
サーキット走行時にシフトミスが多いので、シフトレバーを運転席側に寄せてみました。
クスコからシフトレバー移動キットなるものが出ていますが、そちらを参考に自作してみました。
クスコ
シフトレバー移動キット
これ、青アルマイトが綺麗なんですが、どうせ見えなくなってしまう部分だし、アルミ六角棒を斜めに切ったものに1万円は出せないな・・・
DIYにあたり、キモとなる部品はテーパーワッシャーです。
溝形鋼にボルトを締める際に使用する部品ですね。
これに適当なボルトとスペーサーを合わせるだけ。
↓2枚のテーパーワッシャーの間にシフトレバー台座を挟みます。
用意した部品はこちら。
全てモノタロウで揃います。合計3000円くらいでした。
バラ売りで買えるホームセンターの方が安いかも?
・5°のテーパーワッシャー×8個
・M8用ワッシャー(1.3mm厚)×6枚
・10mm厚のスペーサー ×2個
・六角穴付ボルトM8×40mm ×2本
・六角穴付ボルトM8×45mm ×2本
今思えば、ボルトは両方ともM8×45mmで良かったかも。
長すぎても問題ないし。
テーパーワッシャー下に入れるスペーサー(ワッシャー)ですが、左側に10mm、右側に1.3mmのものを入れ、左右で8.7mmの差を付けています。
左右のボルトの間隔が100mmで角度が5°なので、左右の高さの差は計算上、
100×tan5°≒8.75
となります。
テーパーワッシャーの角部がシフトレバー台座のザグリ部に干渉するため、必要に応じて角を削ります。
全ての角を削る必要はないので、向きに注意して必要なところだけ削りました。
錆防止のため、削った箇所はジンクリッチペイントで補塗装します。
入りました。
部品の順番、テーパーワッシャーの向きに注意して組みます。
マグネットピックアップがあると作業がとても楽です。
ボルトの締付時にテーパーワッシャーが供回りするので、マイナスドライバーなどで抑えて回します。角を残しておいてよかった。
外した部品を戻して完成です。
クスコの6°に対してこちらは5°ですが、シフトレバーを右側に傾けることができました。
まだ公道でしか使用していませんが非常に快適です。

Posted at 2025/12/20 11:44:30 | |
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