業務都合で、三重県「伊賀」に行くことになった。初めて訪問する土地、且つ列車移動ということで、ルートに関しては、色々な調査が必要になった。
驚いたのは、移動工程5.5時間のうち、名古屋から先2.5hはローカルな路線で移動することであった。「亀山」だとか有名な地域で且つ、伊勢に行く上は通過点になるであろうエリアにも関わらず...
・名古屋からは終点亀山まで「JR関西本線」を快速で移動。2両編成
・亀山から伊賀上野まで、「JR関西本線」を1両編成(編成というのか?)で移動
・伊賀上野から、伊賀鉄道伊賀線で、目的地である「上野市」に
途中の、亀山での乗り換えの際には、「遠くに来たもんだ...」と強く感じ、乗り換えや乗降時の手順が全然わからず、不安でしかなかったが、紙の切符なので、問題が発生しても説明がしやすい という所だけが、心のよりどころになった。
ICカードの普及で、新旧方法が入り乱れており、車内アナウンス説明がながれるものの、駅毎に方法が変わったりっするので、初めての利用では凡そ理解しがたい。
そんな中でありながら、漸くたどり着いた「上野市」はそれなりの観光需要があるようで、かなり立派な駅前環境だったのが興味深かった。
東京駅のホームは、海外からの観光客でさながら異国の駅のよう
亀山駅 JR関西本線(加茂行)
伊賀上野駅前にて 松尾芭蕉は、「伊賀」の出身らしい...
伊賀鉄道 「忍者」というブランド力が満載

つり革が「手裏剣」の形
上野市駅 別名「忍者市駅」らしい...
行きは、JR駅で新幹線含む切符(紙)を買ったので、池袋 ~ 伊賀上野までのJR区間はすべてその1枚で事足りるので、普通の感覚にちかい列車移動であった。
一方、帰りは、移動工程を伊賀鉄道の上野市駅前で検索し、
・まず新幹線を「スマートEX」で押さえ(チケットは、ICOCAに飛ばして)
・名古屋までは、ICOCA(鉄道ICカード)で乗車。
・東京から自宅最寄り駅まではモバイルSuica
という方法によるチケットレスで移動した。
確かに新幹線のチケットを取る手間は便利かもしれないが、まったく便利感は無かった。そもそも、ICOCA じゃなくて モバイルSuica でいいはずだが、ローカルなエリカの設備が、ICカードはOKだけど、モバイルはダメとか想像できない問題が発生すると、乗り遅れ等の心配があってイヤだからだ(結局のところ、ICOCA でなくてOKらしい)
こういう事を駅の係員に聞いても、説明が下手過ぎ(自身の理解力不足か)て全く理解ができないし、係り員に聞くために並んで~分からない説明を聞いて~時間を浪費して~乗り遅れ というような最悪のシナリオを、ついつい考えてしまい現代の便利なシステムを利用しきれないのである。
キャシュレス決済で、紙の切符を買うというのが、一番便利と感じる。歳を取ったもんだとまた強く感じる旅であった。
Posted at 2025/04/20 09:56:06 |
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