
ここ最近…いや、ずいぶん前から症状としてはありました。
レヴォーグのステアリングギアボックスからの異音。
停止時にハンドルを左右に振るとガコッガコッという音と、踏切や砂利道を走るとステアリングシャフトの奥の方からゴトゴトという音が出ます。
それもだんだん音が大きくなってきているんです(-_-)
ただ自分が気にしすぎているのかもとも思いました。笑
でも、兄のXVはもとより家にある車で全部試しても音すら出ない。(-_-)
ステアリングのセンター付近の感覚も鈍く、修正舵を当てることも多々。
これは完全に不具合だわ( ̄∇ ̄)
とショップに相談。
リフトアップしてもらい、音の出どころを探ってもらうとやはりステアリングギアボックスっぽい。
通常ガタの出やすいところで言うと…
タイロッドエンド。
ロアアームボールジョイント。
この辺りがほとんどらしく、ショップでもあまり対応したことがないらしい(・Д・)
でもそのショップのお客さんでVAGでも似たような症状があって相談を受けているとのこと。
とりあえず一旦様子見として、部品代の見積もりをしてもらうことにして引き上げました。
後日。
買い物ついでにショップに立ち寄って情報収集。
部品屋に問い合わせてもらっていたようで…
ステアリングギアボックスAssyの
その金額…ナント
148000円ナリ
…( ゚д゚)ダロウネ
まぁ、工賃含めたら20万弱…
中古車なので、メーカー保証の継承もしてないし、足回りの改造をしているので、特別保証を使うことはできないそう…
数年前の車であれば、通常このような修理が有れば、リビルト品を使うようなのですが、レヴォーグではまだリビルト品が出回っていないとのこと。
(リビルト品なら新品の6割程度の値段)
電動パワーステアリングということもあって、スバルの現行車種はほぼ無いと言っていいらしい(ㆀ˘・з・˘)
というのも、最近のクルマは分解整備ではなく、アッセンブリー交換が主流。
例えばドライブシャフトブーツが破れたとして、通常ならグリスアップしてブーツだけを交換するのでそこまで修理費は高くならないはずなんですが、スバルはシャフトごとの交換になるので修理費がバカ高い(゚ω゚)
昔のクルマの修理費の相場が当てはまらなくなってきているわけです…
整備士の方いわく、部品をわざわざ分解して整備をしなくなった(できなくなった)ので最近のディーラーとかだとある意味ノウハウが無くなってくるのも仕方ないかもとおっしゃっていました(つД`)ノ
リビルト品がまだ出回って無いのもそういうことなのかもしれないです。
でも、まだ望みが一つあります。
それは。
バックラッシュ調整というもの。
ステアリングギアボックスはラックギアとピニオンギアで構成されています。
通常歯車というものは互いの歯を噛み合わせて駆動するため、多少の隙間ができます。
この隙間のことをバックラッシュと言い、クルマ関係ではトランスミッションやデファレンシャルギアにも大きく関わってくるワードです。
同一方向に回転する歯車であればこれはあまり気にならないんですが、ステアリングに関しては左右に動くことになるので、ステアリングを振ったタイミングでこの隙間の分、音が出ることになります。
これは走行距離を重ねていくとどうしてもギアが摩耗して隙間が広がるので発生する確率としては無くは無いんですが、今までそんな調整をしたクルマは家にはなかった(ㆀ˘・з・˘)
そしてステアリングギアボックスにはそのバックラッシュを調整出来る機構があります。
それがこれ。(他車から引用)
ここを調節することで、ラックギアにピニオンギアを押しつけてバックラッシュを軽減させるというもの。
一見DIYでもできそう?なんて思いましたが対応する工具もないし、もし調整を誤れば重ステになったり最悪機構を壊すことになるので、相当熟知した人でないとやってはいけません(^_^;)
これで直る保証はないですが、試してみる価値はあると(^_^;)
とりあえず今はそのまま放置中ですが、気になって仕方ないですね( ̄∇ ̄)
重要保安部品なので出先で何かあると嫌だから長距離移動もあまりしたくなくなる(・Д・)
症状をよく観察しておこうと思います。
不本意ながらいろんな部分の不具合からどんどんクルマの仕組みについて学習していくやーのんでした( ̄∇ ̄)
【補足】
過去にC型〜D型にかけての一部でステアリングギアボックスのリコールがありました。
該当はしないけど、まさか関連があったりして。。。
おわり。
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2020/05/30 10:05:57