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2013年12月03日 イイね!

「倍返し」って業種によっては当たり前どころか良心的だと思う

流行語で大賞が4つも?

甲乙どころか丙丁までつけ難かったの?(大人の事情?)

四つということは、東西南北みたいな感じ?
四神でいうと青竜、白虎、朱雀、玄武みたいな感じ?

そもそも流行り言葉に大賞とか意味がわからない。
順位をつける意味は?
たんにお祭り騒ぎしたいだけなんでしょう。

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行語大賞は過去最多に RBB TODAY 12月2日(月)17時49分配信

その年に話題となった新語・流行語を選ぶ「2013 ユーキャン新語・流行語大賞」が2日発表され、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」や、TBS系連続ドラマ「半沢直樹」の「倍返し」など、過去最多となる4語が大賞に選ばれた。

 例年に比べて流行語の“当たり年”とされる今年。激戦必至といわれた同賞は、テレビドラマのセリフとして人気を集めた「じぇじぇじぇ」「倍返し」のほか、予備校講師の林修さんがCM等で使った決めセリフ「今でしょ!」や、2020年の東京五輪開催の実現へ向けたIOC総会のプレゼンテーションでフリーアナウンサーの滝川クリステルがPRした「お・も・て・な・し」と、前人気の高かった4語が同時受賞となった。

 そのほか、トップ10には「アベノミクス」「ご当地キャラ」「特定秘密保護法」「PM2.5」「ブラック企業」「ヘイトスピーチ」の各語が選出された。
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もう来年から世相を表す漢字もひとつじゃなくてTOP10とかでいいんじゃない?

さて”倍返し”の話です

むかしむかし、あるところの電子部品の営業部の新人だったとき、初めて担当営業所の営業マンから返品依頼があったときに上司に相談したら

「返品倍返し!」と一言

意味がわからなかったので問うと
「返品金額の2倍の注文をもらうのが返品を受ける条件!」と言われた。

言われたときは、相手にも事情があるのだろうから、そんな条件を出さなくても良さそうなものだと相手がかわいそうに思えたのだが、それは月報を書く段になって当然のことだとわかった。

月報には前月の実績と今月(確定)、三月先までの見込みを出さなければならない。
材料の仕込みから組立て検査、入庫まで三月かかるからというのがその理由。



倉庫は販売金額の約一月分の在庫でまわしていた。

販売が半減したら在庫は二月分になるし、倍増したら在庫は瞬間的にゼロになる。
そうならないように販売見込み、生産計画、在庫計画が連動していた。

毎月の〆、期毎の〆を過ぎて返品を受けるとその分は当然、販売金額が減るので計画達成の足を引っ張ることになる。

たいていの場合、返品理由は、ケアレスミス。
営業マンか業務の入力ミスが一番多かった。

そんなうっかりさんのために 販売が安定しないのは経営上よろしくない。

仮に給料が100%歩合制だった場合、B)パターンのように例だと返品を受けた月の給料はゼロでもいいの?
もし返品金額のほうが多くて売り上げがマイナスだったら給料返納するの?

通常は、ほかの商品の販売もあるから単月での販売金額がゼロやマイナスにならないが、高額商品の返品なら計画比大幅減なんてこともありえる。

返品を受けたものがまた売れたらいいけど、どこにも売れなかったら長期滞留在庫→陳腐化→廃棄処分となるかもしれない。
売れない在庫も資産なので税金がかかるし倉庫の使用料も嵩むので持っているだけで負債みたいなもの。
転売先を探す手間もかかる。

仕様変更など加工してでもほかに転売できたらいいのだけれど、いずれにしても片がつくまで、手間隙と後ろ向きの仕事のストレスが常にかかる。

それを考えたら”倍返し”では割に合わない。
余計な仕事が増えるのだから。

それで、2倍発注してもらった分は、販売が増える右肩上がりの好景気ならすぐに消化されたが、そうでない場合は過剰在庫になる。
その場合は、見込みの部分、先行三ヶ月の中で調整して適正在庫にする。

三ヶ月先の見込みがゼロでもまだその分は製造ラインに材料を投入していないし、転用もしやすいし、最悪、材料があまって廃棄することになっても加工前の方が損害額も少なくてすむ。

汎用品ならまず材料が余ることはないけどね。


ずるがしこい営業マンは、考課、賞与の査定が終った後にそういう悪い材料を出していたっけ。
もっと悪い営業マンだと人事異動の時期だと知らん顔して転出して、後任が負の遺産の処理をさせられる場合もある。

ころころ担当者が替わる営業所は要注意だった。
責任の所在が不明確になるからだ。

部品を使うメーカー(カスタマー)、間の商社、営業所のそれぞれの担当者が変わったらもう、誰のミスかも分からなくなるので、本当の意味での再発防止の対策ができない。
つまり、また、ミスが発生する確率が高い。

そういえば一番、発注ミスを繰り返していたのが、某半島のL○と○星(今のサ○ソ○)だった。
あっちの担当者の明らかな発注ミス(品番、数量もれ)を指摘しても認めない。
納期直前になって、急に必要になったと注文を入れてきて何とかしろの一点張り。
作るのに三ヶ月かかるからと三ヶ月以上前から注意喚起してるでしょ?
今後の再発防止策を示さないと今回の緊急注文は受けられないよ?
といっても
自分の非(ミス)を認めない。
あくまでも急に必要になったと繰り返す。

それならほかの部品の注文書はなんで三月前からでてるのよ?
カスタム部品だから、ほかで在庫があったとかありえないし。

とにかく、話にならないのが某半島の企業だった。


後年、何でも屋的な部署になり新製品から海外展開、陳腐化品まで扱ったことがある。

長期滞留在庫、陳腐化在庫を処理するのに発生原因と再発防止の対策が必要(現実に出来なくても書類上必須)なので、該当の納入先の担当者に確認すると
「担当前のことだから分からない」
「前任者に聞いても分からない」
「前任者は退職したから分からない」
と逃げられる。

当時の担当者まで辿っても
「昔のことだから覚えていない。そんなもん適当に頼むよ!(作文しろ!)」が一番多かった。

パターンも決まっているし書類上必要なことなので作文はするが、頻繁に問題になる取引先と担当者には、くぎを刺す意味でもきつめに追求をした。

さすがに一品番で数億円になる件については、詳細な報告書が必要になるので、当事者を探しだして話を聞いた。

とくに車と携帯電話用の部品は数量、金額が大きくて大変だった。

決算が黒字か赤字か微妙なときは、処理を一部来期に持ち越すとかね^^;


陳腐化した部品を廃棄処分する際にメンテナンス用に確保する数量も決めるのだが、自動車関係だと対象モデルの生産終了から10年分を提示された。

総生産台数に一定の故障率を乗じて、年間このくらいの数で10年分ねって感じで必要数を決めるのだが、故障が多いと部品が足りなくなることもある。

そのときは、無理やりにでも再生産(新製品開発と同等の費用がかかる)が必要になるが滅多に無い。


また、陳腐化処理の書類作成時期は、3月、9月の期末前の1~2月、7~8月に調査、ヒアリングしサービス休日出勤で仕上げる(資料の持ち出し禁止、平日残業規制、休日出勤規制)はめになる←これって、手足を縛っておいて、仕事をしろって言ってるようなもの。

まぁ、無理やり余計な仕事をしている(リストラで人員大幅減された後だった)のは、組合も分かっているのと、一番寒い頃や夏休みにわざわざ見回りには来ない。

もし万が一、組合の見回りに見つかったら「自己研修です」と言い訳する。
(自分勝手に会社に出てきて研修しているんです。見逃してください。刑事さん)

会社としては休日なので、空調は止まっている。
2月は室温一桁で風邪を引き、8月は室温40℃以上で汗だくになった。

上司に空調を入れてもらうようにいうと個別には出来ない、フロアごとになるから費用がかかるので却下♪

数億円の処理をするのに必要な仕事をする人間の体調より空調費用の方が大事らしい。
風邪を引いたら引いたで体調管理がなってないって言われるのだ。

当時、ヒートテックとかなかったので、スキー用の防寒をしていたけどそれでも寒かった。

本当に従業員をドレイ扱いする職場だなって思ったとさ。

Posted at 2013/12/03 14:50:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | TV,ニュースネタ | 日記

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