
デモカーでのデモンストレーションにはCDとDVDを使っています。
CDは交換が面倒なので、編集・圧縮してCD-Rに焼き直しています。
さて、どんな曲を使っているのか質問をいただいたのでいくつかネタバレします。
僕の持ち物なので、ぶっちゃけ個人的な音楽趣味に基づいていると考えていただいて結構です。(^^
●サラ・ブライトマン 「Time To Say Goodbye」より
「Time To Say Goodbye (Con Te Partiro) 」
http://www.hmv.co.jp/product/detail/504055
いきなりトップギアです。
サラの透き通ったソプラノとアンドレア・ボッチェリの図太いバリトン、そしてバックに響き渡るフルオーケストラの圧倒的広がりと深みを楽しめる。
この曲をきちんと聴かせられるカーオーディオはほとんどないんじゃないかな。
曲最後のサラの長いヴィブラートがキンキン痛いツィーター設定になりがち。
MODEL 5.1+フルレンジSPでココがキンキンするようならFOCUSの設定を見直して下さい。
3曲目「Just Show Me How To Love You」も絶品。
●ケニー・G 「At Last...the Duets Album」より
「I Believe I Can Fly - Kenny G & Yolanda Adams」
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=915659&GOODS_SORT_CD=101
細く優しく続くソプラノサックスとヨランダのスキャットの透明感にしばし酔い痴れる37秒後、いきなり襲い掛かる超低音バスドラムとベースで始まるAメロ。
シンプルな重低音だけに抑えたリズム隊バックに、ゴスペル出身のヨランダと優しいサックスが絡み合いながら熱を帯び、最後のリフレインは並みのシステムではヨランダの声量に悲鳴を上げるだろう。
●カール・リヒター 「バッハ:オルガン作品集」より
「トッカータとフーガ:ニ単調」
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1755936
ワンポイントステレオ録音されたと思われるリヒターのパイプオルガン名演奏。
WOWモードは2.1ch再生なのに、前後左右そして天井から降り注ぐ圧倒的な量感のオルガンとその反響音・残響音に包まれ圧倒される。
足元で鳴っているはずなのに全方向から聴こえてくる立体音場を車内に再現できるカーオーディオは、今のところ世界でMODEL 5.1のみ。
教会でオルガンに頭を垂れるのは、神のごとく人間を押しつぶさんとするかのような圧倒的な音の圧力のなせる業か。
邦題「たらり~鼻から牛乳」。(笑
●カシオペア 「Vintage 2002」(DVD)より
「Street Performer」/「Drum Solo」
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1858445
どにもかくにもドラムの音、特にバスドラムを再現するのは難しい。
ミッドウーファーでは倍音しか鳴らない、サブウーファーでは追従できない。
TruBassの真骨頂「シャープな重低音」が、録音の良いこの音源で初体験できる。
サブウーファーの「ぬぼーん」ではなく、バスドラム本来の腹に来る「どっ!」を、神保彰のツインペダル超速3連符キックで堪能。
フロントウインドウから飛んでくるキレのいい生ドラムとスラップベースのサウンドは、他のカーオーディオではまず味わえないリアリティ。
●ミナコ・オバタ 「BRAND NEW DAY」より
「So Good」
http://www.amazon.co.jp/BRAND-NEW-DAY-MINAKO-OBATA/dp/B00005GX13/ref=sr_1_5/249-2331874-6104356?ie=UTF8&s=music&qid=1186466959&sr=8-5
西海岸の一流プレイヤー達が揃った演奏もさることながら、ヴォーカルの力量もハンパない。
低音域にバランス力点が置かれたミキシングにより、5弦ベースをきっちり鳴らすのが並みのシステムでは不可能。
ガッシリした低音土台の上にヴォーカルの輪郭がクッキリと浮かび上がり、ピアノとギターがきらめきを添える。
ビル・カントス、デイヴィッド・ガーフィールドなど超一流どころのプレイも一聴の価値アリなので、オークションで見つけたら手に入れてみてください。
毎年イヴの晩は彼女のライヴで過ごします。
●エリック・クラプトン 「chronicles」より
「Blue Eyes Blue」
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=428443&GOODS_SORT_CD=101
語るまでもない大御所。
澄み切ったアコウスティックギターにどっしり乗ったヴォーカルの「立ち」、ドア幅を大きく超えて左右に広がった女性コーラスに包まれる感覚は、カーオーディオでは味わえなかった幸福感。
ぜひ一度。
●アキコ・グレース 「Manhattan Story」より
「PULSE FICTION」
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=615710&GOODS_SORT_CD=101
ピアノトリオ。
深みあるベースの胴鳴り、レンジの広いピアノの音質の安定性、シンバルのアタックとサスティーンを堪能。
ウッドベース自体がそもそも再生困難な楽器であることに加え、名器スタインウェイ&サンズの低中音と高音が等しい音色で再現されているか、厳しく聴いてみたい。
●小澤征爾/ウィーン・フィル 「ニュー・イヤー・コンサート2002」より
「ラデツキー行進曲」
http://www.hmv.co.jp/product/detail/73689
日本人がウィーンで初めてタクトを振った記念すべき「ニュー・イヤー・コンサート」をTVで聴いた方も多いはず。
ここはアンコールの「ラデツキー」を。
ステレオではただの平面音だけど、WOWモードではオーディエンスの手拍子が目の前、ステージがフロントウィンドウのずっと向こうにあることが明確になる。
演奏後のスタンディングオベイションでは、なんと後ろの聴衆からも拍手が飛んでくることがはっきり聞き分けられる。
ワンポイント・ライヴ収録音源のWOWモードでの醍醐味は、まさに自分もソコにいるかのような全方向から包み込まれる環境音のリアリティです。
「ブラボー、オザワー!」と立ち上がってみましょう。(頭上注意)
●絢香 「First Message」より
「三日月」
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=991437&GOODS_SORT_CD=101
まぁ知らぬ人はいないであろう大ヒットJポップ。
キレイに伸びるハイトーンヴォイスとピアノのコントラストに聴き入ってると、3分24秒で猛然と立ち上がるディストーションの効いた重く太いベースライン。
「こんなに重い音が入ってたなんて知らなかった!」と多くの方が驚く。
バランスよく再生することの難しさを思い知らせてくれる音源だけど、どうしてこんなに重く荒々しいベースにしたんだろう?
オススメのデモネタがあったらぜひ教えてくださいね。