はいずれもシール材を指している
・DU2は密閉性を高めたシールである。
・シールがDU2というだけでは、メーカーとしてはベアリングの正確な仕様は判らない。但し、DU2を使用するという環境を考慮し、特殊なグリースを指定していたり、熱処理をした部品を使用していたりという可能性がある
・つまり、DU2の代わりにDUを取り付け使用してた場合、早期に破損する恐れがある。
・よって、DU2の付いていた機械の製造元より同品を購入するのが適切
というものでした。いちユーザーに対して、凄くシッカリした回答をいただけて、感謝ですしこのメーカーの信頼性がグっと上がった感じです。
シール材としては、例えば以下のような種類が考えられるようです。

使用温度範囲によって、適切な製品を選ぶ必要があると思います。
仮に、DUはニトリルで、DU2はポリアクリル だとします。エンジン直近の部品としては、熱環境の高い方を選定してても不思議ではないかなと思います。
これらの事から、個人としては打ち換えには「リスクがある」と整理しました。実施している方を否定するものではないです。むしろテストしてみたいですが、自家用車ではちょっと...
因みに、6010の部分が同一なので、打ち換える事自体は問題ないようです。番号の意味は以下の通り(1枚目画像の箱の記載の仕様で見ると)
6 単列深溝玉軸受(軸受型式)
0 10系列(寸法系列)
10 10×5mm(内径番号)
DDU 接触ゴムシール 使用温度-10~100℃
CM 電動機用(内部すきま分類)
~ 以下、参考(約7万走行のベアリング)~
・回転は新品より全然軽い。
・エンジン始動し、メカニックサウンドスコープで音を聞くとシャラシャラ音が聞こえる。
・朝イチ始動時に、少しの間「高い音」が発生する
グリスは残存していました。が、一部硬化しており、ザラつきもあり
すき間が開いてしまって、カシャカシャするような感じはない。よって、まだまだ使用継続しても、直ぐに問題が発生するような状態ではないと思われます。
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Posted at
2023/03/25 13:57:53