2008年07月03日
味わい深い一服を味わえるのは僅かな湿度のおかげだろうか。
なにかと世間では誹謗中傷されるこの季節だが気にしないことにしている。
いつの季節も晴天も雨天もあるわけで、わざわざ梅雨の晴れ間などと定義する必要性を感じない。
ユニセックスな時代にあっても石鹸一つで所かまわず洗い流し
リップクリームや脂取紙も日焼け止めも持たない男にとって
ロードスターで受け流す風”はその都度その季節ごとに心地良く
群れ集ったロードスターが1台として同じではない、あの魅力に
相似している。
季節を彩る芳しく美味な果物や野菜の栽培に適した南限と北限
の豊穣の帯を纏ったこの『美しま』では尚更である。
無垢なる者たちの嘆きの滴が我が身に降り注がないのなら
それだけでロードスターの疾走には幸いなのである。
シルク麻のカーテンの様な雲は太陽神の威光を程よく和らげて
くれるからむしろ有難い。
水辺に煌き戯れる光はたちは新緑の木々に舞台をかえてその草花や大きく広げた葉を艶めかせて見せてくれる。
妖艶なまでに美しいこの地の名もなき道を往くロードスターは
何と調和に満ちて美しいのだろう。
NAからNB・NCへと遺伝子を引き継いだ流麗な後ろ姿は
ポルシェ356やジャガーEタイプのヒップに遜色ない美しさ”
と言えば言いすぎだろうか。
ロードスターをロードスターに相応しいテンポで疾走させることが
可能手足を持つ貴方ならば、無人の野菜販売所も、山波と水面と太陽が主役で織り成すミュージカルも、沿道から笑顔で手を振ってくれる無垢な人達の笑顔もを見逃すこともない。
好きな歌を口ずさみながらマニュアルミッションを堪能しギアを
NA6自慢の2速にシフトアップしたその時に好きな曲のサビがリンクした瞬間などは密かに高揚する。
だから目的地へオープンで移動しているときの方が楽しい。
目的地ではその場に映えるロードスターを通して周囲に視線を
巡らすから決してソフトクリームや串焼きや名産品に心を奪われ
視界からロードスターを外すことは・・・よっぽどの美女がこちらを見て微笑み掛けない限りありえない・・・。
Posted at 2008/07/03 17:37:01 | |
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ロド☆ライフ | 日記