GW直後の週末は旅の記録を書いたりしていたのですが、それ以外のことも少ししておりました。
5月8日(土)
マフラーの太鼓の付け根のところにヒビがはいってしまい(白い線で写ってます)、エンジンの特定の回転数にあわせてビビリはじめたので溶接して治してもらいました。
(以前福島の安ホテルに泊まった時、裏口から地下駐車場に入れる坂で亀の子になり、排気管が持ち上がってここに負荷がかかったようです)
5月15日(土)
渋滞の首都高を抜け
NC、NB、NAで仲良くランチ。
その後Fさんの後について栃木へ。(そのまま、福島まで行こうと思っていたのですが、日曜の天気が思わしくなかったので、やめておきました)
Iさんも合流して三台で少し走りました。
5月22日(土)
南の島旅行記もあらかた書き終わったので、週末はドライブに行くことにします。
金曜日の夜に天気予報を確認すると、 西日本は全然ダメで、北日本が全体的に晴れの予報になっていたので、そちら方面にドライブに行くことに決定。
もちろん、
ポチさんや
白神爺。さんがまるで私を誘うかのようなブログをアップしていたことも無関係ではありません。
金曜日の夜、帰宅後すぐに自宅を出発。
東北道をひた走り、夜中の2時頃岩手県に入ったところで仮眠。
翌朝、太陽光を感じて4時に目が覚めたのですが眠さに勝てず5時に起床。(北日本は4時なんですね。5時頃だと思ってました)
SAで朝食を購入して手早く食事を済ませ、すぐに走り始めます。
さて、せっかく晴天の岩手県に来たのですから、まずはいつものところを楽しみますか。
岩手山です。
大分雪が融けてます。
この分だと、もう東北2000m級の登山も大丈夫そうですね。
いやぁ、早朝は道が空いていて気持ちが良いです!
ポチさんが紹介してくれた一本桜。この場所は何度も通過しているのですが、この木が桜だとは知りませんでした。 咲いているところを見たかったのですが、一歩遅かったみたいで残念。
コンデジのパノラマ機能で撮影
ちなみに我が愛車も写っております。
エンジンを止めると鳥のさえずりぐらいしか音が聞こえません。
長閑だなぁ。
八幡平に上がる2本の道はいずれも夜間通行止めで、ゲートが開くのは朝8時半。
ゲートが開くまで南の島で覚えた「まったり」ドライブです。
いやぁ、春はいいですね~。
たくさんの色が溢れています。
まったり走ってきたつもりでしたが、それでもゲートオープンの1時間近く前に来てしまったので、少し暇つぶしをすることにします。(奥の方に閉じられたゲートが写ってます)
地熱発電所を見学。(って、敷地の外から眺めただけですが)
さらに、発電所横の松川温泉に入浴。この辺りで温泉に入るときは、どうしても藤七温泉に行ってしまうのでここは初体験でしたが、そりゃぁ、八幡平エリアですからすばらしい温泉でしたよ。
ゲートが開いたので樹海ラインを上っていきます。
やっほ~!!
なんせ、ゲートが開いてすぐに入ったので、ペースカーが道をふさいだり、山菜採りの車がカーブを抜けたら道の脇に居たなんてことが無いので、気分良く走れます。あと、新品のタイヤに自分が慣れてきたのか、ようやく車の挙動予測と実際の動きが綺麗にマッチするようになってきました。
この季節ならではの景色ですね~。
藤七温泉の上にある、ここ(写真左)の野湯が大好きなのですが、さすがに温泉ハシゴはやめておきました。
雪の回廊、まだまだ楽しめます。
空気も澄んでいて、遠くまで綺麗に見渡せます。
八幡平の頂上(県境)を越えて、秋田方面へと進みます。
秋田側を十分堪能してから岩手側に戻ります。
たくさん雪が残っていますが、梅雨になれば一気に溶けるのでしょう。
今度はアスピーテラインを岩手県八幡平市に向かって下ります。
ところどころで工事をやっていました。(信号待ち中)
走りの気持ち良さは樹海ライン、景色の良さはアスピーテラインと個人的には思っております。
私にとっての定点観測ポイントです。(後ろが八幡平)
新緑の白樺並木の中を中を気分良く下って来ました。
次は本日のメインイベント、八戸に向かって高速ワープです。
途中、高速を降りてコンビニで買ったおにぎりと「からあげクン」で仮の昼食としつつ、八戸を目指します。
なぜ、途中で高速を降りたかと言うと、白神爺。さんからのお勧め情報に七戸エリアが入っていて、それを勘違いして二戸付近で降りたからです。
八戸の街を抜け(本当の中心街はもっと普通の地方都市です)
やって来ました太平洋。
写真にも写っていますが、なんか、すごい霧が発生して海へと流れ込んでいます。
山間部からものすごく冷たい風が吹き付けてきていて、街全体に霧がかかったようになっています。 霧もものすごいスピードでかっ飛んでます。
上半身半袖1枚で走ってきたのですが、急に寒くなってきました。
さて、やって来ました蕪島です。
今回のドライブの一番の目的地はここです。
写真でおわかりの通り、ウミネコのコロニーになってます。日本のウミネココロニーで陸続きで足を踏み入れられるのはここだけだとか。(昔、陸軍がつないじゃったとか何とか)
「群れ」好きの私としては是非行きたかった場所なのです。
ロードスターは地面に無数についている爆弾を食らわないよう出来る限り蕪島から離れた場所に停め、神社へと歩いていきます。
さすがコロニー、強烈な獣臭がします。(動物園ぐらい)
自分たちのテリトリーだからか、地元の方々が(魚の居場所を教えてくれるありがたい動物として)保護してきたからか、都会の鳩ぐらい逃げません。
階段の脇からしてすでにコロニーエリアのようです。
寝ている個体は、カメラを近づけても起きようともしません。
神社に到着しました。
鳴き声の大合唱状態です。
境内を一周回れるようになっているのですが、ここを歩くのは勇気が必用です。(三周回って参拝すると御利益があるって話は後から知りました)
では、行きますか。
ずかずかとは歩けないので、慎重に進みます。
私には普通の道にしか見えないのですが、彼らなりに縄張りがあるらしく、つつき返してくる個体も居ます。(ウミネコ同士もしょっちゅう争ってます)
蕪島自体は奥へと続いていますが、柵があって神社より先には行けません。
強風が吹いているのですが、柵に停まっているウミネコがたまに爆弾を放出して、それが風に乗って横に飛ぶので、おっかないったらありゃしないです。
服に着くこと自体は運が付くって有り難られるらしいのです。(証明書ももらえるみたいです)
他にいらしてた方は皆傘を持っていたので、準備がいいなぁって思っていたら、どうやら階段のところに傘がたくさん置いてあったみたいです。
そこかしこで、生命の営みを間近に拝むことが出来ます。
島全体が見渡せるところまで来ました。
ヒッチコックの鳥じゃないですが、鳥が苦手な方にはたまらない光景でしょうね。
私はもちろん大喜びですが。
調査員の方が何か調べているようです。(すごい数のウミネコが頭上を飛んでいるのがわかりますでしょうか?)
いままでこういう写真はウミネコに警戒されてなかなか撮れなかったのですが、ここでは撮り放題です。
偶然どいてくれていた親が居て、暖めていた卵を見ることが出来ました。
いやぁ、楽しかったです! 鳥のコロニー訪問(中に入る)という長年の夢が叶いました。
蕪嶋の様子はたぶん動画のほうが雰囲気が伝わりやすいと思いますので、興味のある方はこちらをどうぞ。
やはり無傷というわけにはいかなかったです。。。(他にも数カ所。衣服は大丈夫でした)
と、いうわけで、ガソリンを入れがてら軽く洗車。
続いて八戸キャニオン。ここも前々から行ってみたかった場所です。
これこれ、これを見たかったんですよ。
底からベルトコンベアがカラカラと回る音が聞こえてきます。
(地下のベルトコンベアが八戸港まで続いているとか)
残念ながら大型ダンプが走る様子を見ることは出来ませんでした。
コンデジのパノラマ機能で撮影
喜んで走ってきたら、せっかく洗車したのに車が石灰だらけに・・・
ミニストップのアイスを食べつつ、白神爺。さんお勧めのポイントへ移動開始。
こんなの奥入瀬じゃ無いって言いたくなる奥入瀬村の奥入瀬川を渡り、、、
七戸、天王神社のツツジを見にやってきました。
これは見事!
白神爺。さんに紹介してもらわなければ見逃すところでした。
お参りに行きます。
天王神社です。
景色を眺めながら蕎麦餅を頂きます。(お参りに来たのですが、花とお餅ですっかり忘れてしまいました)
いやぁ、これは綺麗ですね~
すっかり堪能させてもらいました!
さらに次のお勧めポイントへ移動開始。
頂いたメールには横浜町って書いてありましたが、どこでしょう? 、、って、下北半島!!
去年に引き続き再びやってきました下北半島です。
こりゃすごい!!
横浜町の菜の花畑です。
いやぁ、5月下旬に菜の花を楽しめるとは思いませんでした。
恐るべし青森、こんな景色がまだまだあるんですね~。
花畑と風車の組み合わせが、オランダのようだと感じます。
どう切り取っても絵になります。
「ヨコ」
「ハマ」
って書いてあります。
4500円ぐらいでヘリの遊覧飛行をしてくれるので、上空から見ることも出来ます。
さて、日が暮れてきたので宿泊場所を探すとしますか。
明日の天気を考えると、今日のうちに秋田側に移動しておいたほうが良さそうです。
すごい数の風車を眺めているときにふと思い出しました。
宿題を忘れていたことを。
と、言うわけで、再び八戸、三沢方面へと走り始めます。
うぉ~、日が沈む~。
宿題があるんだから沈むの待ってくれ~。
これが宿題です。
焦って撮影しますが、なんか「お題」と車の角度が違うような。。。
しかも、後ろに木が写ってるし。。。
ここで、こうだっけ・・・
(携帯で正解を確認中)
いや、違いますね。
散々迷って一方通行のところを2週して、「たぶんこれであっているはず」というショットを頑張って撮影しました。
結果は
こちら。
近くに日本一の大イチョウの木があったので見学。
日本一と言うだけのことはある、かなり立派な木です。
さて、寝る場所を確保せねば。。。
というわけで、八戸市内にホテルを予約。
再び八戸です。新幹線の終着駅だけあって、立派な街ですね~。
青森まで延びたら過疎化が進んでしまうのでしょうか?
ネットで調べて狙っていた温泉銭湯は今年の2月に廃業とのことで入れませんでした。
さらに、同じように調べていた美味しそうな食堂も閉店した後でした。。。
空腹のままホテルに到着。
一泊2400円ですが立派なホテルです。
うん、これは値段を考えたら十分すぎる設備です。
(2階に部屋があるという「訳あり」で2400円でした。これに駐車代500円を足して2900円でした)
テレビもハイビジョン、ネットも使えました。
ホテルのフロントで教えてもらった郷土料理の居酒屋でホヤの刺身に
銀鯖の〆サバ、そして鯛茶漬けを頂きました。
ホヤ、予想よりも食べやすかったです。
板前さんに、どこから来たのか訪ねられたので東京ですよと答えたら、仕事?と聞かれたので、「土日のドライブです」って答えたところ、
「ドライブって距離じゃないでしょ」
と、笑いながら言われました。
たしかに、土日で下北半島はいくらなんでも遠い気がします。(to 勧めてくれた白神爺。さん)
そして、板前さんに八戸周辺の観光ポイントをいろいろ教えてもらいました。
5月23日(日)
5時に起きて早速出発。(日の出は4時過ぎですから、全然間に合ってないのですが)
今日も朝からおにぎり(三陸のネタらしい)、からあげ君、牛乳で済ませます。
そう言えば、天気予報では晴れでしたけど、曇ってますね。。。
というわけで、再び蕪嶋に舞い戻ってきたわけですが、昨晩板前さんから三周回ってお願いすると「金持ちになるよ」と言われたので真に受けてやって来たのでした。
蕪嶋で本日の作品を丹念に撮影
題名 「ビップな車と私とウミネコ」
本日の作品 その2
題名 「続 ビップな車と私とウミネコと赤い車と屋台と糞」
さて、お参りしますか!
三周回りましたよ~。 (ウミネコからすると、また来たのかって感じでしょうか)
「二礼 二拍手 一礼」と、ちゃんと書いてあるのに、勢いあまって拍手からはじめてしまったり、蕪と瓢箪の像を三回撫でてからと書いてあるのに忘れてしまったので、後から慌てて撫でたりしましたが、たぶん私は願い適ってお金持ちになっちゃうのでしょう。
昨日は気が付きませんでしたが、巣があるところをちゃんと保護してあげているんですね。
こちらは種差海岸。
板さんがデートで彼女と寝転んでよく夜を明かした場所だと遠い目をしながら語ってくれたのを、同じくホヤを食べつつ遠い目をしながら聞いておりました。
ここ、晴れていたら綺麗なんだろうなぁ。
るるる~。
と、思っていたら、白神爺。さんも
おんなじような事を書いていて、読み返して思わずニヤついてしまいました。
一瞬空が晴れたので期待したのですが、、、
朝はずーっとガスの中でした。
天気予報(アメダス)でリアルタイムの日照状況を確認すると、晴れているのはやはり秋田側でした。
なので、秋田県を目指してひたすら走ります。
お~、りんごの木が咲いてますね。
(白神爺。さんから紹介してもらったアップルロード、行きたかったのですが、今回はあきらめました)
いつもとちょっと違う道を使って十和田方面に向かいます。
そして、十和田に着いた所で空が晴れ上がってきました。
ラッキー!
いやぁ、何度走ってもすばらしいです。
こういう道だと不思議とロードスターが生き生きと走り始め、自分とのシンクロ率が上がるような気がします。
奥入瀬も最初は曇っていたのですが、それでも素敵なので気にせず楽しみます。
コンデジのパノラマ機能で撮影
次第に晴れてきました。
コンデジのパノラマ機能で撮影
いやぁ、このパノラマ機能、すっごく便利です。
白糸の滝、写真ではこんなんですが、実物は大きくて綺麗ですよ~。
さて、さらに秋田側に進むとしますか。
お、桜が咲いてますね!
絶景の十和田湖を半周してから、
樹海ラインを西へ進みます。
さて、秋田側は快晴かと思って居たのですが、どうやら高曇りのようです。
(アメダスだとそこまではわかりません、いわんや気象衛星画像です)
仕方が無いので、空を見上げながら、比較的空の明るい南方向へ向かいます。
写真にピンボケで写っている軽のおばあさん、私が写真を撮っている横を笑顔で追い越して行き、再び私が追いつくと気持ちよく道を譲ってくれ、手をあげて挨拶するとバックミラーの中でかわいらしく手を振っている姿が見えました。
いやぁ、癒されました。
玉川温泉のあたりで一瞬晴れて来ました。
景色が良いところで空が明るくなるとうれしいです。
玉川ダムです。
玉川温泉のお湯が流れ込んでいるからか、綺麗なエメラルドグリーンです。
放水を行っていました。
右側が発電所ですね。
資料館で
RCD工法や流れ込む温泉水(PH1.2)を中和して、農業用水として使用できるようにしたことを学びました。
ダムを下から見上げたところです。
あれは通常放水ですね。
その上の赤いゲートがオープンするのは100年に1度級の大雨で決壊寸前のときだそうな。
さて、それでは本日の目的地に向かいますか。
秋田から岩手へ県をまたぐのに八幡平を通らないというチョイスはあり得ないのですが、今回は目的地に立ち寄るために国道46号線を使用します。
立派なトンネルで県境を越えます。
国道から外れて整備の行き届いた山道を登ること15分。
国見温泉にやって来ました。
ここは有名な温泉ですが、初入浴です。
というか、駐車場から車が溢れていて、芋洗いな予感が・・・
石油臭のきつい(硫化水素の匂いだそうです)、珍しい緑色のお湯です。
予想通り芋洗いになったり、湯温が高めで湯船が複数あるからか激空きになったりを繰り返していました。
そして、これまた嬉しいことに、入浴中だけ空が晴れてくれました。
(今度は宿泊して空いている時に入りたいですね~)
温泉の情報は
こちら
まだ時間は早いのですが、天気もこんな感じですし東京に向かうことにします。
(下ってくるときに、左に曲がるヘアピンでセンターラインを大きくまたいで曲がってきた車を避けるためにインコースに逃げすぎ、左後輪のホイールを盛大に削ってしまいました。まぁ、ホイールはあちらこちら傷だらけですし、人生そんなこともあります)
道の駅で稲庭うどんに雫石牛串を頂きます。
(牛串、2本で800円もするのに「嚙み応え十分」というキャッチコピーになんか違うんじゃないかと思いつつ、一生懸命噛みました・・・)
あ~、岩手山と八幡平も見納めです。
カーナビ検索でここ(盛岡)から自宅までの距離を調べると、残り600km弱。
500kmぐらいかなぁと思っていたので、軽くショックを受けます。(トータル走行距離1850km)
高速で南下していると、途中から雲行きがかなり怪しくなります。
カーナビに登録されていない新しく整備された高速を確認するために携帯ナビで現在地を確認してみたら、自車位置が「オクラインカ」と表示されてます。
どこだろうと思ったら、
ロシアのウラジオストクの右上でした。(東北とそれほど遠く離れてはいないので惜しい!)
うわ~、バケツをひっくり返したような雨です!!
雨は酷かったですが、渋滞に巻き込まれることも無く、栃木で餃子を食べてから22時頃無事に家に帰宅しました。
以上です。