
今日は、フロントアームのブッシュ交換を終わらせるつもりでした。
気温が高くなることが予想されるので、6時過ぎ位から開始し3時間も掛からないだろう位の計画でした。
作業し易いよう、ジャッキで上げてタイヤも外して臨みました。
最初の異変として、フロントアームのホーシング側のボルトのうち、前側が妙に抜けません。アームにテンションも掛かっていないし、ボルトも新しいものなので、サクッと抜けるはず...
そして、抜けたボルトを見てみると、「曲がっている」

写真では判りにくいですが、実物は抜いて直ぐに気づく位。スズキ純正の強度10のボルトなんですが、理由が分かりません。
曲がったものは、仕方がない。ボルトは代替品があるので、復旧できる。
なんとか取り外したアームのブッシュ交換にかかりました。
こっからが、散々だったわけです。
アームの両端のブッシュは、順調に抜けました。そして、中央に位置するブッシュを抜こうとしたのですが、コイツがビクともしません。何度かチャレンジしているうちに、「バーン!」という音とともに、材料類が弾けてしまったのですが、原因は押し出しに使用していたブレーキピストンに穴が...
結局、抜けないブッシュはあきらめ、抜けたほかのブッシュの圧入に取り掛かったのですが、こんどは、ピストンの淵が欠けてしまい、部品がズレたことで、新品ブッシュを変形させてしまいました。
それでも、何とか作業を継続して、とりあえず、走行可能な形にはすることができました。でも圧入がキチンと中心まで押し込めていないことや、そもそも交換できなかったブッシュもなんとかしなければなりません。
こうなると、自宅ではどうしようもないので、後日 例のファクトリーにて対応してもらおうかと思っています。
結局、2個の新品ブッシュを変形させてしまいました。やり方も悪いんでしょうが、6tプレスだと押しだしが、ギリギリということも分かりました。
このところ、順調に作業出来ていたので、今回の失敗は、ちょっと心がやられてます...
Posted at 2022/05/29 12:45:38 |
トラックバック(0) | 日記