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ぎんがめのブログ一覧

2009年07月10日 イイね!

週末雑記 3週間分の2

週末雑記 3週間分の2
前回の続き




6月28日(日)



朝4時に起きました。


外を見ると、






なんだ~、曇りか~、




と、思ったのですが、よくよく空を眺めてみると、うっすらと青空が覗いています。



これは登山日和!! (標高の高いところは晴れていて、雲海が広がるパターン)









慌ててホテルを飛び出し、田沢湖方面を目指します。









途中で朝日が昇ってきたのですが、薄い雲に阻まれて、肉眼で直接見ても眩しくないぐらいです。








ちょうど、秋田駒ヶ岳の向こうに太陽が隠れる形になり、神秘的な光景になっています。









田駒ヶ岳は3年前に一度登ったことがあり、その時もマイカー規制があって、バスで上がったのですが、実は夕方から早朝はマイカーで入れるのと、下山時はバ
スの後ろにくっついて降りれば日中でも問題ないと教えてもらっていたので、どうしてもマイカー規制がスタートする朝5時半までに登りたかったのです。








八合目まで車で上がっちゃうわけですから、いわゆるハイカー向けの山です。

そして、ここも花が沢山咲く山なので、この季節に来たかったのです。








あれ?


バスがいる。。。


というわけで、しばらく排気ガスを被りながら走っていたのですが、途中で道を譲ってくれました。









ガスの中に入りました。すぐに抜ける、、、、はずです。









あ~、やはり抜けましたね!








と思ったら、 まだですかね・・・







お~、秋田駒ヶ岳が見えてきました。

これなら、気分良く歩けそうです。








手の届きそうなところに山頂があります。








ここも立派な山岳道路です。
走るだけでも価値ある道です。








う~ん、気分が盛り上がってきました!








そう言えば、駐車場のキャパシティのことは一切考えていませんでしたが、かなり車が停まっていて、あと数分遅かったら停める場所が無かったかもしれません。
(ハイシーズンは5時前に駐車場に到着するぐらいで来ないと駄目だと思います)







まだ、始発のバスが到着する前なのですが、もうこんなに登山者が待機しています。
なんせ、八合目スタートの花の山です、早く歩かないととんでもないことになりそうです。








というわけで、冷たい水を汲んでハイキング開始!








三年前はもっと遅い時期(初秋)にここに来たのですが、その時はこの辺りが花満開でした。今回は逆にこの辺りはまだ緑の山です。








左側にさきっぽの尖った山がありますが、たぶんあれが乳頭山です。(そんな形ですよね。正式名称は、これまた、そのように見える「烏帽子」岳。 どちらに見えるかはあなた次第)


そして、その麓にあるのが、かの有名な乳頭温泉郷。








ゆるやかな登りを気分良く歩いていきます。いやぁ、晴れていて本当に良かったです!








やはり下界は雲海(というか、モヤ)に覆われています。1000mを越える山が、なんとか海に浮かぶ島のように見えていますが、それ以下の世界はまったく見ることが出来ません。

そして、一瞬、鳥海山が見えているのかと思いましたが、鳥海山はもっと遠い場所にあって、今日は見えていないそうです。








青森方向を向いているのですが、どうでしょう、晴れているのでしょうか?

(青森ツーリングを楽しまれた皆さんによると、晴れていたみたいですね。八甲田に行けば良かったです)








ホテルをあわてて飛び出してから、何も食べずにここまで来てしまったので、あらかじめコンビニで買っておいたおにぎりを一つパクつきます。








木道も整備されていて、歩きやすい道です。








花畑が広がったところで、もう一つのおにぎりを取り出し、気分良くいただきます。








いやぁ、見事なもんです。

ちょうど、花畑の右奥側に見えているのが男岳です。

そう言えば、早朝なのにガスが上がってきてしまっていているので、そのまま男女岳方面に進もうと思っていたのですが、晴れている男岳方面に行って少し時間つぶしをすることにします。







まずは鞍部(一番低い馬の鞍のようなところ、峠とも言います)に上がります。








そこで右に曲がって、痩せ尾根を歩いていきます。








ミヤマキンバイでしょうか、斜面で群生をよくみかけます。








奥に男岳の山頂が見えてきました。








あ~、やはりすでに登山者が何人か来てます。








こちらも山岳信仰の山、叢祠が見えます








山頂から雲海に浮ぶ他の山々を眺めます

山頂は少し賑やかで、落ち着いて座っていられる状況でもなかったので早々に退却します。








再び痩せ尾根を下っていきます。








写真をワイドで撮るとこんな感じです。夫婦が立っている場所から下りきったところ(鞍部)から、さらにその先の馬の背と呼ばれる稜線を歩くことにします。

このあたりは三年前に歩いたコースなので、だいたいどんな感じかは覚えています。

ちなみに、左側に避難小屋へと続く木道が見えていますが、普通の人はそちらを歩くので、わざわざ馬の背コースに行く「モノ好き」は少ないです。









鞍部を通過し、馬の背に突入です。

右下にかつての火山が見えています。








左側の標高差は50mぐらいしかないのですが、





右側は300mぐらいあるみたいです。









                                                                ↑

                                                              右足です

こういう場所は、少し緊張します。













歩いてきた尾根を振返ったところです。

右に見えているのが、秋田駒ヶ岳の主峰、男女岳です。








さすが、馬の背。

予想通り、今のところ誰とも会いません。








う~む、この緊張感(高度感)はあいかわらずです








だいたい歩き終わりました。振り返って右下にある避難小屋の方へと降りていきます



降りていく途中にすれ違った人に、花がたくさん咲いている場所を訪ねてみたところ、なんと今降りてきた避難小屋とは反対の300m下の雪渓の辺りに、チングルマの群落が広がっているのだとか。


その道は全然別の登山口へとつながっているらしいので、行くとしたら、300m下って、300m登り返してこなきゃならないみたいです。

さ~て、どうしたものか。



ついでに、




「男女岳(だんじょだけ)に花は咲いてましたか?」


と、尋ねてみると


「あぁ、男女岳(おなめだけ)ね、僕は登ってないからわからないや」


との返事。


男女岳、おなめだけって読むのですね。


「だんじょ」にしろ、「おなめ」にしろ、何というか、かんというか、、、







というわけで、次は男女岳に登ることにします。








その前に、空が晴れ渡ったので(この瞬間を待つために男岳に登ってから馬の背を歩いてきたのでした)、花畑の写真を撮っておくことにします。








花畑と男女岳。








花畑と男岳。








男女岳へ登る道をゆく登山者の列

次から次へと登山者が登って来ているはずで、だんだん混雑してきましたね







チングルマの群落です

八甲田や南蔵王のように「ぱーっと!」という規模では無いのかもしれませんが、見事なもんです。








皆さん見とれながら歩いています








さて、男女岳に登りますか!








それほどきつい登りでも無いので、景色を楽しみながらテクテク上がっていきます。








ちゃんと階段も整備されていますしね。








というわけで、登った実感はありませんが、山頂に到着です

ここに咲いている高山植物は活発な火山による造山運動と山頂効果によるもので、偽高山帯になるんだそうです。北海道のアポイ岳もそうかもしれませんね。
(調べてみたら、あちらは岩の成分が特殊なんだそうです。早池峰のほうが似てますね)








ここで水を飲んで一服。

花の咲きっぷりもご覧の通り。








下からゾクゾクと登山者が登ってくるのが見えたので、山頂を離れることにします。








あ、あの特徴あるシルエットは岩手山です。

って、ことは八幡平は晴れているってことです。








再び馬の背の終端地点まで登り返してみます。

左から続く尾根で300m下るわけですが、そこから右手前へ木道が続いているのが見えます。








その木道を目で追いかけると、どうやら、その道は馬の背の反対側に登り返す形でつながっているようでした。
なるほど、違う登山口へ行くだけでなく、戻ってくることが出来るのですね。


なら、行ってみますか!  と、尾根を下り始めます。







雲海の向こうに見えているのは、、、昨日登った早池峰です。

あちらも、山頂は晴れたみたいですね。








ちょうど写真を撮っていた登山者が教えてくれたのですが、東北地方最大のタカネスミレの群落です。

もう数週間すると、この花がすべて落ちて、コマクサと入れ替わるのだとか。








タカネスミレ群落の向こうに男岳を望みます








歩いてきた尾根を振返ります








そして、下の雪渓に目を写すと、登山者が渡っている姿を確認することが出来ました。








進行方向はこんな感じです。
ザレ地に登山道が整備されています。(大焼砂と呼ばれています)

奥の方にも黄色い花(タカネスミレ)が一面に咲いているのが確認できます。








さ~て、後で登ることは考えずにジャンジャン下りますよ~。








お、もうコマクサが混ざって咲いているじゃないですか!








と、思ったら、けっこうあちらこちらに咲いてます。


ほど私にタカネスミレを教えてくれたおじさんは、コマクサをまだここで見たことが無いと言っていましたが、これだけ咲いていればさすがに大丈夫だと思うの
ですが、残念なことに先ほどの群落を確認したところでおじさんは登り返してしまっていたので、今年も見ることが出来ませんでしたね。

(つまり、コマクサを見ようと思ったら、もう少し下らないと駄目だったのです)







鋭角に曲がり、今度は男岳に向かって歩き始めます。

正面に見えているのが馬の背で、左が男岳です。








お~、チングルマの花畑ですよ~








ちょうどお腹が空いてきたので、シャリバテを起こす前に行動食のチョコレートをつまみます。








チョコレートをほおばりながら、先ほど下ってきたザレ尾根(大焼砂)を行く登山者を見上げます








そして正面には馬の背が大迫力の壁となって、行く手をふさぐようにそびえ立っています。

こんなにすばらしい景色なら、朝一のまだ空いているうちにここにこればよかったです。

ちなみに、ここは馬場ノ小路と呼ぶそうです。







先ほど見下ろしていた雪渓を渡ります








そして、雪渓の向こうにはお花畑が広がっているはずなのですが、どうでしょうか?








お~、広がってますよ!   ぱ~っと。

(この写真が今私の会社のPCの壁紙になってます。ここ、外国? と同僚に聞かれました)







こりゃぁ、見事です。








三年前に歩いたときは、(チングルマの季節では無かったですけど) こんな場所があるなんて気がつきませんでした。








車に戻ってからガイドブックを見たら、馬場ノ小路がモデルコースでした。








ようは、ここと馬の背を私が勝手に勘違いしてしまい、ガイドブックの癖に馬の背なんてマニアックなコースを紹介するなぁって思い込んでいただけなのでした。



馬場ノ小路、人気の場所らしく、写真には写していませんが、たくさんの登山者でごった返していました。


次に来るときは、朝一で来るようにします。



つづく



Posted at 2009/07/10 03:33:37 | コメント(12) | トラックバック(0) | 日記

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