洋服を買いに行ったら、店員さんに
「体、鍛えてらっしゃるんですか?」
と、尋ねられたので
「えぇ、まぁ」
と、ハニカミ風味で答えたところ
「目標は何なんですか?」
と、聞かれたので
「75歳になっても元気に山に登ることです」
と、当たり前のように答えたら
「ブっ!(すぐに接客スマイルに戻り) いやぁ、今まで聞いた中で一番さわやかな目標ですよ!」
と、褒められた(?)ぎんがめです。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
私はと言えば4月に働くフロアが2階から7階に変わって、背中に10kg、足に4kgの重りをつけて階段を登るのが日課になっております。
これで、今年の登山はバッチリの予定です。
4月17日(土)
さて、土曜日ですがGWの準備や映画を見に行ったりして時間をすごし、夜に東京を出発しました。
今回の目的は、新しく導入したソニーのデジカメTX7の性能テストです。
(と、言いつつ、特に断りがある場合を除いてすべてデジイチの写真です)
天気予報を確認してから環八で練馬を目指し、そのまま関越で長野道に向かいます。
こんな時間に覆面の取り締まり。
私の目の前の車でした。
深夜に長野県の小布施PAに到着。
寝袋着込んで車中泊です。
おやすみなさ~い
4月18日(日)
目覚ましが鳴る1分前、5時29分に起床。
思っていたよりも早く太陽が昇ってきたので、あわてて出発します。
まずは志賀高原へ。
つい先日降雪があったみたいだったので心配して居たのですが、全然問題ありませんでした。
(橋等は除きますが)
ありゃ、まだ開通していなかったのですね。
(ちなみに気温マイナス10度でした)
ちょっと下ったところでおにぎりとから揚げ君を食べて朝食を済ませます。
(このあたりで気温マイナス5度)
その後、県道を走りながら長野県を北上します。
野沢温泉の奥から山中を抜けていこうとしたのですが、
こちらも冬季通行止め。
GWを越えないとなかなか自由には走れないみたいです。
一度新潟県に入ってから、国道408号線で長野県の秘境、秋山郷へと
進みます。
あ、そう言えば今回はTX7のテストをしに来たのでした。
(フォトショップでの調整はナンバー消しのみ、以下「撮って出し」の画像比較です)
上のデジイチ写真と同じ場所からTX7で撮影。(以下TX7の写真は撮影時に露出を-0.7EVぐらいにしています)
K-7(デジイチ)
TX7(コンデジ)
小さな雪崩。
こんな小さな雪の塊でも落ちてくるとすごい音がしますね~
上方で音がしたと思った瞬間に横に落ちてきましたよ。
これじゃぁ、避けられないわけです。
この時期は雪崩れ対策なのか、ガードレールは取り外されてるんですね。
道が狭く谷が深いので、脱輪しないよう慎重に進みます。
K7(デジイチ)
TX7(コンデジ)
K7(デジイチ)
TX7(コンデジ)
K7(デジイチ)
TX7(コンデジ)
うわ~、けっこう石が落ちてきてますね~。
秋山郷最奥の切明温泉に向かう道は大好きなロケーションのひとつです。K7(デジイチ)
TX7(コンデジ)
本当は別の温泉に入ろうと思っていたのですが、景色に見とれて走っているうちに見過ごしてしまい、切明温泉まで来てしまいました。
この先も行けるみたいだったので、数百メートル走ってみたところ、落石天国でとても走られる状況じゃなかったので、尻尾を巻いて逃げ帰ってきました。
野湯としても有名な切明温泉、普段はけっこう混んでいるのですが、本日は朝早い時間と言うのもあって、誰も入っている気配がありません。
というか、遊歩道が雪で埋まっちゃっているので、踏み跡を辿って歩いていきます。
切明温泉、野湯です。
右の丸い部分が源泉、そこから熱湯が流れてくるので、川の水と混ぜてちょうど良い温度に調整して入ります。
ちょっと温かったので、すっぽんぽんになってから、あれやこれやと調整して野湯を堪能しました。
(すっぽんぽんで調整したかったわけではなく、入浴してから温いことに気が付きました)
もちろん、周囲には誰も居ません。
湯船を囲う石に頭を預け、低く流れる雲を眺めながら至福の時間を
って、熱!!
こういう川の水を混ぜるタイプの野湯ではよくあることですが、油断すると熱湯が混ざらないで表面を伝ってきて首の辺りが激熱になるのです。
というわけで、混ぜ混ぜ。
沈んでいた落ち葉が舞い上がりますが、気にしません。
30分ほど楽しんだ後、再び車に戻りました。
あれ、さっきは通行できたのに、入浴している間に通行止めになってました。
(きっと、本当は通行止めだったんでしょうけど、ゲートを閉めてなかったんでしょうね。で、私がふらふらと入って行って戻ってきたのを見て、あらためて案内看板を出したと・・・)
おや、あれは・・・・
(最初、通行止め用の石でも置いたのかと思いました)
お猿さんです。
撮影に向かったところ、静かに山に帰って行ってしまいました。
再び谷沿いの道を戻りながら、間食です。
(マンゴジュースはコンビニのくじで当たりました)
こんな写真もTX7で撮影。
(被写界深度が深いので、両方にピントが合います)
そして、やってきました、屋敷温泉。(本日2湯目)
本当はここに入りたくて秋山郷までやって来たのでした。
おかみさんに確認すると、「朝、お湯入れたばかりだからね~、入れなかったら内湯に入ってねぇ~」
と、言われ、湯船に手を入れてみるとばっちり適温。
と、いうわけで、本日一番風呂です。(TX7)
申し訳程度にしか囲いが無いのと、写真に写っているとおり、風でカーテンが豪快に舞い上がるので、駐車場から湯船が丸見えと言う一風変わったお風呂ですが、無色透明の硫黄泉がドバドバと掛け流しになっていて、気持ち良いことこの上なし。
写真にも写ってますが、ロド見風呂ですよ。
料金は200円とリーズナブル。最高!!
この道、中途半端にゲートが閉まっていたのですが、通れるみたいなので入ってみました。
志賀高原が走られなかったので、こちらで大満足。
除雪が行き届いているので、もしかしたら反対側まで抜けられるかも、と期待したのですが、
やはり、だめでした。
(鳥類の調査員と猟師の方々が入れるように半開きになっていたようでした)
K7(デジイチ)
TX7(コンデジ)
覆道にはいくつもの雪解けによる小さな滝が出来ていました。
秋山郷から新潟県に入り、農道を走って日本海へ K7(デジイチ)
TX7
地元の人に人気がありそうなラーメン屋さん
量で勝負のラーメン屋さんでした。
(最近、東京のラーメン屋さんのレベルが高すぎて、舌が肥えてしまいました)
上越の300番台、400番台の国道は、どれもこれも一線級のワインディングロードばかり。
岩手の県道に似てますね。
(岩手がオ○ワなら、新潟は元祖カ○エイですからね~)
棚田地帯を気持ちよく走ります。
新品タイヤも馴染んできて、ようやく人馬一体という感じです。
やってきました新潟の日本海。 K7(デジイチ)
TX7 (コンデジ)
少しだけ国道8号線で海沿いを走ってから、越後湯沢の方へハンドルを切ります。
越後湯沢の温泉に入ってから帰ろうかと思って居たのですが、国道353号線の魚沼スカイライン(まだ冬季通行止め)入り口から少し下ったところに、湯治湯の雰囲気漂う上野鉱泉なる看板が出ていたので、適当に入ってみました。
日帰り入浴可能と言うことで、冷え切った体を温めてから高速に乗ることにします。
さすが湯治湯。
適温のすばらしいお湯がコンコンと掛け流しにされています。
写真にあるとおり完全に独り占め。
すばらしい入浴時間をすごさせていただきました。(本日三湯目)
今日は温泉当たり日でした。
日が沈んだので関越に乗って東京を目指します。 K7(デジイチ)
TX7(コンデジ)
帰りも目の前で「パトカーに続け」の案内を出された方がインター出口へ連れて行かれておりました。
春(の交通安全キャンペーンの季節)ですね~。
さて、TX7の画像ですが、ブログサイズまでリサイズするとその差はほとんど無いです。(色温度が全然違いますが、これはK7が寒すぎるんだと思います)
肝心の動画ですが、ダイナミックレンジが若干足りないぐらいで、解像度とスムーズさには目を見張るものがありました。
走行シーンはちょいと早回しにしてますが、TX7の動画性能に興味のある方はこちらの動画をご覧ください。(PCスペックに余裕がある方は元ページでHD動画がご覧になれます)
以上です!