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元Gureのブログ一覧

2016年05月14日 イイね!

保存版・珍車PART616

保存版・珍車PART616 いやー、やっぱりクルマはトヨタとホンダですナ、日産?三菱?ロクなもんじゃねぇ(汗)

てな訳で今回はホンダの名車を久々見つけたのでUP!!

これは根強い人気で現在でもコレクターが多く存在しますよね、90年代頃なら稀に可愛らしく街中走っているのを見れましたがさすが現在ではそう走る姿は見かけない、イベントなどでは結構いるのでしょうが…

⇒『昭和45年(1970)N360E型ホンダNⅢ360DX』!!

“プアマンズミニ”“和製ミニクーパー”として現役時は勿論生廃後も高い人気を誇るN360、当時軽の王道だったスバル360に対抗して2輪のホンダがこれにぶつけて67年に発売、一気にスバルを撃沈し王道の座を奪ったのは有名です。

現車は70年に2度目のMCを受けた最終型のN?360、マスクを大幅に変更しNのスペシヤリティバージョンである『ホンダZ』と共通するマスクになったモデルですね!

個人的にはN/NⅡのオリジナル顔が好きで後年遊びクルマで手に入れたのもこちらでしたが後続がより4輪車らしい『ライフ』になり快適度は増しながらも面白味が薄れましたんで今ならNⅢでもOKですわw

↓67年型ド初期のN360!! 現行N-ONEはこれをモチーフ!


                 
あっ、若い世代では『ライフ』と聞くと近年に存在したモデルを連想するでしょうがNコロ(N360の愛称)の代替わりで72年〜75年に存在した元祖ライフの事ですんで…

現車、R点の内外CD、E/gも不調で程度は決して良くはないながら少しの手直しでまだ活躍できそうな個体、Nコロもまともに動くものも少なくなってきているので単純なエンジンですから何とか再生して欲しいモノです。

↓北の地域からの出なのでボディや下廻りのサビが気になるところですね〜


Nコロはまんまイギリスのミニクーパーを模倣したモデル、スタイリングデザイン、まだ当時では珍しいFF機構にバイク技術を応用したドックミッションやそのままバイクから流用した空冷4CY2気筒OHCエンジン等が話題、従来の軽には見られない31ps(ツインキャブ付きは36ps)というパワフルさと車室空間、そして随所には本田宗一郎さんらしいアイディアと工夫が見られホントこのクルマは60年代の自動車創世記の傑作だと思います!

↓C評価だけあり室内インパネはイイ状態!


インパネはNⅡ/NⅢになるとこのように違和感なく“自動車のインパネ”なんですが初期モノはなんだか機械の操作部みたいな出で立ちでしたっけ、これが嫌で必死にNⅡを探したのを懐かしく思い出します。

↓定番ワタナベがよりミニク−パーを彷彿させますね!


前後ともボディの状況が痛々しいですが46年経過を思えば全然!サブロクなら遊ぶように手直しもできますしDIY感覚(エンジン除く)でこんなのを弄ってみたいもんです。

↓NⅢはこの喰い付き顔が可愛いボディに似合わず好みではなかったですが今見てもピラニアみたくてwww


走行は当然ながら?不明、ボディも色替えですしR(事故)落ちですしね、外装も良くないので落札額は思いのほか安いですがその分整備費用/レストア代に使えるってモンです、綺麗に手直し&整備されたらこれも3桁近くまで行くかもしれませんね(^^)/
Posted at 2017/12/01 22:36:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ホンダ | クルマ
2016年05月08日 イイね!

保存版・珍車PART615

保存版・珍車PART615
今回はOLDトラックの巻、走れ走れいすゞのトラックです!

これももう殆ど見なくなりました、さすがに排ガス規制が緩い地方でも30年超の古さですからね、見かける事も殆どなくなりましたがまだまだコイツも海外、特にいすゞが強い中近東では現役だと思います、この出品車も恐らく海越えてそこに行くのでしょう。

⇒『昭和57年(1982)いすゞSSH571型セルフローダー車』!!

ロボ顔ってヤツですねー、この型は72年に『いすゞニューパワーZ』シリーズとして登場、大型トラックの増t化に伴いハイパワーになっていった時代のいすゞの回答作でした。

エンジンも当初は直6でデビューいましたがV8、V10、V12とシリーズを増やし現車のFrグリルにもある『V10SS』が愛称になるほどこのモデルはハイパワー多気筒のイメージがあります。

現代の燃費重視の直6インタークーラーでハイギアードにて苦し紛れで走るのとは違い多気筒、大排気量ならではのBigトルクががいかにも大迫力!私がトラックを触り出した10年以上前でもさすがに数は多くはなかったですが下取りや貿易用落札車輌などで何度か転がしました。
燃費は目を覆います(L/2kmとか)がV10/12はもう速いというレベル、排ガス規制も無縁、リミッターも無縁の時代の大型車は環境的には如何なものかですか乗ってストレスないのは断然こちら!

出品車はそのV10SSのハイジャッキ=セルローダー、重機運搬車とも言われるモデルですね。

82年型ですので最終モデル、翌83年に次期型『810』にバトンタッチしていますからね、長く続いたこのシリーズ、79年にMCがなされ新たな規制となる安全窓採用と共にマスク意匠が変更され通称゛ロボ顔”になっていますね、因みにこのロボ顔からはニューパワーとは言いません…

↓走行は不明ですが元年のタコメーター装着との事なのでそう驚く距離ではないと思われます。


総合3、内装Bは働くOLDトラックとしては高評価、前オーナーに大切にされていた証、まだまだ1軸目と2軸目のタイヤ外形が異なる時代の4軸低床でこれは小回り効かず運転は独特、慣れてしまえば何ともないですが幅寄せ等には神経遣います。

↓さすがB評価だけありシートや内貼りは以上に?綺麗!


ロボ顔になってからより前期のニューパワー時代のモデルの方が昔は良く見かけ特にダンプやこのセルフのような建設系車輌ではUDに次いで多かった印象、ロボ顔になってからはパワー、エア装備も充実しましたがニューパワーの時代はまだトラックが漢の時代?ボンネット型に較べるとそれでもマシでしたがこれも動かすにはそれなりの体力を求められるクルマでした。

↓とかく荒れ易いセルフの荷台ですがこれはかなり状態がイイ!


とかくエゲつない位に厳つかったこの時期のトラックですがいすゞはディーゼル4社中、一番ジェントルだったかな?日野やUDは後ろにつかれると道譲りたくなる程凶悪な顔してましたからね(笑)

↓ロボ顔がニューパワーの怖さ?を和らげた後期モデル、キャビンも手直し不要でしょう…


出品は東、落札は3桁近くで落とされていますが残念ながら今これを国内で乗るにはかなりの改良が必要、DPF等がそれですがこの改造は車輌価格以上に高額ですしほぼ貿易で間違いないと思います。

乗用車に較べ古いモデルもかつては結構残っていましたが最近ではほぼ輸出され尽したようでなかなかオークションにもこの年代のトラック、少なくなってきましたぁ(-。-)y-゜゜゜
Posted at 2017/12/01 22:31:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ
2016年05月05日 イイね!

保存版・珍車PART614

保存版・珍車PART614 Gueとしては珍しく外車やってみましょー!

外車は専門外、何故か幼き頃から国産にはキチガイと言われるほどのめり込みましたが同じ“自動車”ながら何でしょう、貧乏育ちでしたからねー、縁がないとハナから諦めていたからなのでしょうかね(*_*;

そんな中、子供時代でも比較的目にしたのがベンツ、育った横浜は港の方に行けば富裕層や本職、そして米軍住宅もあったのでアメリカ人もよくベンツで港町を流しておりこれにはやはり自分には縁のないクルマと解り切ってはいましたが目を向けずにはいられませんでした。

そんな中でもSLシリーズは“高級車”=セダンとはまた違ういかにもキザでいかにも遊び人風の少し悪っっぽい感じが洒落ていて憧れたかも、特にオープンは絶対自分には似合わないクルマながらこれが似合う成り上がり?になってみたいもんだw なんて思って眺めていた気もします(^^ゞ

⇒『昭和52年(1977)C-107024(R107)型メルセデスベンツ450SLC』!!

縁も興味もないのでそれほどベンツを知っている訳でもない、ただただこの頃のSLはその雰囲気が好きでしたし当時住んでいた街に高級住宅街がありそこにロックスターの豪邸が存在、そこのこのSLの真っ赤なのが停めてあり噂では奥さんのクルマとかでしたが時々用もないのにその家?クルマ?を見に行ってましたっけ…

見に行くと言っても相手は大スターの豪邸です、高い塀に囲まれSLはおろか家だって屋根位しか見えない、そこで友達とその豪邸を見下ろせる少し離れた山に登ってそこから双眼鏡で眺める、泥だらけになりながらそんな事していた中坊時代を思い起こしますw

さて、現車、R107、昔はよく見かけたものでした。

勿論庶民がそう簡単に変えるような代物ではなかっやですが国産車ではまだまだ2ドアのパーソナルカーなんてのはほんの一握りの時代でしたから当時の粋なお金持ちはこれ乗っていた方が多かった気がします、同時期のセダンタイプ(W116)と並び変な言い方ですすがBMやジャガーがまだそれほど走ってない時代に最も馴染み深い高級車だったのでは?と感じます。

↓E/g不調はあるも外装はB、内装もCという見た目のコンディションはかなりイイ!


走行6万?台は40年近く前の個体でこれも奇跡の1台、R点ですがここまで来るとそんな事はどうでも良く内外がここまで綺麗に保たれるSLCももうほぼなくなっていると思われます。

↓C評価の内装、あまり乗っていない?としてもコンディションをここまで保つ努力は凄いモノがあります!


そのロックスターの家も街で見かけるモノもどうしてもより派手なオープンのSLに目を惹き付けられましたが元々派手嫌いの私、クーペモデルのSLCも非常にカッコ良く好きでした、これが当たり以後日本でもソアラやレパード等が登場、今や完全に廃れた高級パーソナルクーペの時代がありましたもんね!

71〜89年の長寿だったR107、似つかわしくないながらラリーでも活躍、280/300(直6 DOHC)や350/380、420/450、500/560(V8 SOHC)とワイドレンジでしたしどれも当時の国産にはない大パワーと余裕のトルクには目を見張るものがありました。

後年免許取って450は乗る機会もありましたがその時は既に国産でも大排気量は当たり前でしたのでね、その部分であえてSLに感動という部分はないながらボディのシッカリ感、安心感、守られている感はさすがベンツ!!って思えました。

↓この凹凸のテールも以後国産が競って真似しましたっけ…


多くの日本人のベンツ好きは今も昔も変わりませんし国産メーカーもこれに憧れていた?時代があり川越ベンツ、広島ベンツなんてのも登場してますが当然、BMにはBMの、ジャガーにはジャガーの、そして他の輸入車にはそれなりの魅力がどれもありそれぞれ国産では味わえない安心感やステータスはありますよね、しかしこれほど輸入車には興味ないと言いながら私はベンツ派、国産ほど乗り較べたりじっくり味わう環境にはなかったですが上述の郷愁の思いや幼き頃の憧れ、そしてたまに乗ってみてもやはり国産にはないカチッとした感覚、乗り味はいいもんです、一生買う事(買える事)ないとは思いますが(-_-;)

↓B評価だけあり前後共非常に綺麗で外観では手直しは不要でしょう…


SL系の何がいいってやはりマスクにデカデカと掲げるスリーポインテッドですって!

セダン系はフード上のマスコットオーナメントが馴染みですがこのグリル内でデッカく主張するのが如何にも遊び人のベンツ!!って感じが好きでしたねー。
当時のハリウッドスターも多く愛用、成功者のクルマって感じも憧れでした…

出品は東、落札は三桁に届かずですが欧州車は中古になると恐ろしく価格落ちますからね、その底値を潜り抜けてR107はプレミアに転じてきた感じです(^^)/
Posted at 2017/12/01 22:26:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 輸入車 | クルマ
2016年05月03日 イイね!

保存版・珍車PART613

保存版・珍車PART613 こんなのが久しぶり引っ掛かりましたんでご紹介!

てかM2は初めて発見したかな?

これもバブル申し子でモーターショー参考出品では高い注目と人気を浴びましたが実際の市販時(92年)にはバブル崩壊しておりほぼ売れなかったというスーパーミニでしたねー…

⇒『平成6年(1994)PG6SA型マツダオートザムAZ-1 M2 1015』!!

マツダバブル5チャン時代の本格的軽スポーツ、オートザムなんてロクなクルマ売ってませんでしたがAZ-1は非常に刺さりこれだけを見に足運んだのを憶えています。

現車はM2 1015!珍しいですね〜、ベースのAZ-1にマツダの工房的別組織のM2が企画、実際にはマツダがデザインを継承し発売、確か限定50台で売り出し追加で50台、計100台の生産だったと記憶してます。

ファンでもマニアでもないのでよく知りませんがM2 1015はその希少性から“ナンチャッテ”も多い様子、マニアにはタマらんでしょうねー、私的にはベースモデルで充分愉しめると思いますが(^^)v

AZ-1は92年〜95年の売れ行き不振で僅か3年で廃盤となっておりベースそのものが希少、このため現在では同時期のバブル・ミニスポーツのカプチーノやビートと共にプレミアも付いているのはご承知の通り!

現役時ははあまりに狭い室内やガルウィングにより窓が殆ど開かないといった不評ばかり耳につきましたが今となって非常に魅力的、私も販売時はミニスーパーカーのような出で立ちはなかなか好みでしたが冗談が過ぎるクルマなんて思っていました…

出品車ですが残念ながらのE/g不動、ただこれのエンジンは比較的手に入りやすいスズキアルトワークスでお馴染みのF6A型ターボですしね、エンジン換装で蘇る公算が強いです!

↓ノークレームの不動ながら個体が残るだけで貴重!


状態はそれなりに金かかりそうで不具合も多いようですがコレはマニアは放っておかないでしょう、マツダマニアにはマツダスピードバージョンとこのM2はお宝…

↓C評価の内装は特に手直しは要さないレベルのようです!


これもベースモデルを転がした経験ありますがMRらしく非常にクイック、ステアリング操作に非常に敏感で軽量ボディも相まって不用意にステアリング切るとどこ飛んで行くか解らないというそれなりに気を入れたドライビングが要求されますが絶対パワーが低い分、MRの腕を磨くにはオモロク振り回せるモノ、よく言われる前後ストラットと前荷重不足によるスピンには神経遣いましたがジムカーナでは一時活躍していましたね。

↓外装評価は記載なしですがCレベルは確保?M2エアロがシブイですね!


エンジンを供給したスズキにも兄弟モデルの『キャラ』なんてありましたがこちらはより希少、往時見かけるのはスズキが強い東でもほぼAZ-1、キャラはより販売不振に喘ぎAZ-1より早く廃盤、94年にはカタログ落ちしています。

↓Frビュー、ボディは問題なくE/g換装にて復活が期待されます!


出品は東、落札は不動ながら驚きの価格でエンジンやら不具合を整備したらこれもプライスカードは
余裕で3桁超えです!
これもバブル崩壊後の90年代後半とかはポンコツ値の時期がありその時遊びクルマで購入考えましたが買っておけば良かったなぁ、まさかこんなに化けるとは(*_*)
Posted at 2017/12/01 22:21:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ
2016年05月01日 イイね!

保存版・珍車PART612

保存版・珍車PART612 いつまでも三菱と日産の件、グチグチ言ってても仕方ない、そこらのオッサンがブリブリしててもなるようにしかならんですしね(ーー;)
なんで月も改まりましたし通常営業に戻りますわ。。。

しかしやっぱ何だかんだ言ってもクルマはトヨタ!ですよねー(大汗)
三菱?日産?話にならんでしょ、何かあってもソツなく収めるトヨタさんには敵いませんって(*_*;

て訳で今回ご紹介するのはコレ!

⇒『昭和51年(1976)初代RA28型セリカLB2000GT』!!

アラフィフ世代には涙モノのエルビーですよLB!

実際にはアラフィフ世代が免許取得時はもう型遅れ、次期型2代目TA/RA40系になっていましたが子供時代に憧れたご同輩、多かったでしょう。

初代セリカは70年発売、排ガス対策のゴタゴタもありましたがあまりの人気で当時のトヨタとしては珍しく7年という長寿、勿論幾度とない改良で陳腐化を避け最後まで人気モデルとしての地位を保ち続けたのはさすが!

LBは73年に追加、ベースのダルマと言われた標準型セリカ(この頃はセリカクーペとは言いません)を上回る大人気を誇り我々が免許取った80年代初頭はまだまだタマもあり中古市場では王者ケンメリやブタケツにトヨタ勢で唯一渡り合う人気度を示していました。

LBはダルマがHTのセミファストバックモデルだったものをフルファストバック化、そこにテールゲート(バックドア)を設けRrシートを可倒式にしラゲッジを広々使えるスタイリッシュクーペというのが大ウケ、当時この形態のモデルはまだまだ少なくLB以前はホンダS6/S8、フェアレディZ(S30)やトヨタ2000GTという“特殊”なマニアっくモデルしかなく広く普及しているセリカへの追加は非常に注目されました。

相前後して日産サニークーペ(B210)、そして75年には三菱ランサーセレステもHBクーペを採用、この辺りから一気に市民権を得た車型になりました。

↓ベースモデルのセリカ(TA20系)はHTボディのセミファストバッククーペ


個人的には敬愛する我がギャランGTO(70年発売)の特徴であった“Hip up cope”(ダックテール)をまんまパクったようなスタイルに反感持ちましたがそこがトヨタと三菱の支持の差、LBデビュー後は完全にGTOはセリカシリーズの軍門に下りました。(詳細はこちら にて)
まぁ、GTOもマスタングのパクリなんであまりエラそうには言えませんがw

セリカの強みは何と言ってもシリーズ頂点に当時はトヨタが量産していたDOHCエンジンを持っていた事が大きい、同時期いすゞがベレット、117クーペに搭載していましたがこれも非常にマニアックでトヨタ勢は多くの車種にDOHCを載せる『GT』を設定し価格も抑えたのが何よりもDOHCの普及を即しトヨタ/いすゞ以前はホンダ、三菱、日産もラインナップしていたもののコスト高のため諦めた経緯がありこれらが絶版になって以降、暫くはDOHC、トヨタの天下でしたからねー…

さて、出品車はそんなGTの最高峰である泣く子も黙る?2000GT!!
型式RA28ですから規制初期のTTC=50年対策モデル、これ以後の51年対策は型式がRA35になりますし53年適合は次期型になってからでした。

73〜75年の未対策18R-G ソレックス×2 145psという当時の市販車最高スペックを失った規制モデル、TTC型は18R-GU型となり出力は130psに低下、それでも51年規制まではソレックスを採用しましたがその出来上がりはハッキリ言って最悪、キレ、吹けはなくなり加速時に息継ぎはするわトルクはない(補器装置に奪われている)わで未対策と較べると雲泥の差、この事で私世代が若い頃は未対策のLBは(ケンメリ他スポーツモデルはほぼ)価格が高騰し年式の新しいTTCモデルよりも高額、プレミアで取引されていました。

こんな事から当時、これが走っていても「何だ、規制車か」とバカにされていたものでしたし私も営業時代、古い未対策車は再販に廻してもTTCは廃車というケースも多かったですね〜、ですので現存する規制モデルがあるのは大変希少です。

↓事故落ちながら内装B、外装Cは驚きの高評価!


外装には40年経過の痛みはさすがに隠し切れませんしE/gも不調、不具合も少なくない様子ですが元来、排ガス対策過渡期モデルはとっくの昔に解体されているのが当たり前だの何とやらw
これが現存している事にまずは感動です。

このレベルでしたらまだまだ手直し程度で乗れる?と言っても完調に乗り出すには相応の出費は覚悟でしょうね。

↓40年でB評価なんて初めてかも!確かにダッシュ、シートも奇跡的状態!


この後期型(75〜77)モデルはMCも施されこの時から輸出用5マイルバンパーがop設定されています.。
opとは言え後期のGTは8割方は5マイル付だった印象で逆に標準のボディ一体タイプは扱いディーラーにいながらもGTV(ハードモデル)では多くもGTでは印象にないですねー。

このMCでテールの意匠もLBは大幅に変わり前期の如何にも悪っぽかった5本バナナテールが3本になり大人しい印象に変化、5マイルバンパー付きはナンプレもセンターガーニッシュに移され(標準はバンパー下)高級感は上がるもスポーティさは低下、この事もLB人気をやや落としました。

ただ、兄弟カリーナと共にインパネデザインを変更、この時に現代にも通じるマルチレバーを他社に先駆けて採用、それまでノブ式でワイパー、ライト、ウォッシャーがズラリ並んでいたものをハンドルコラムの左右、2本のレバーにまとめ利便性を高めたのは先進的、トヨタでは73年の安全コロナは初めての採用かな?これをセリカ・カリーナ以降カローラ他にも普及させやがては他社もこれに倣い当たり前の装備になってゆきました。

まだまだ私が初心者時代はノブ式のクルマも多くあった時代でしたんで今では当たり前に動かすワイパー/ライトレバーもいちいち感動していた思いがあります(^^ゞ

↓5マイルバンパーはアメ車風で豪華で厳つかったですが素のスタイルの方が好みでしたねー


LBは後期型になって2年、通算4年、ベースのダルマは7年のモデルライフをまっとうし77年2代目になりますがこの2代目セリカが不人気で…

78年に6気筒のXXを投入し幾分盛り返すも初代の爆発的人気には遠く及ばず初代の中古価格も初代、暫く高値安定でしたっけ。

↓フェンダーミラーレスと定番ワタナベアルミ以外はオリジナルを保っていますね、最低1回は塗ってるかな!?


出品地は東、落札はヒェー!!3桁にあと十数万円(*_*)

結構これも不具合あるので加修やら車検やらとやると原価ですら3桁は当たり前、店頭プライスは100後半?ガメツイ所なら200を上回るかもしれません…

若い頃「規制車じゃん!」とハナで笑って頃が懐かしい、もちろん未対策モデルでしたら300万400万でもおかしくないながらバカにして解体送りにしていた私としてはTTCセリカのこの高額取引は複雑な思いですわ(^^)/

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Posted at 2017/12/01 22:17:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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