JB64,JB74のECM書き換えを行った後は「学習」させることを目的に、最初は色々な走り方をする という事を言われるかと思う。これはそんなに頑張らなくても、長く乗っていれば、おのずと色々な走り方をすることになるので、慌てて無茶苦茶な運転をしなくても大丈夫だと思う。 そもそも、不具合を発見するための「色々な走り方」ではなく、早めにECMのパフォーマンスを発揮させることが目的としているのだから。(学習が遅かったとしても、パフォーマンスが劣るわけではないし)
JB43の場合、別に学習はしない。よって、書き換え直後には目的のパフォーマンスとなっている。が、今は「色々な走り方」でテスト走行ということを意識している。
この場合、ただ漫然と走るだけでは、人間が不具合に気づくのが遅れるので、普段とちがう変化させた運転を行う。例えば
①1500rmpから5速でスロットル全開で加速
②急坂の坂道発進
③長い下りを、ずっとスロットル全閉で下り続ける(エンブレのままレッドゾーンには入れてはいけないが、それなりの回転となるよう)
等を実施する。①はノッキングの具合とか、徐々にでも加速できるか ②は発進時にストールしないか ③はカブらないか
こういった問題が発生してないか、なるべく早期のうちに発見することが肝心なので、結構頑張ってます。
実は、これらはe-manageでの経験があってのこと。②はスタート時、ガバッと開けるとエンストしてしまい、坂道発進で苦労したし、③はカブってエンストを経験してからは、適当にスロットルを煽りながら対処するなどを経験した。②は調整ですぐに対応してもらったが、③は説明が難しく、しばらく言い出せずに我慢して乗っていた。(最終的にはこれも調整した) ただ、想像ではあるが、「調整」で事象を目立たせなくしたのであって、根本的な解決はなかったのではないかと思う。
その点、やはり純正ECUは出来が良い。②や③はまず心配無用と思っている。でも①みたいなことや、ゼロヨンのような叩き込むようなシフト操作にキチンと違和感なく反応するかどうかはシッカリ行っておきたい。
今回、JB43のECM書き換えを行って、満足のいくパフォーマンスが得られたとしても販売対象になるのかは、正直難しいんじゃないかと思う。基板に直接電極を当てて、データ通信するという方法は、なかなか安定した作業ではないし、万が一、基板上に何か落として短絡~ECUパンクというリスクも負い難い。
発送のために JB43のECUをケースごと外すのは結構面倒だし、クルマごとファクトリーに来てもカーステ配線等ユーザー後付け配線が邪魔で基板を抜くことが出来なければ、元もこもなし。そんなことを容認してでも、フィールアップを望むのであれば、問い合わせしてみると喜ばれると思う。(うちのはM13だが、M15,16,18だったら現車セッティングしたい!とか言い出しそう)
全然関係ないが、かなり久しぶりに「STiKA」を引っ張りだしてみた。
Windows11にもドライバアップデートで対応できたので良かった。
リアクオーターガラスのステッカーを張り替えようと思って、お試し作成してみた。

店舗で運が良いともらえるステッカーには無いデザインなので「却下」されたら、このままお蔵入りです...
Posted at 2024/03/10 22:33:46 |
トラックバック(0) | 日記