いち、　天国へ旅立ちました

いつもイイねを頂いている皆様、又、リアルで
お会いして可愛がってくれた皆様にはご報告して
おかなければと思い書きます。










昨晩、いちが天国に旅立ちました。



10年と３８日の命でしたが、
全力で生き、
全力で楽しんでくれたと思いますし、
私たち夫婦にたくさんの思い出と笑顔を
与えてくれました。





いちはさくらのお腹から出てきました。


しかし、普通のチワワの半分のサイズ、
仮死状態で出てきたので、獣医さんからは

「絶対に育たない、死産の子と一緒に処分しましょうか？」

と、厳しい判断をされました。






「どうせ死ぬなら死産の子と一緒に我が家で埋葬します」

と、嫁が強引に連れて帰りました。




そして仮死状態の冷えた体をカイロと体温で温めたり
粉ミルクを飲ませたりして
どうにか蘇生させました。




ただ、獣医さんの見解は正しく、



さくらも育たないと思ったのか、
おっぱいを吸わせませんでした。




仕方ないので、
元気に産まれた８君とくうちゃんを
取っ捕まえて、


「さくら、この子にもおっぱい飲ませてあげて～」


と、
無理やりいちだけおっぱいを飲ます環境に
してみたり・・・・



ところが、
小さ過ぎておっぱいを吸う力も弱いので
中々育ちませんでした。







それでも小さいなりに何とか成長し、
生後２週間も経つと目が開き始めるのですが、

今度は右目に障害があり、
一生ちゃんと目が開かない事が判明しました。

更に、この時衝撃的な事実が発覚し、
一緒に生まれた兄の８君は一生両目が開かない
との診断を受けました。





夫婦で大変なショックを受けたものの、


いちは命の危険を脱してるし、
８君は目が見えないのに一番最初にトイレを
覚えてくれるしで、


「何とかなりそうやね～」


と、平和な日々を過ごし始めたのが今から
１０年程前のことです。





















いちは無事成犬となりましたが、
体重は１kgちょっとと、極小中の極小チワワとして
生きていくことに・・・・



でも、いちは目の全く見えない８君の目の
代わりになって８君を導いてくれたり、

８君が夜中にテンカンの発作を起こした時も
私たち夫婦を起こす為に必死で吠えて教えてくれたりする、賢くて優しい妹でした。






私が

「いっちゃん、寒い～」

って言ったら、
ソファーの上の私の胸の上に乗ってきて
いつも一緒に寝てくれたりもしました。

小さな小さな体なのですが、
とても、とても暖かかったです。

仕事で疲れている私にとって、
何よりの、最高の癒しでした。



























































何があっても必ず嫁の後ろをぴったり付いて
歩くお利口さんでもありました。















極端に小さいのでワンコのイベントでも
人気者でした。



決して小さいからだけではなく、
誰にでも尻尾を高速で振り振りしながら
甘えるので、
犬好きな方に、これまでどれ程の癒しを
提供したことか・・・・











そんな愛する娘でもある　　　いち

思い出を書きながら、涙が止まりません。















今日は特に思い出の深い場所を
家族みんなで最後のお散歩をしてきました。


ホームの近所の公園





さくらや８君と幼い頃から駆け回った
汐入の里






そして嫁と頻繁に通った公園


これが家族での最後のお散歩写真です。












いち、

お父さんは、いちと同じ天国には行けないかも
しれないけれど、

いちの大好きなみっきーさん、
さくら母ちゃん、
８兄ちゃんはきっと天国に行くから、
楽しいお散歩スポット見つけて待っててね。

10年間、

本当に、

本当に、

ありがとう。


お父さんはいっちゃんの事を死ぬまで忘れません。












明日、朝９：００に火葬します。
本当にお別れで、多分また号泣してしまうと
思うのですが、出来る限りの笑顔で見送ってあげたいと思います。





今まで、いちの事を可愛がって下さった皆様、

本当に有難う御座いました。





追伸
今回はコメント頂いても返信出来ないので
コメントは無しでお願いします。

極力普通の暮らしを続け、みんカラも休むつもりはありませんが、今は苦しいので宜しくお願い致します。