
1960年製造開始した、Grand Seiko 1st.モデル
諏訪精工舎製
Cal.3180
25石
手巻
ケースは、14KGF・プラチナがある。(SSもあるが、補修部品という噂も・・・)
初期は12時位置の「Grand Seiko」がプリントもしくは彫り文字で、後期はUp-Lightになる。
ケースNo.はJ14070もしくはJ14070E
総製造個数36,000個
裏蓋メダリオンは、獅子メダルのみ。
ロレックスなんかはサファイアにレーザー刻印でガラス内部に
すげえ小さい王冠マーク入れてるからSEIKOならばなおさら
レーザー刻印なら技術的にはそんなに難しくはないでしょうね。
SBGR007はWATERRESISTANT&9S51-0020
とか裏ガラスに入ってますしね。
メダルをガラスに埋め込むのは単に機械が見えなくなってしまう
って事でしょうねー。
007と同じケース形状となると(SBGWはラグが若干細いし手巻き)
購入可能となるとやはりSBGR002しかないんでしょうかねぇ(>_<)
レーザー刻印じゃあきませんねー。
レーザー刻印の獅子はなんか見たことあるような気がするんですよねー。
やっぱり、50周年は、VFAの復活ですね。
007の文字盤・インデックスに、12時位置「GRAND SEIKO」だけで、ブルーブラック文字盤出ませんかねー。
でも、ラグの形状というか、ケースとラグの付け根のバランス(横から見たときの)嫌いです。
62GS見たいなケース形状に007の文字盤つけて、VFA出ませんかねー。
と、言いつつ買わないと思うけど・・・
40周年限定とか以外の現行通常モデルはステンケースだと
獅子紋章もステンレスですもんねー。
50周年でVFAかぁ、難しそうですねー。
98年の世界の腕時計35のSEIKO現役vsOB談話
読んでると60年代の天クロ市販品とかGSってとにかく
メーカーとして精度をあげる為にどういう事をやらなきゃ
いけないかであって市販品に対しての考え(保証やメンテナンス
のアフターサービス)って正直何もなかったんですって。
今にしてみればよくそんなのでやってきたよなって思いません?
GSや一部のメーカー保証品以外のメカ式はメーカーでなく
販売した小売店の責任でしたし。(だから昔の時計屋さんは
修理技術あったんですね)
勿論現行GSって購入決まってから改めて精度調整してから
引き渡しだし、保証もしっかりしてますけど、昔と違って
やれ精度がVFA基準内(日差+-2秒でしたっけ)じゃない
から虚偽だ過大広告だとかクレームも多そう(そういう人はメカ式
やめなさい)だし、昔と比べてすぐ訴訟とかになる時代の今
メーカー保証で、メカニカルでVFA保証ってかなり
勇気いる事だと思うんですよね。
おおらかな時代だったから出来たVFA発売な気もします。
旧通産省のお達しで製造中止から7年間、クレドールやGSで+3年の
10年が会社内規(でも全ての部品じゃない)ですもんね。
一応2000年以降のGS&クレドールは
復元修理&代替修理による継続的な対応がありますけど
対応した人によって受付ですらバラツキがありますもんねー。
9S機械はGS専用となってますが仕上げの違いだけで8L
として2種あってGS以外にも使われてる汎用機械でもあるので
安心出来るかも。
問題は外装や文字盤、針などの方が大きいでしょうね。
そう考えるとやっぱりロレックスの企業姿勢&方針は凄いかもしれませんね。
確かにこの価格でこの品質って考えるとSEIKOの15万円以上の
高額品(高級とは意味の違う)は他には真似出来ないと思いますが
ロレックスって廉価モデルでも機械品質や外装(宝飾は別)にそんなに
差がないし、最低30年はちゃんと面倒見るし受ける基準が明確。
同じ実用量産メーカーでもSEIKOと違ってモデルもあれコレ出さない
分、同じ物を長く作り続ける=部品もある。
宝飾系の高額品は出せても全世界に認められるメーカーにいまひとつかける
のはそんなところかも(笑)
日本人は車も部品製造終了になるフルモデルチェンジのサイクルが短い
のが特徴ですかねー?
でも『SEIKOの時計』は好きです(笑)
ロレックスとセイコーの違いは企業姿勢の違いなんでしょうけど、根本的な部分で、企業ブランドに対する考え方の違いでしょうね。
日本の企業で本当にブランドを守ろうとしている企業はないんじゃないでしょうか。
老舗旅館や、老舗料亭なんかの方が遥かにブランドを守る姿勢がしっかりしてます。
そういった意味では日本固有の問題ではなく、高度成長期以降に拡大戦略に走った企業にブランドを求めるのは酷かもしれませんね。
日産がMID4の開発中止した時期とHONDAがNSXの開発着手した時期は前後してると思うんですけど、その後の日産の凋落とホンダの躍進を見ると、根本的な部分で「企業ブランド」に対する姿勢の違いかなと思いました。
ホンダは、「スポーツ感」を感じる車を作るという象徴としてNSXを位置づけたけど、日産にとってMID4は車開発の試験車だったってことなんでしょうね。
MID4の技術は確かにその後のR32 GT-Rや、シルビアに生かされたかもしれませんが、企業全体として日産カラーを出すことは出来ませんでした。
日産が目指したのはトヨタだったってことでしょうね。
そのトヨタにしても、最近は、V10のスーパースポーツを開発とか騒がれてるように、企業のイメージリーダとなる車の必要性を感じてると思うんですよね。
トヨタ2000GTは250万円くらいの超高級車だったはずですけど、今でも歴代トヨタ車の中で燦然と輝いてます。
一部の金持ちの道楽でしょうけど、2000GTの部品はそれなりに保持され続けてるって話聞いたことがあります。
1000万円のパテの時計と同一に語ってはいけないんでしょうけど、100万以上の時計が20年経ったら保守部品もなくなるって現実を思うと、少なくとも今のセイコーは好きになりません。
だから、多分、、、「今のSEIKOの時計」、も、好きになれません(爆)