
業務としては年度末の3月30日。
何とか日が変わる前に自宅に到着。
そして、
3月31日土曜日。
なお、4月1日の頒布は午前2時からとのこと。
であれば夕方までに前乗りをしておけば300台程度ある駐車場に何とかたどり着くであろう。
と思ったが、

張り切ってしまいお昼についてしまった。

しかも、そこそこ駐車場混んでいる。
だが、この判断がのちに正しかったと思い知ることになる。

駐車場に停め、簡単に車中泊の準備をする。
※結局、三峯神社では車中泊は出来なかった。その理由は後々わかるのだが。
とはいえ、まだまだ時間もあるので、
駐車場の後ろにアウトドア用の椅子を広げ、晴天の空と山を眺めながら軽めの昼食を取る。
幸いにも風もないが、3月の山はまだ肌寒さを感じる。
車中泊では窓ガラスなど外気に触れるところは断熱シートなどを使って塞いだ方が良いという。
その理由が、
断熱シートなどで覆うことで車内の温度が下がるのを防いでくれる。
それと、車外から車内の様子を見られる心配がないという防犯面で役立つのだという。
本当は目張りするようしっかりと断熱シートを窓ガラスに貼り付ける方が効果は高いのだが、そこまでする必要はないかと思い、テープなどでは貼り付けなかったがそれでも効果はあった。
朝出発したこともあり、眠気が襲って来たので少し昼寝をすることにした。(朝にとことん弱いんです。低血圧ではないのですが)
先日、購入したマット。
ふかふかとまではいかないがなかなかいい仕事をしてくれる。だいぶ床の固さを和らげてくれる。
だが、外はわりと涼しげな気温にも関わらず、日差しが車内の気温を上がり、やや寝苦しくなる。
窓は少し開けておく。昼間でかつこのような場所なので、防犯面はそれほど心配はないだろう。
微かに入り込む春とも冬とも言える季節の風が車内に涼しさを届けてくれ、心地良い。
その心地良さを感じながら1、2時間程度、昼寝をしたところで、
コンタクトレンズを外し、眼鏡にし、バスタオルを用意。
車中泊する上でトイレが近くにあることは極めて重要である。
SAなどはやはり車中泊にはうってつけですね。
ですが、
お風呂というのはなかなかない。
一泊程度は我慢出来る方もいらっしゃると思いますが個人的には毎日入りたいタイプなので、出来ればお風呂が近いところがよかったりします。
ここ三峯神社には宿泊施設があり、当然、温泉があります。
ただ温泉に関しては日帰り温泉が出来、宿泊者以外でも入ることが出来ます。しかしながら、日帰り温泉は夕方の17時までなので少し早いですが、早めのお風呂に入ります。
と、その前に

参拝をします。
この鳥居はいつ見ても威厳を感じる佇まいです。

その脇には既に行列が並んでいます。

見えてきました。
青銅製の鳥居です。
青銅のその色合いが先ほどの鳥居と違い違った風格を感じさせてくれます。
青銅の鳥居をくぐり、その左手に手水舎へ。

どことなく中国などアジアを感じる造りなんですよね。

気づかない方もいらっしゃいますが、この手水舎の天井にもまさに絢爛豪華な彫刻が施されております。

見事な色合いの龍。
ではありません。
実は蜃(しん)という伝説上の生き物なのです。
蜃(しん)とは、蜃気楼を作り出すといわれる伝説の生物。古代の中国と日本で伝承されており、巨大なハマグリとする説と、竜の一種とする説がある。蜃気楼の名は「蜃」が「気」を吐いて「楼」閣を出現させると考えられたことに由来する。霊獣の一種とされることもある。
〜 Wikipediaより〜
現世と幻の間の世界にあると言われるから蜃気楼を作り出す蜃がここにはいらっしゃる。ということなのでしょうか。
残念ながらそこまではわかりませんが。

並ばれていますねぇ。
こんな秘境の地にも関わらずこんなにも人がいるなんて本当にすごいですね。
色々と願いを込めてお参りをし、さっそく温泉へ。
露天風呂などは残念ながらありませんが、お風呂はやはり気持ちいいです。
温泉水はどこからか調達している模様です。
お風呂から上がり、ぽっかぽかの状態でコーヒー牛乳を飲み干す。
お風呂上がりのコーヒー牛乳って、なんでこんなに絶品なのでしょうね。
お風呂から上がり、車へ戻る際、散歩しながら絶景を眺めます。
本当にここは秘境の地なんだなと思わせてくれる景色。
無音の空間。
本当にまったく音がなく、ただただそこに景色が広がっている。
たまに聴こえてくるのは穏やかな鳥のさえずりのみ。
自然とおだやかな気持ちとさせてくれます。
他にも三峯神社には施設があるので、
色々と堪能。
なんだかんだ寄り道気分でお風呂上がりから何時間もかけて車内に戻ってました。
戻りながらスマホを広げるとある異変に気づきます。
どうも電波の入りが悪くネットの繋がりが良くない。
これは一体どういうことか。
昼間はきちんとネットに繋がっていたので、電波が入らないエリアであるわけではない。
だが、電波塔がこのような秘境の地にそんなに豊富があるわけではない。と考えるとそれだけここに多くの人がいるということになる。
車に戻った時、それが確信に変わる。
駐車場はもう満車状態。
駐車場入口にはもう駐車待ちの車が待っている状態。
その車の向こうにもたくさんの車の列が見えていた。
この写真は駐車場からおおよそ100m以上離れたところ。これよりも更に向こうにもまだまだ車の列は続いており、この時点で既に最後尾がどこなのかはわからない状態である。
時間はまだ18時前である。
今、駐車場にいる車がすべて白の氣守待ちであれば、少なくとも1日の午前2時までは7時間はずっとこの状態である。
夕方にここに着くことを想定していたら、
もしかしたら俺もこの列にいたのかもしれない。
それはもはや車中泊とは言えない。
結果的に早めに来ておいてよかったのである。
つづく。。。
Posted at 2018/07/14 15:31:01 | |
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