
実は、金曜日に実施した冷却系のメンテナンス以降、エンジンチェックランプの点灯に悩まされていた。
結論からいうと、電装カプラの接続ミスによるものであった。これは今朝になってたまたま発見し、カプラを「カチッ」と押し込み、チェックランプが点灯しないことを確認。
今回、大きくメンテナンスをした直後に発生した異常だったので、色々な方面から問題となるようなことを調べることになってしまった。その原因も作業中のミスや不適切?作業によるものが影響し、範囲を広げざる得ない状況としてしまった点は、今後も自分で(可能な範囲の)クルマのメンテを実施していく上での課題となった。
冷却系の作業、特にサーモスタットを交換するにあたっては、作業手順をかなりシッカリと練って対応した。手持ちの工具で対応できるか、部品を外していく順番、それに伴う消耗品類の準備については、実作業を進める中でも問題は発生しなかった。ただし、復旧についてもっと慎重に考え、作業進行中の画像記録やチェックリスト等を作って対応した方が良かったようだ。当日中に復旧する計画で進めているので、触った所は「覚えている」前提で作業を進め、且つ作業終盤の疲労による気の緩みからミスに繋がったものである。
チェックランプ点灯原因として考えたのは、以下の通り
① 復旧時に、クーラントを入れてエンジンを掛けて冷却系のエア抜きをやる際、作業で外した「 ISCバルブ」の コネクタを繋ぎ忘れたまま、エンジンを始動したので、途中で「チェックランプ」が点灯した。(水温確認のため、運転席を覗き込んだ際、チェックランプに気付き、エンジン停止し、コネクタを忘れを発見) このエラーがECUに記録されてしまいセンサー復旧をしても、記録の読み出しがされて、点灯してしまう?と仮定をした)
② サーモスタット交換のために、これまでやってきたクーラント交換では抜ききれない(と思う)冷却水経路までクーラントが抜けたことから、アイドリング程度ではクーラントが行きわたらず、一時的に水温がかなり上がったという認識があったこと。
③ スロットルの清掃の際に、エンジンクリーナーを使用し、ISCバルブのある所までクリーナーを吹き込んで清掃したことで、ISCバルブ故障又は、ECUにまで故障を広げてしまっているかも?ということ(後のネット検索で、スズキの一部車種ではISCバルブにケミカル材を用いた清掃はご法度という記載を見付けた)
仮に、これらの要因のどれか?であったとしても、特定しなければ対策できないので、何の異常を検知しているか、OBD2から読みだして点検にあたるのが近道と考えられることから、JB43Wの7型に適合する診断器はどれなのか?通信
プロトコルは何を使っているのか?という検索にかなりの時間を要し、実物(エンジンルーム)に目を向ける時間が少なかったのも反省点となる。
今回のチェックランプの原因は、ウエストゲートバルブのカプラーが中途半端な位置までしか差さっていなかった事であった。土曜日丸1日、以下のループに陥り悩み続けた
・エンジン始動してもチェックランプは消えない
・エンジンを止め、一端バッテリーのマイナス端子を外し電装系をリセット
・エンジン始動すると、チェックランプは点灯しない。(近所を一回り走ってきても点灯しない)
・エンジンを停止。
・もう1度エンジンを掛けると、チェックランプが点灯する。
こんな事象であったため、上記原因の①が有力と思い込んむ → OBD2診断器で確認&記録消去 を対策方法として計画したが、冒頭のとおり今朝になって、たまたまカプラの未接続を発見。
復旧により、チェックランプの発生は無くなり、走行試験も問題ないことを確認。
吸気系まわりは、センサー/電装類の宝庫で作業後の復旧は、慎重さと接続不良(差し込み不足)に気を付けるべく、今回の反省点を踏まえ、忘れそうな位置のものには、黄色ペイントを施した。
ウエストゲート バルブ 今回の原因箇所。気になる点としては、作業でカプラーを外した記憶がない...(外す必要もない)
ISCバルブ トルクスネジ止めなので、手持ち工具でセンサー部分のみを外せないので、工具を買いにいくべきか悩んでいた。今回スロットル毎取り外した際に、カプラーを外したが、復旧時に接続忘れをしたところ。
圧力センサー やはりスロットル取り外しの際に、カプラーを外した。
スロットルポジションセンサー 今の43ではないが、以前乗っていたクルマで接続忘れがあったことから、以降気にかけているセンサー
エアフロ ある意味、一番先に見たところ。スロポジ同様に気にしている箇所。(ここ抜けていると、多分始動しない? → いえ、始動できました。後日記)
--------以上、会社の障害報告風に書いてみましたw
と、そこへ 今回色々と検索した結果、発注したブツが届いた。
・JB43W 7型に適合する、安物のOBD2試験器は、見当たらなかった。
・通信プロトコルは、「ISO 15765-4 CAN」らしい。
・試験器という程ではないが「おもちゃ」を発見したので、買ってみた
iOBD2 という製品:ISO 15765-4 CANに対応しているようなので
早速使ってみると、iOBD2 と iPhoneはペアリングできました。(当たり前か)ですが、肝心の車両とのデータ読み出しがイマイチ。
何度か、「通信障害!」後、各種測定データは読めたが、「診断」は1度も成功できず(測定データも、大体は通信障害で読めない)
iOBD2 mini と 車両の通信なのか、iPhoneとの通信なのかハッキリした事はわかりませんが、今のところ使用に耐えるレベルではないので、バージョンアップ等を期待しています。
Posted at 2022/04/24 12:06:42 |
トラックバック(0) | 日記