2022年09月08日
先日参加させていただいた。
筑波サーキットで行われた。
MFCT筑波ラウンドのイベント自体がとっても良かったこと
また、自分の走行も恥ずかしいものではなかったので
・MFCTの競技の流れや走行内容のポイント(ロードスターのポイント)
・注意事項や4脱について
動画を交えて説明したいと思います。
私の参加クラスは
ND ロードスターNORMALクラス
タイヤは
195/50R/16
BRIDGESTONE
BS
(大事なことなので二回)
POTENZA Adrenalin RE004
です。
MFCTはタイムアタック競技なので
1周にすべてをかけることを求められます。
全てをかけるとはつまり一番タイヤ、エンジンなど車がトータルで状態が良い最初のアタックラップで一番速いタイムを出すことを目指すことです。
具体的にいうと
理想的なタイヤ空気圧、熱入れの状態に車を持っていき
クリアラップで自分の理想の走りをしないといけません。
競技1枠目はピットロードからスタートし
パレードランが行われます。助手席に誰かを乗せられます。
この場を慣熟走行に使い
その日のコンディション、路面状況を確認し
理想の走り方を決めます。
ぶつけては仕方がないので雨が降っていたり
セッティングを外していそうならあきらめるというか切り替えることも大切です。
パレードランが終わり
その理想のために競技開始1周目は普通にサーキットを走るのでなく
ブレーキをかけ、そこそこ加速しまたブレーキをかけます。
そうすることでパッドからローターが温められて
その熱がタイヤに伝わりタイヤの空気圧が上昇します。
またタイヤ自体もある程度暖められます。
タイヤの種類やコンディションによってはこれを1周だけでなく2周3周とした方が良くなる場合もあります。
私の場合は走行直前の冷間空気圧を
左前200 右前210
左後190 右後200
にセットして
アタック時の空気圧を
前240
後220ほどになるように狙っています。
単位書くのめんどくさいです。
そうして理想の状態に持っていきます。
今回は
最初のコースインが申告タイム順であったのと
競技1周目は追い越し禁止なので、前とのクリアを十分にとりつつ
上記を行うことで2周目に安全にタイムを出しに行けますが
3周目にアタックしたい場合は後方の車を上手に避けつつクリアを作らないといけません。
タイムアタック競技はすべての参加者のモラル
尊重の上にはじめて楽しく成立するものなので
意図して邪魔をしたり自分のことだけを考えて走行してはいけません。
ですので慣れないうち
うまくできない場合は流れのままに私のように2周目からアタックすると良いでしょう。
結果的に私はそうして正解でした。
タイムアタックなので1周のタイムのために
アタックラップ前の最終コーナーはストレートの最高速重視で曲がることをお勧めします。
そしてアタック開始です。
1コーナーを止めるブレーキから徐々に曲げるブレーキに変えつつステアリングを切り込んでいきますが
NDロードスターではここの2速の落とし方が難しいです。
ブレーキを踏みながら4-3-2と落とすのはそれなりに難易度が高いので
最初はブレーキをただ踏んで十分にスピードと回転数を落としてから2に入れたり
自分のようにブレーキを先行してテンポを遅らせてから4-3-2と落としていくと良いと思います。
下手にシフトダウンするとオーバーレブの可能性があるのと
NDロードスターのギア比の問題で3-2にするときだけ
アクセルで回転を上げて回転数を合わせる量が
3に落とすよりもかなり大きいです。
これは自分の中でもうまくいっている方だと思います。
2にうまく回転が合わないとシフトロックという状態になりリアにブレーキがかかり
オーバーやあまりにひどいとそのままスピンして流れて止まらなくなりかねません。
アタックの1コーナーを失敗しては仕方がないので攻めるなりに大切な
丁寧な落ち着いた動作が求められます。
出口優先で右の縁石を舐めるように直線的に立ち上がっていき
1ヘアピンへ向かいますが
ここではブレーキを踏む瞬間にはハンドルをまっすぐにすることが大切です。
出来ていません。
MFCTアドバイザーの
TCR JAPANの加藤さんに指摘していただきました。
受け売りです。(ほんとは自分でわかっているつもりで気を付けていたのですが足りませんでした。アドバイスありがとうございます。)
また、1ヘアピンには内側にカントがついているので
ここにうまく乗ると良く曲がれるので
その点からこの走行よりもより内側を走った方が良さそうです。
そして十分に頭をいれてから丁寧にアクセルを開けて踏んでいきます。
そしてダンロップですが
ここはできるだけ早く左に寄っておいて
右に時間をかけてアクセルを抜いてしっかり姿勢を作って曲げて左の縁石でコースアウトしない程度にはやくアクセルを踏んでいけるととっても速いです。
この走行は私の最もうまく曲がれた走行ですが
うまいひとはこんなもんではないです。
また、上手く曲がれないと下記動画のように4輪脱輪します。
これは今まで4脱ギリギリ大丈夫だと思っていた走行でしたが
走行後にしっかり4輪脱輪していたのでコントロールタワー3階に呼ばれました。
間違いなく出ていました。
車載を見てもギリギリ大丈夫に見えるのですが。
ちゃんと出ていました。皆さんこうならないように踏んでいきましょう。
勉強になりました。しっかりとっていただいてありがとうございました。ご迷惑をおかけしました。
そして80Rは、先ほどの縁石の後にわりと早めに左にハンドルを切り
しっかり頭を入れて内側に向けないと右の縁石まで膨らんでしまって危ないです。
また、この時に左に曲げるのも無理やりエイヤ!と曲げるとオーバーが出るので
はやい中にも丁寧なステアリングワークが求められます。
わかるまではダンロップは意図的にスピードを落とし気味にして
スピードやラインに余裕をもって踏むと良いと思います。
そして第二ヘアピンに入りますがこの走行はわりとまともに曲がれている気がしますが
ここも1ヘアピンと同様にカントがあるので
もう少しはやくインについて良さそうです。
そうすることでこのアンダーもマシになるかと思います。
ここも出口優先でしっかり頭を入れてアクセルを丁寧にでもなるべくはやく開けていきます。
この走行では丁寧にしすぎてもう少し早く踏めた気がします。
裏ストレートを気持ちよく踏んでいったら最終コーナーですが
ここはゴールラインにはやく到達するために
なるべく内側に向けながら
優しく長い曲げるブレーキをしながら丁寧にシフトダウンをします。
ここのシフトダウンもめちゃくちゃ難しいので
ブレーキを優先してしっかりスピードが落ちてから
回転合わせのアクセルを踏みながら3に落としてそのまま加速するのも良いと思います。
私は若干失敗しています。
イメージとしては右側の赤と白の縁石が来る車2-3台前くらいで一番右に曲がる状態に持っていき
アクセルを徐々に当てながら縁石がくる頃にしっかり内側について
ハンドルは少し戻すような意識を持ちつつアクセルを当てていき
右側の縁石を避けるようなイメージで踏んで出られるのが理想だと思います。
アタックの最終コーナーで失敗するのもつらいので
丁寧にアクセルをあけていくと良いと思います。
以上
MFCTの簡単な流れと
それなりに頑張った自分なりの走行の解説でした。
ぜひ参加されていない皆さんは、気軽に参加を目指してみて
参加されていてこれを参考にされる皆さんはお役立てしていただいて
より良い走行、アドバイスを広めていただいて
そんなやり取りから、さらに素敵なイベントになればなと思います。
MFCTいいぞ~
Posted at 2022/09/08 22:07:01 | |
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