
レンタルカートが終わった後、
すぐ目の前のアクティビティをやろうと思ったのですが、
午前中は貸切とのことだったので、
秩父周辺の観光でもしようと秩父の中心地へ。
このPICA秩父から西武秩父駅などへは車で15分〜30分もしないくらいの位置関係にあり、思いのほか近いのです。
そんなわけで向かった先は、

秩父駅にほど近い秩父神社へ。
創建自体は明確にはわかっていないですが、秩父を代表する三峯神社と同様に少なくとも1500年以上の歴史を持つ神社です。
祀られている神様は四柱で、
八意志兼命(やごころおもいかねのみこと)
知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
秩父宮雍仁親王(ちちぶのみややすひとしんのう)
となります。
八意志兼命は、
天照大神が天の岩戸に引き篭もってしまった際、天照大神を岩戸から出すための案、知恵を出した神様です。
そのため、知恵を司る神様と言われ、学問の神ともされています。
知知夫彦命は、
ここらへんの地域を支配した初代の方です。祖先は八意志兼命で知知夫彦命は10世孫と一般的には言われているそうです。
天之御中主神は、
天地開闢(てんちかいびゃく)の神とされています。
天地開闢とは世界の始まりのことだそうです。
実際、この神様が何者なのかはよくわかっていません。基本的に神様のことが記されている書物は聞き覚えのある「古事記」と「日本書紀」のどちらかですが、「古事記」では神々の中で最初に登場する神でありながら、「日本書紀」では記述がないそうです。
※正確にいうと「日本書紀」では天御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)として記述されている。
なお、この神様は鎌倉時代に合肥されたとのこと。
秩父宮雍仁親王は
大正天皇の第二皇子で、昭和天皇の弟です。

写真はありませんが、
社殿には日光東照宮でお馴染みの「眠り猫」を彫刻した左甚五郎作の「子宝・子育ての虎」や「つなぎの龍」などが施されています。
またユネスコ無形文化遺産に登録されている例祭「秩父夜祭」はこの秩父神社のお祭りです。
さてここでは実に面白いおみくじがあります。

その名も水占いみくじ。
まずはここで好きなおみくじを引きます。
しかし、おみくじを開いても何も記載されていません。

それを境内にある小川におみくじを浸します。
すると、

こんな感じで文字が浮かび上がるようになる一風変わったおみくじです。
ビニール袋も用意されているので、良い内容のおみくじは持ち帰ることが出来ます。
吉凶以外におみくじ自体にも種類があるようです。
大吉と出たけど、果たして願いは叶うのでしょうか。
Posted at 2018/09/23 16:13:31 | |
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