サイバーナビ(AVIC-CW900)での音楽再生事情　その３

 
さて、USBメモリ上の曲順を完全制御できるようになりましたが、
そもそも論として、
「フォルダごとに音楽データを整理する」
というのが面倒なんですよね。

普段、iTunesを使って音楽データの整理をやってるので、
iPhoneみたいに、プレイリスト作って一発同期！とかできると便利ですよね。
でもiTunesだとappleデバイス以外は同期できないんですよね・・・

というわけで、
そういうフリーソフト無いかな～と思って色々と調べてみましたが、
用途に完全に合致するものはありませんでした。


ただ一応、MusicBeeというソフトがそれっぽい感じで使えるみたいです。
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/musicbee/

MusicBeeの主なポイントは以下の通りです。

・iTunesライクに曲データの管理ができる
・iTunesのライブラリをインポート可能
・m3u形式のプレイリストに対応
・ポータブルデバイスに曲データを転送可能

曲データの管理という面では、個人的にiTunesよりも使いやすそうだと感じました。

同期する際、
「プレイリストごとにサブフォルダを作る」というオプションを有効にすると
プレイリストごとにフォルダ分けして転送してくれますし、
ファイル名の先頭に連番を自動付与もできます。

ただし、
・フォルダの複数階層に対応していない
・ディレクトリエントリの並び替え機能はない
というのが残念なところです。
まぁ普通はいらない機能なので仕方ないですね。

サイバーナビがプレイリストファイルに対応していれば何の問題もないんですが・・・


そういうわけで、
全部できるソフトが無いなら作ってしまえ～
ということで作っちゃいました。

それがこれです。



曲データの管理はMusicBeeで行うことにしました。
MusicBeeは、ライブラリをm3u形式でそのまま保存することができるので、
それを読み込んできて、ポータブルデバイスに転送するソフトです。

フォルダの複数階層にも対応してますし、
ディレクトリエントリの書き換えも自動でやります。
ただし、ハイレゾは全く聴かないので、mp3にしか対応してません。

このソフトを使うと、

① iTunesでCDを取り込む（今までの名残）
② mp3tagでタグデータの調整
③ MusicBeeのライブラリに読み込む
④ MusicBeeでプレイリストデータを整理
⑤ 自作ソフトで同期したいプレイリストを選択してSSDに転送

たったこれだけのステップでSSDに曲データを同期することができます。
曲データの管理はMusicBeeで一元管理できるので、すごく楽です。

タグデータの調整いらなければ②は端折って構わないですし、
データの取り込みもMusicBeeで良いよって人はiTunesすら不要です。

ソフトを作るのには結構時間がかかってしまいましたが、
CD借りてきてSSDに追加するまでが、かな～り楽になりました。