• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ぎんがめのブログ一覧

2010年08月31日 イイね!

SPORTS CAR FORUM 2010





お知らせブログです。


 平井元主査
 貴島元主査
 小早川元主査


の上記3氏と各分野の3氏が出演するスポーツカーについての講演会が開催されます。
(ぎんがめも事務局で参加しております)


■講演会内容

 ●スポーツカーの流れ 日本編
 ●スポーツカーはなぜ楽しいのか
 ●スポーツカーはどう生き残るのか


■日時
 2010年9月26日(日)13:00~16:30 (12:30受付開始 開場)


■場所
 マツダR&Dセンター横浜


■会費
 1000円

内容詳細、応募は → こちらから。


申し込みは9月1日スタート、定員150名です。
奮ってご応募くださいませ!


→ 定員に達しまして申し込みを締め切りました。宣伝に協力いただいた方、「いいね」ボタンをクリックしていただいた方、まことにありがとうございました!




Posted at 2010/08/31 23:05:13 | コメント(2) | トラックバック(1) | 日記
2010年08月26日 イイね!

お盆前半 ダイビング編



8月7日(土)





8月7日の週末は数ヶ月前から予約を入れていたブルーウォーターダイビングに出かけておりました。


ブルーウォーターダイビングとはなんぞや?って方のために簡単に説明すると、元々は外洋調査で行われていたダイビングスタイルで、どこか深場に沈み込まないよう体をロープに括り付けた状態で、深さ数千メートルの外洋(ブルーウォーター)のど真ん中で潜る(水中を漂う)というスタイルのダイビングです。


海外なんかでは一部行われていたのですが、西伊豆田子のショップがこれを「黒潮ど真ん中バージョン」やってくれていて、だいぶん前に一度参加して感動し、その後も何回か申し込んだのですが、「一般人向け」には年に1回ぐらいしか開催されないのでタイミングが合わず、このたび数年越しで参加と相成った次第です。
(今では和歌山の串本あたりでもやってるみたいですね)



一般人向け以外では関東各地の都市型ダイビングショップがショップ単位貸し切りで申し込んで来るので、実は人気があるのですが、私みたいなフリーが参加できる日程が年に1日しか無いというのが現実です。



これまた神子元のハンマー以上にギャンブル性の高いダイビングで、当たればジンベイとかマンタ、各種サメや魚の群れに会えたりしますが、外すと文字通り「ブルーウォーター」、本当に青い水だけ見て帰ってくることになります。



かなり外洋まで移動するため、料金も他の(ボート)ダイビングよりも高く、集合も朝5時半と早いため、知る人ぞ知るマニアックなダイビングであると言えます。








さて、今年は黒潮が伊豆半島に接近と先日書いたばかりですが、数日前から三宅島付近に大蛇行。いつものごとく嫌な予感がしますが、中止の案内も来ないので、ひとまず金曜日の夜中に渋滞の都内を抜けて西伊豆のショップに向かいます。








午前3時半にショップに到着。(本当はもっと早く到着したかったのですが、お盆スタートの日で国道の混雑具合が予想以上でした)




そのまま1時間半ほど仮眠し、、、







5時に起きて申し込み手続きを終えます。









簡単なブリーフィングと準備を済ませてから、船は朝6時に出航。







黒潮求めて、ひたすら南下して行きます。







本当に三宅島近海まで行くらしく、本日の戻り時間は夕方遅くになるのだとか。これは船旅も含めて楽しみ。










と、思ったら、なにやら視界の先に波勝崎沖潮流ブイが見えてきました。
これは伊豆半島沖の魚礁を兼ねた潮流を計測するための装置で、この回りにシイラの群れなんかが居着いていたりします。(浮き魚礁と呼ぶそうです)


数年前にブルーウォーターダイビングに参加したときも、帰りにここに立ち寄り、シイラを見ながらダイビングをしました。


が、ここで潜るのは本来のブルーウォーターダイビングとは違います。
なぜ、ここに向かうのか嫌な予感がしつつ、開催主のYさんの説明を待ちます。



「今日は良い潮が入ってるから、とりあえず先にここで潜っておきましょう」




なるほど。



ブルーウォーターでは黒潮の適当なところで潜るわけではなく、大きな流れ藻や流木を探して、そこで潜ります。
流れ藻や流木の下には小魚がたくさん居着いて、さらにその下にはそれを狙う肉食魚が居て、さらにその下にはその魚を狙うアオザメなどが居たりして、ミニチュアの食物連鎖の生態系ができあがっているのです。(前回はそうでした)
流れ藻や流木と言っても、そこら辺にたくさん浮いているわけではなく、それを求めて大海を探しまくるわけです。万が一見つけられなかった場合は、タイムアップでその辺で潜ることになり、文字通り「ブルーウォーターだけ見てきました!」という話になるわけです。






そうならない保険としての波勝崎沖潮流ブイ。



まぁ、何も見ないよりは数百倍マシ。前回帰りに2本目としてここで潜ったときは潮流がバカっ速だった上に透視度も悪く、シイラの群れを見た以外ではそれほど良い印象は無かったのですが、今日は透視度も良いみたいなので、少し期待しましょう。








さて、潜行してみると、青く透視度の良い潮が入ってきていて、ブイの回りにはいろいろな魚が居着いています。








興味津々で体の回りをぐるぐる取り囲むツムブリの子ども
(たぶん大型の魚に寄り添う習性があるんだと思います)







ウスバハギの群れ








延々と続くシイラの群れ

(右上にダイバーが写ってますが、比較していただければわかるとおり、50cm~100cmぐらいの大きさがあります)








ダイバーは私も含めて潮流でどこかにかっ飛ばされないように、紐で結ばれております。

それが原因なのか、魚の群れを求めてあっちこっちに移動しているのは私一人ぐらいなもんで、残りの人が誰も移動しないので、、、








私が魚の群れを求めて一人で全員を引っ張るような格好になることもしばしば。

(もちろん引っ張れないので、結果、私が魚(シイラ)の群れに近づけないわけですが)



それはともかく、魚も多くて大変満足度の高いダイブでした。






では、いよいよ、本番の黒潮探索です。









朝食なんぞを食べながら時間をつぶします。









沖合いに見えている黒い横線、小型の鯨のオキゴンドウです。(臆病なので、近づいたらすぐに潜って逃げてしまいました)



そんな感じで船上は大いに盛り上がっていたわけですが、不思議なことに三宅島(南東)方面を目指すはずなのに、真南に向けて船が走っています。



しかも駿河湾を出た辺りから左右に蛇行し始めました。



しまいには北上し始めます。



怪訝な表情をしている私の横にYさんがいつの間にか立っていて




「沖に出ても潮が悪いし、駿河湾に良い潮が入ってきているから、そちらで潜ることにしたよ」




と耳打ちします。



まぁ、黒潮ど真ん中に放り込まれたいのは山々なのですが、決定権は私には無いので、ここは頷くしか有りません。







その後、持ち込んだ弁当なんかをぱくつきながら駿河湾内で流木などを探して走り回ること数時間。






結局、何も見つけることが出来ず、、、






やって来ました、ザ、ブルーウォーターダイビング!!






るるる~。。。











深海魚の漁場としても知られる駿河湾は深いところだと水深2500mですが、ここは石花海(せのうみ)と呼ばれる台地で水深30~100mだそうです。(好漁場だそうなので、少しでも魚に会えることを期待してここを選んだのでしょう)











いやぁ、たしかに浮遊感とか、底が見えないドキドキ感はありますが、紐につながれてる状態で魚が見られないんじゃ3分で飽きてきます。

これほど「30分」(ダイブタイムとしては短い)が長いと感じたダイビングは人生で初めてでした。



これで外洋性の動物プランクトン (前回見たゾウリムシみたいな形で60cmぐらいあるやつ)とかでも来てくれたら楽しかったんですが、それすら居ませんでした。(まぁ、湾内ですし)


ほんと、海ってほとんどの場所に魚は居ないもんなんですね~。

(ダイビングの時は魚の居る場所に行くのであまり意識してないわけですが)



という、確認ができました!



さて、、、



夕方まで戻れないと聞いておりましたが、このペースだと2時ぐらいには田子に戻りそうです。


ぼーっと甲板にまどろみ、うつらうつらしていると、誰かに肩をつつかれます。


目を開けるとYさんを中心に全参加者が私の周囲に立ってました。

(全員の前で寝落ちしてたみたいです)


慌てて立ち上がった私を確認したYさんが


「波勝崎沖潮流ブイでシュノーケリングしましょう」


と、突然発表をしました。



たしかに、シイラなんかは水面付近に群れているので、シュノーケリングでも問題なく楽しめるでしょう。

しかも、シュノーケリングの場合は体をつなぐロープ無しですから好きなだけ寄れますし。(シイラはけっこう臆病なので、近づくのにはコツが必用です)



しかし、一つ問題があります。


シュノーケルを持ってこなかったのです。(使わないと思って車に置いてきた)
まぁ、浮力の強いウェットスーツに足ひれ、水中メガネがあれば何とかなるだろうと言うことで、海に飛び込みました。







いやぁ、楽しかったですけど、さすがに息止めっぱなしは疲れました!!



後半は背泳ぎ姿勢で波間に浮いて休憩してました。(多少の潮流があるので、あんまり休憩していると船まで戻るのが大変なので、足ひれを軽くキックし続けながらの休憩です)








というわけで、15時頃田子の漁港に戻ってきました。


ずーっと日のあたる所に居たのですが、日焼け止めを塗らなかったので(今年、一度も塗ったことが無いのですが)、普段焼かない背中とかが真っ赤になってしまいました。。。

そして、この後、2週間ほど酷い目にあったのでした・・・




それはともかく、、、


黒潮ダイブはまた来年ですね!

(出来れば開催日はお盆時期じゃないといいなぁ、登山のロング縦走のタイミングと重なるので)







ちなみに本日分の動画はこちらです。




さて、明日は勢い余って申し込んじゃった神子元ダイビングです。



賢明な、というか皆さんも気がつかれたかと思いますが、私が神子元ダイビングを申し込んだ翌日に黒潮の蛇行が始まり、神子元の透視度は最悪の状態になりました。。。


その時点で即刻キャンセルしても良かったのですが、もしかしたら回復するかもと期待して、なんとなくそのままにしていたのです。



駿河湾から外に出たところの濁った潮は私も自分の目で見たので、同じエリアに位置する神子元の透視度はまったく期待できません。
当然、蛇行を開始してからハンマーの群れはまったく見られなくなっており、本日土曜日も各ショップ連敗記録を重ねておりました。
まぁ、それでも、前回邪気払いは出来たような気がしたのと、ハンマーに固執せずにダイビングを楽しもうと、せっかく伊豆まで来たのだから、東京に戻ることなく連チャンで潜ることにしたのでした。
昔から通っていたショップに最初は申し込んでみたのですが、満杯で断られ、先日ハンマーを見せてくれたショップに申し込んだところ、こちらも満杯だったのですが、キャンセル待ちで申し込んでみたら、翌日あっさりとキャンセルが出て、潜れることになってしまって喜んだのもつかの間、黒潮大蛇行開始という次第です。










さて、では南伊豆の弓ヶ浜に向かいますか。

(クソ暑い中、根性でオープンにしております)






奥石廊崎のユウスゲを眺めてから、、、








ショップに紹介してもらった民宿に到着。



民宿の女将さんに「夕飯に美味しい店を紹介して」と民宿のおばちゃんに尋ねたら、、、






なぜか近所の焼き肉屋さんを紹介され、上ロースを頂くことに。
(たぶん、地元(漁村)の人にとっては肉料理が貴重なのでしょう)



昨日は全然寝ていないので、21時頃に寝入ってしまいました。



お休みなさい。。。





8月8日(日)







6時前に起床。

なぜか5時55分55秒を撮影するためにカメラのファインダーを覗くこと1分。

自分でもなぜこんな写真を撮ったのか理由がわかりません。





せっかく早起きしたので集合時間1時間前にショップに顔を出し、2-4航海目から1-3航海目に変更してもらえるようにお願いしてみます。


すると、「いいですよ」と快く変更をしてくれました。



どう見ても透視度が良いのは1航海目。2航海目より後は沖の濁った潮が流れ込んでくるので、透視度は落ちるだろうと予想してのことです。









さて、結果どうだったかと言いますと、、、




ハンマーは1匹だけ軽くシルエットを眺めただけですが、特に1航海目のドリフト(潮の流れに乗ってかっ飛ぶスタイル)は魚影も濃く、いろいろな魚の群れを眺めながら楽しみました。







特にダイビングにハマルきっかけにもなったニザダイの群れは迫力もあって良かったです。




まぁ、透視度も悪いし、どこのショップもハンマーの群れは見ていないんで、一匹見られただけでもマシな方でしょう。







神子元ダイビングの様子はこちら。

(帰宅後、このデータの入ったSDカードが不調でデータを取り出せなくなり、都内のショップでは復旧は無理と断られたので、こちらのショップで2万円ほど払ってレスキューしてもらいました)







では、東京に戻るとしますか。








何気に私のロードスターが写っていることに気がついた方はえらい!







いやぁ、夏ですね!!








帰りは田子のショップに高機能タオルを忘れてきてしまったので、それを取りに立ち寄るために再び石廊崎経由で西伊豆へ。 (本日日曜日のショップ主催ブルーウォーターは三宅島まで遠征したとかで、まだYさんは帰ってきていませんでした。ショップ主催だと代表者の鶴の一声で無理が利くのでいいなぁと思いました。一般参加組ではたしかに船酔いして気分悪そうな人も居たので、気を遣って湾内にしたという感じもしますし)、、、









ダイビング後のソフトは旨い!
(ミニストップのアイスは味が安定していて良いですね)







田子からそのまま大瀬崎まで北上。






突然の大雨。









沼津港で漁師料理を食べました。







ちょっと頼みすぎました。。。








東名高速は30kmの渋滞表示が出ていたので、箱根峠まで国道1号線で走り、そこから箱根新道、小田厚自動車道、東名(渋滞少々)、後は滞ることもなく東京まで帰ってきました。




さて、家に帰ってきてから各ショップのブログを開きます。




すると、、、、




満杯で断られたショップ → 1、2、4航海目でハンマーの群れ目撃(黒潮蛇行開始してから初)

今回行ったショップ → 私が当初組み込まれる予定だった2航海目でハンマーの群れ目撃
(同じく黒潮蛇行開始してから初、2航海目から戻ってきた船の様子からしてそうかと思っていましたが、やはり見ていたのでした・・・)



まぁ、あれです、今回例え見られたとしても、こんな透視度の悪い海でハンマーの群れに出会いたい訳じゃないので、良いのです。。。(いや、本当に)




やっぱり、祭壇にトンカチを祭って拝んだ方が良いのかもしれません。。。






お盆後半編に続く




Posted at 2010/08/26 03:50:38 | コメント(10) | トラックバック(0) | 日記
2010年08月06日 イイね!

Tさんと北アルプス縦走 (黒部五郎岳 槍ヶ岳)



アメリカ出張から戻ってからすぐに登山道具に切り替え、夜行バスの出発点となる品川駅に向かいます。








元同僚のTさんと改札口前で合流し22時30分のバスに乗って出発です。


元同僚と書きましたが、Tさんは定年退職後に楽しい生活を送ろうと若いときから計画を立てて貯金にいそしんでいたところ、早期退職優遇制度が導入されたため、少し前倒しで会社を円満退社され、今はテニスとスキーと登山、温泉三昧の生活を送られております。
(そんな人生に憧れますが、きっと私には(貯金なんて)無理です)







新宿バスターミナルを通過した後は消灯されるので、こんなフードを被って眠りに就きます。

私は帰りの飛行機でも寝ないで頑張っていたので、バスが高速道路に乗る前には眠りに落ちていました。
(Tさんはなかなか寝付けなかったとか)



7月31日(土)



最後に立ち寄ったSAで運転手さんに富山駅前の到着時刻を確認すると、

「6時15分ぐらいですかね~」

という返事。(時刻表の到着予定時刻は6時ジャスト)


6時10分に駅の反対側のターミナルを出発するバスに乗らねばならないので、なんとかならないか訴えてみると、ちょっと急いでみますという返事。



その後のバスは追い越し車線をメインで走ってくれて、なんとか6時5分頃に富山駅に到着しました。
(親切な運転手さんで助かりました)





運転手さんに礼を言ってザックを回収します。

他にも登山用の格好をした方もいらっしゃったのですが、皆さん室堂方面に向かう様子でのんびりしています。
(そちら方面は富山地鉄6時30分頃発とのこと)






15歳年上のTさんを一旦置き去りにして、駅の反対側へと走ります。







なんとか出発寸前のバスに追いつきました。

車掌をやっている若い子に「あと一人来るから!」と伝えて、Tさんを迎えに戻ります。


地下通路から出た後、明後日の方向へ歩いてきょろきょろしているTさんを大声で呼び戻し、無事に二人でバスに乗り込むことが出来ました。



バスに乗って一息ついたところで、



「ぎんがめの旅っていつもこんなんなの?」



と聞かれたので、笑顔で



「だいたいこんな感じですよ」



と、答えたら、



「俺ならこんなきわどい計画は絶対に組まない」



と、元経理屋さんらしい生真面目な返事が返ってきました。







この道は先日涸沢から下山した後にロードスターで走ったばかりですね~


本当は富山駅から登山口の折立までバスがまっすぐ走れば2時間以内で着くところを、今年は土砂崩れで道が崩壊してしまい、バスは一度岐阜県まで遠回りしてから北上し、4時間弱かけて折立を目指します。そのため、私達のバス搭乗時間は合計11時間になってしまっています。

普段、近所の山に自家用車で登山に行っているTさんには、このバス乗車時間の長さも信じられない様子でしたが、これは私のせいではありませぬ。






そうそう、道中の鉱山跡にスーパーカミオカンデがあるんでした。







長い行程なので、道の駅で少し休憩。







山間部に入ったところで、バスのワイパーが動き始めます。


天気予報では晴れるはずでしたが、なんと雨が降ってきました。




いきなり登山口からカッパ着て登るのは辛いなぁって思っていたら、すぐに止んでホッとしました。






有峰林道に入って、再びトイレ休憩。




バスが走り出してすぐのカーブを抜けたところで、、、





あ!  あれは!!
(車掌の若い子も覗き込んでいます)







おお!







おおお!







なんと、、、




けっこう大きなツキノワグマです。
(写真にはハッキリ写せませんでしたが、茂みの中の黒っぽいのがそうです)




ちなみに、バスの車内で気がついたのは私と車掌の子の二人だけでした。


最初道路に居たのに、運転手さんが気がつかなかったことにびっくり(笑)








有峰ダムで最後の休憩。(というか、たぶん撮影タイム)







なんだかんだで晴れてきました。







折立登山口に到着です。




早速準備を整え、午前10時過ぎに出発しました。






のっけから急登を登っていきます。


バテないように、ペースをぐんと落としてじっくり登ります。





バスの中でおにぎりを食べましたが、登り始めてすぐに消化してしまったので、再び燃料補給。







「三角点」と呼ばれるポイントまで、とにかく一本調子で登っていきます。


折からの猛暑で標高を稼ぐまでは暑いこと、暑いこと。







ようやく「三角点」を通過して、視界が開けてきました。


と、同時に空に雲が広がってしまいます。。。







まぁ、歩いたり休憩したりする分には涼しくて良いんですけどね。








さらに燃料補給。(一応昼食です)







視界が開けてからは緩やかな登りなので、本当に気分が良いです。







8月上旬は花真っ盛りかと期待していたのですが、すでにチングルマなんかは散ってしまった後でした。


今年は花の時期が早いんだか、遅いんだかよくわからないですね。







少しずつ青空が見えてきました。







やはり青空が見えるだけでも気分が違いますね~。







太郎平小屋が見えて来ました。








三角点まではコースタイム通りのスピードでですこし焦りましたが(コースタイムは高齢者向けに設定されています、って、私も高齢者の仲間か!!)、その後は1時間ほどコースタイムを短縮して14時前に到着。


受付に行くと、恐れていた事態が発覚・・・・




恐怖の布団1枚に2人体制・・・・


(その後、思ったほど客数が伸びなかったらしく布団2枚で3人に変更)







まぁ、それはともかくビールで乾杯。
(一人行動だったらアルコールは取らない質なんですが)

Tさんは一杯1000円する生ビールを注文しておりました。

缶ビールは安いけど苦手なので、私も生ビールにしておけば良かったです。






その後、再び晴れてきたので、小屋の裏にある太郎山に散歩に出かけました。







お~、薬師岳(例のお腹超特急、私も超特急で下った百名山)です。







17時に夕食。

Tさんはメニューと味にご不満な様子でした。

ちなみに、Tさんは私より登山歴は長いのですが、お風呂に入れないことが嫌で、ほとんど縦走経験がありません。








布団2枚を3人で使うわけですが、当然のことながら私が真ん中のポジションになります。

もう一人「相布団」になったおじさんは広島からいらっしゃった方で、


「布団を横に敷けば、真ん中のあんたも楽じゃろ」


と、ナイスな提案をしてくれる方でした。


この方の人生がこれまた綱渡りで、ガンと動脈破裂で2回死にかけて、体力が復活したので北アルプスに来たという話に心底驚かされました。
(帰宅したら肺ガンの疑いがあるので、再び検査だとか)





そんなこんなで、山小屋の夜は更けていくのでした。

そう言えば、夕方になっても晴れないなぁ。。。

明日の天気がちょいと心配です。




そして、もうひとつ心配なのが明日の山小屋の空き具合。


8月最初の土曜日なので、今日の混み具合はある程度予想していたのですが、周囲の皆さんの行程がほとんど4泊以上なのに驚き、同時に明日も同じぐらい混むのではないかという恐れが頭をよぎり始めました。

というか、ここ最近、「若い人ばっかり」「女性の単独行に囲まれた」とか書いていたのですが、今回の山小屋では、数年前にタイムスリップしたかのような平均年齢の上がり具合。というか、若い人が見あたらないのはなぜでしょう?

若い人は海の日とかお盆に集中して、会社をリタイアされた方がそれ以外の日程で歩かれるからでしょうか?




う~む、よくわかりません。



それはともかく、早く寝なきゃ。

おやすみなさい。(20時)




そして、平均年齢が上がったこともあり、当然のことながら、四方八方からイビキサウンドに囲まれるのでした。





8月1日(日)




2時過ぎに目覚まし無しで起きて、軽く外を散歩してみます。(山では3時間に1回眠りが浅くなった瞬間に目覚まし無しでも起きることが出来る体質になりました)


どうやら星も出て居るみたいでよかったです。


3時半にTさんを起こし、出発の準備を整えてから小屋を出ます。






まだ暗いのでランプを灯けて歩き始めます。(3時50分)


Tさん曰く、ここ数年で昨晩が一番ぐっすり眠れたとのこと。(私が散歩をしていたことを伝えたら、まったく気がつかなかったとのこと)

バスで寝られなかった上に山に登ったこともあり、相当疲れていたのでしょう。






少し明るくなってきたところでライトを消し、暗がりに目を慣らしてしまいます。







昨日はまったく見られなかった北アルプスの山々が視界一杯広がります。

Tさんもすごく感動しています。

(Tさんの北ア経験は百名山の剣と立山と白馬、あとは燕から表銀座で槍を目指したものの、大天井で大雨にやられて撤退というのがすべてだったと記憶しております。また、周囲に雨男が多いらしく、天気に恵まれないことが多いのだとか)






写真右、今回私が招待したかった黒部五郎岳です。







5時過ぎに太陽が昇ってきました。


ところが、それと同時に飛騨側から突然ガスが広がり、あっという間に視界が真っ白になってしまいます。

今まで夏山でこんな天気になったことがないので、何がどうなっているのかさっぱりわかりません。






北ノ俣岳手前のハクサンイチゲとチングルマの大群落を日の出後に迎えるつもりで歩いてきたのですが、ご覧の景色に・・・・







北ノ俣岳山頂です。







お、雷鳥。(写真には写っていませんが、雛も一匹おります)


って、まさか天気が崩れる?







小屋を出てから何も食べていなかったので、小屋で出されたお弁当(押し寿司)を頂きます。

けっこう美味しかったです。



そして、ガスが取れないままひたすら黒部五郎岳を目指して歩き続けます。





あ~、これは黒部五郎岳の取り付き地点。

頼む~、晴れてくれ~。







んん?







おおおお! (振り返ったところ)






なんと、運が良いことに我々の居る場所が最初に晴れてきました。






そして、高い山から順に頭を出し始めます。
(薬師岳)








えっちらおっちらと黒部五郎岳の肩まで上がってきました。


カールの中は半分ガスに覆われています。









まずは頂上に登ります。(8時35分)

大分ガスが取れて、周囲の山々が見渡せます。








薬師岳です。







そして、こちらが明日登る予定の槍ヶ岳。

Tさんが、


「あんなところまで歩くのかよ・・・・」



と、絶句しておりますが、人間、案外歩けるものなのです。



あまりに気分が良かったので、予定より長めに時間を過ごし、ボチボチとカールの内側へと向かって降りていきます。






ありゃ、カールの中(右側)にガスが溜まっちゃってますね。
(まぁ、ガスは呼吸するので問題ないのですが)






とはいえ、いつまで経っても見られなかったら困るので、Tさんに

「ここからの光景を一度眺めたら、あとは足下だけを見て、着いてきてください。決してカールの上部を見上げないでくださいね」

と、念を押してから降りていきます。



そして、カールの底へと降りること10分。


Tさんに


「顔を上げてください」


と、声をかけます。


そこで、視界に飛び込んでくるのが、、、







この景色。









人間でも一緒に写さないと、スケール感がよくわからないですよね~。(Tさん撮影)


転がっている石一つとってもでっかいんですよ。



そして、ここは最低でも2泊3日は必用と言われている北アルプスの奥地にあるため、かなり空いています。


足下を流れる水は雪渓からの雪融け水なので飲み放題、雪渓を削って練乳かけてかき氷食べ放題。
冷や麦も持って行ったんですが、ちょっと時間に余裕がなかったので、それはパスしました。

わりと低山を中心に登られているTさんは川の水をいままで直接飲んだことが無く、あまりの旨さに絶句しておりました。


私が北アルプスの中でベストポイントを挙げろと言われたら、迷わずここを選ぶぐらい気に入っている場所です。







ここに8月頭に来たのは初めてなのですが、やはり花の量がお盆時期よりも多いですね~。
(花の百名山でもありますし、この本の著者もベストは黒部五郎って書いていた記憶があります)



まぁ、とにかくTさんにここを紹介できてよかったです。
と、悦に入っていたところ、Tさんに

「おまえ、本当にここが好きなんだな」

と、ぼそっと言われたので、Tさんそっちのけではしゃいでいたのは私の方だったような気がします。



さて、時間は10時を回ってしまいました。

そろそろ双六小屋を目指さないとならない時間です。







遠ざかる黒部五郎カールを何度も何度も振り返りながら、先へと進みます。







黒部五郎カールを去ると同時に空が曇ってきました。
ここは結構標高が低いので、暑くなくて助かるのですが、お花も咲いているしもうちょっと天気が持って欲しかったです。






黒部五郎小屋に到着。(11時)







カレーを食べたのですが、これが旨いのなんの。




普通はここまでで一日の行程が終わりになります。
(行動時間休憩込みですが7時間)






しかし、我々は食べ終わると同時に急登にチャレンジです。(11時40分)


本日宿泊する予定の双六小屋までは、あと4時間の道のりですが、これをこなせないと、明日の槍ヶ岳は無理という話になります。






三俣蓮華岳までの登りが勝負です。

ここで断念して三俣小屋になっちゃうか、超えられるか、、、、様子を伺いながら歩いていたのですが、15歳年上のTさんはまったく問題ない様子で着いてきてくれました。








ガスって何も見えない三俣蓮華岳の頂上。


以前は立っていた「岐阜・富山・長野、三県県境」の標識が見あたりませんでした。




ここでは展望も効かないので、休憩せずにすぐに出発。



一応晴れるかもと期待しながら、双六岳の頂上を通過するコースに進路を取ったのですが、途中で小雨がパラついて来たので巻道コースに進路を変更します。

すれ違う人に出発地を尋ねられ、太郎平を朝出発したと答えると、かなりの確率で驚かれます。
さらに明日は槍まで行くと付け加えると、(年配の登山者の方に)ものすごく感心されるのですが、Tさんはそれが嬉しくて仕方が無いと後で言ってました。





ここも花が満開です。

晴れていないのが本当に残念。







後半はむしろペースが上がって、予定よりも早く、3時間で双六小屋に到着しました。(14:40)





到着して喜んだのもつかの間、明日は平日だと言うのに、再び布団2枚3人体制。。。


山はテントに限るなぁ。。。









それはともかく、本日の長い行程を無事に歩き通せたことにビールで乾杯!




普段は酒をあまり飲まない私ですが、山小屋で飲む生ビールは美味しいですね!








双六小屋の夕食。


メニューも豪勢で美味しかったです。

Tさんも大満足の様子。





気になって食堂を見渡してみたのですが、やはり若い子はまったく見当たりませんでした。







夕方にはちゃんと晴れていました。


天気予報も確認しましたが、これなら、明日の天気も問題なさそうです。


さて、すでに仕事を引退されたTさん、幸せな日々を送っているのかどうか気になって尋ねてみたところ、


「バイトか何かしたいんだよね~」


との返事。

そりゃぁ、そんなに元気なのにしなきゃならないことが無かったら、退屈でしょう。

お金と言うよりも社会に役立ち、自分も楽しめる仕事を少しだけしたいんだとか。
(さすがにこの条件では早々見つからず、今のところは無職のままだそうですが)


さて、明日も早い時間に出発しますし、寝ておきますか! (20時)


お休みなさい。





8月2日(月)






は、、、離れてる!





左右2枚の布団が!




というわけで、2枚3人体制の真ん中で寝ていた私が使っている布団はいつのまにやら左右5cmぐらい離れてしまっていたので、横向きに寝ると、見事に布団の隙間に落ちるのでした。
(落ちないようにするためには、Tさんか横の知らないおじさんにくっつかなければならない)



例によって2時半頃起きだし、軽く外を散歩。


予想通り星空が広がっています。
(この時間は明るい月が上がっているので、天の川などは見えません)


3時にTさんを起こし、行動食を軽く腹に放り込んでから、昨日より30分早い3時半に小屋を出発します。







この時間だと真っ暗なので、ヘッデン(頭に付けるライト)に頼り切ることになります。








最初の樅沢岳に到着した時点でも、まだ真っ暗でした。



ここから槍ヶ岳へと続く西鎌尾根を進むことになります。


しばらく進んだところで、徐々に空が明るくなってきたので、ライトを消します。

今までと違って、滑落する可能性のある場所が多いので慎重に進みます。









薄明かりの中に槍ヶ岳が姿を現しました。


あと4時間ぐらいで山頂に立てるでしょうか。






今日は綺麗なアルペングリューエンが見られますかね~、








だいぶん明るくなってきて、これから歩く西鎌尾根を見渡すことが出来るようになってきました。








ここも雪田がけっこう残ってますね。
(何回か雪田を通過しました)








そして、当初思っていたよりも10分以上遅く朝日が昇って来ました。

どうやら低いところに漂う雲に邪魔されていたようです。







残念ながら光り輝くアルペングリューエンをTさんに見てもらうことは出来ませんでした。







あと、西鎌尾根名物といえば、咲き乱れる花々です。







Tさんは私よりも花に詳しく、花の多さに喜びつつ、あれこれ種名を言いながら、時折アップで写真を撮っておりました。








これぞ北アルプスの稜線(尾根)歩きと言える、痛快な散歩道です。
(振り返ってTさんを撮影)








双六小屋を出発してから、3時間、お腹が減ったので千丈沢乗越(のっこし)で朝食を頂きます。


Tさんは「すごい旨い、こんなに旨い弁当を食べたことがない!」って、感激していたので、かなり疲れていたのだと思われます。
(実際、この地点が疲れのピークだったとか)



下山する時もここに立ち寄る予定なので、メインザックをここに置いて(デポして)おき、小さなザックやウェストポーチに必用なものを詰め込んで、槍ヶ岳最後の登りに取り付きます。
(もし、ここまででTさん、もしくは私が疲れてしまったり、ペースが上がらないようでしたら、ここから下山する予定でした)






ザックが無いので体が軽いですが、ペースは控えめにしてじっくり登ります。







太陽の左横にちょこっと顔を出しているのが槍ヶ岳です。


あと、一踏ん張りです。






千丈沢乗越から45分で肩に到着しました。(7時45分)







少しだけ休憩してから、取り付き地点付近に不要なストックを置いて、手袋装着して槍の先端に取り付きます。








Tさんは高所恐怖症ということで、多少苦戦しているようですが、槍ヶ岳の難易度はそれほど高くはないので、順調に登ってきます。







ちゃんと杭も打ってありますし、アスレチック感覚で登っていくことが出来ます。







Tさんはこの辺りが一番怖かったとのこと。







最後の梯子です。







Tさんはこの梯子のイメージが強すぎて、槍ヶ岳の肩(小屋のところ)から梯子だけで頂上に立てるのだと思っていたとか。






と、言うわけで、無事に槍ヶ岳山頂に到着です!(Tさん撮影) (8時10分)









いやぁ、絶景かな、絶景かな。(TX7でパノラマ撮影)




Tさん憧れ続けてきた槍ヶ岳の山頂です。

さすがに感極まった顔をされておりました。








写真手前の(韓国人カップル)にお勧めの道を尋ねられ、二人は上高地方面から歩いてきたみたいだったので、西鎌尾根をお勧めしておきました。




ところで、写っているガス、写真だとよくわからないと思うのですが、すごい神秘的だったんですよ。







お時間のある方は是非動画でご覧ください。









動画にも少し写っていましたが、ブロッケン現象も見えています。








先日TABさんが立った西穂高方面はご覧の通り。






昨日槍ヶ岳を眺めていた黒部五郎岳。



早めに着いた分、ガスが取れるまで十二分に山頂の眺めを堪能した後、これまた慎重に下山しました。


(上の写真ではそれなりに人が写っていますが、一瞬二人っきりになるぐらい山頂は空いてました)







槍ヶ岳山荘でカップラーメン(しかこの時間は置いてなかった)を注文し、槍ヶ岳を眺める一等地に陣取って頂きます。







ちょうどここから双眼鏡(Tさんは双眼鏡持参です)で見ると、こんな感じに登っている人を眺められるのですが、、、




「この光景を先に見なくて良かった」




と、Tさんは言ってました。


こうやって見ると、まるで垂直の壁を登っているように見えちゃうんですよね。







槍ヶ岳も花が綺麗な山だったりします。





さて、バスに乗る前にゆっくり温泉に浸かれるように、早めに下山しますか!

なんせ、山頂からの標高差2000m、コースタイム(山頂から)7時間の下山道です。


飛ばしすぎると膝が笑いますし、ゆっくりしているとバスに間に合わなくなるので、ここが本日の正念場になります。
(前回は飛ばしすぎて膝が笑う寸前になり、結局後半ペースがガタ落ちになりました)







あれ? あんなところに(バリエーション)ルートあったっけ?







と、思ったら、テレビドラマか何かの撮影をやっているようでした。

少なくとも2分ぐらいはこの姿勢をキープしていたように思います。

ご苦労様です。








笠ヶ岳にガスがかかりはじめました。

ナイスタイミングです。





下山道が急なので、足下から視界一杯に広がるパノラマは一見の価値ありですよ。









手前の一番標高の低そうな場所がザックを置きっぱなしにしてある千丈沢乗越です。







アップにすると、なにやら団体さんの行列が・・・







えぇ、すれ違いに5分以上はかかりましたよ。

写真右上、我々が待っていることに気がついてない人たちが記念撮影なんか始めています。







すれ違いの件もあって、登りと変わらない時間がかかって千丈沢乗越に到着。

ザックを回収した後、写真で言うと右側の登山道へ下って行きます。





ここも案外花が豊富で、目の保養になる下山道でした、







左側に見えているのは槍ヶ岳の横にある大喰岳から中岳のあたりでしょうか。







右側はご覧のような綺麗なお花畑。(両側お花畑ですが)







標高を下げるにつれぐんぐん気温が上がって来たので、稜線(西鎌尾根)上を歩く登山者を羨ましく見上げます。












さ~て、暑いのは我慢してガンガン下りますよ~。







少しだけでも木陰だと助かります。







この道、長い上に歩きやく無い場所もけっこう多いんですよね~。(標高2400m地点)







登山者にとって最終水場、我々にとっては最初の水場。
湧き水ですが冷たくて激旨です。







これ以上のきつい角度の下りは勘弁してくれと、内心で泣きが入った頃に槍平小屋が登場して、ホっとさせてくれます。







さきほどカップ麺を食べたばかりですが、早く出せるメニューがこれしか無いと言うことでラーメンを注文。

冷静に考えればスーパーの生ラーメンと変わらないはずなのですが、疲れているせいか、かなり美味しく感じてしまいました(笑)







いやぁ、暑い! (標高2000mぐらいなので、これでもまだ涼しい方のはずなのですが)








稜線歩いている人はかなり濃いガスの中でしょうね~。
私なんかは「もう少し雲が広がっても良いぞ」なんて思っているわけですが。






こんなに暑いのに雪渓が残ってるんですね~。

そりゃぁ、蒲田川も冷たいわけです。





滝谷を通過。







たまに顔を出す北アルプスの稜線が心を癒してくれます。







この辺りになると、二人ともすっかり無口です。

まぁ、この時点で足の筋肉に余裕があるのは体重が軽くて普段からテニスをしているTさんの方なわけですが、私も前回の下山時よりはだいぶん快調に歩けています。





ようやく白出沢を通過。








あとは工事用の林道歩きを1時間半です。







途中に小屋があるので、前回同様かき氷を頬張ります。
槍ヶ岳下山時以上に旨いかき氷を私は知りません。






まだまだ続きます。


前回、荷台に載せられたおばあちゃん軍団に笑顔で抜き返されたあたりです。







林道なのに木に覆われていないのはおかしい!


と、不平不満を漏らす二人。








工事が活発なエリアは臨時の歩道が出来ていました。



もう少しでゴールと言うところで、Tさんのペースがガクっと落ちました。


なんでも、最後の区間で固い地面を歩きすぎて足の裏が痛くなったとか。
(後で確認したら、足の裏の豆の皮がめくれていたとか)







槍ヶ岳の肩を出発してから6時間弱、新穂高温泉に下山しました。(15時20分)
3時半に双六小屋を出発したわけですから、本日の行動時間は約12時間と言うことになります。


バスセンターに顔を出し、バスについての情報を仕入れた後、タクシーの運転手さんに、「深山荘」までとお願いすると、



「え、そんな距離(約1km)なのにいいの?」



と、驚かれたので、



「我々はこれ以上(くそ暑い車道なんぞ)歩きたくないのです!」



と、心の叫びを返しておきました。







タクシー万歳、エアコン万歳。







と、言うわけで、ネットのランキングサイトで高評価を得ていた深山荘に到着です。

なんと、一週間前にTABさん達もここに来ていたようです。


内湯で体を洗い(プラス200円の700円)、私は一旦服を着て露天風呂に出ます。

(Tさんは内湯で十分、一秒でも早くビールを飲みたいとのこと)








体の芯からほぐされます!

さすが平日、川縁の露天風呂は貸し切り状態でした。(お子様が一つ上の湯船で泳いだりしていたのですが、これだけでかいと気にならないのが良かったです)

あと、お湯の気持ちよさなら掛け流しをガンガンやっている内湯の方が上かもしれません。


抜戸岳(2813m)と流れる雲を眺めながら、ゆっくりと露天風呂を堪能しました。


蒲田川にも入ってみましたが、あの水温はヤバイです。命の危険を感じましたが、温泉に戻ったときの痛がゆさがなんとも言えない心地よさでした。







風呂上がりはお茶を一杯。
(生ビールが飲めるのなら頼みたかったのですが、缶ビールしか出せないとのことでしたので)

Tさんはもちろん缶ビール。


そのビールを飲みながら、


「俺、今回の行程を歩けたことを自慢してもいいのかな?_」

と、ぼそっとつぶやかれたので、

「(その年齢で)歩き通せたことは、十分自慢になりますよ!」

と、年下の私が太鼓判を押しました。






先ほどバスセンターで聞いてはいましたが、バス停が反対車線にしかありませんが、ここに立ってバスを待ちます。
(よく、反対車線に立っていた観光客がスルーされてしまうトラブルがあるのだとか)






というわけで、大迫力でバスが登場です。(16時57分)







このバスでひとまず平湯温泉まで移動です。

平湯の先まで行ってしまうバスなので、まだ寝るわけにはいきません。






1時間弱で平湯温泉に到着。
アイスを買って松本行きのバスを待ちます。

登山補正を差し引いてもなかなか美味しかったです。






このバスが松本行きの最終バスですので、今回の行程は本当にギリギリだったことになります。
(もちろん計画通りですよ)






お~、積乱雲が沸いているなぁって、思っていたら、、、







それは松本市の上空にあったのでした。

(あまりに巨大なdocomoショップがあって、車がけっこう停まっているのが珍しく撮影)



幸い、松本駅に到着したときには雨も止んでいて助かりました。


駅で切符を購入してから駅ビルのそば屋に入ります。







今度こそビールで乾杯。
(小さいほうが私のビール)







冷たい天ぷら蕎麦を注文したつもりが、なぜか湯気立つ激熱のお蕎麦が登場。
(単に、メニューをちゃんと見ないで頼んだので、こんなことになりました・・・・、Tさんのざる蕎麦が羨ましいこと、羨ましいこと・・・)


まぁ、それでも体が欲しているからか、必要以上に美味しく感じるわけです。







♪はぁ~ちじちょぉ~どの~♪








♪あずさ36号で~

わたしはわたしは長野から!






♪新宿~ですぅ~。




というわけで、これまた最終列車のスーパーあずさに乗って東京まで移動してからTさんと解散。




今回も雲が多いものの要所要所で天気には恵まれ、楽しい登山でした。






出張&登山越しで寝転んだ自宅の布団はまるで天国のようでした。






以上です!




Posted at 2010/08/06 23:59:00 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2010年08月05日 イイね!

アメリカへ出張



人生で初めて「ハンマーヘッドの群れ」を堪能した翌日の25日(日)、出張でアメリカに向けて出発しました。








行きは京成スカイアクセス。








さすがに乗り心地も快適で、後半はなかなかのスピードでかっ飛ばします。
(最高速度160km)



そして、飛行機に乗って一路アメリカ(カルフォルニア州)へ。







現地でのレンタカーはフォードのSUV。

街中で少しだけ運転しましたけど、けっこうスムーズに走るので、これなら広大な大陸でも快適にクルーズできそうです。







巨大なショッピングモールと木の生えていない丘陵地帯。

いかにもな景色です。







最初に発見したNA。

この状態を見ると、たぶん、かなり大事に乗られて居るんだと思います。







NB。







駐車場にて、再びNA。







ブリトーボウルみたいな名前だったと思うのですが、けっこう美味しかったです。








再びNB。







お~、三代目カローラ。
30年以上乗ってらっしゃるのでしょうか。





この鳥はしぐさに愛嬌があってかわいかったです。
(鳩より一回り小さな鳥です)







カルフォルニア名物のガス絨毯。





そう言えばNCは一台も見かけませんでしたね~。
皆さん大事に乗ってらっしゃる様子。


出張で知り合った現地の方は「車が趣味」ということで、現在なんと5台所有、一台がガヤルド、奥様はミアータだとおっしゃっておりました。ミアータはベストハンドリングカーだということで意気投合しましたよ。

しっかし、なんと羨ましい話。








空港で見かけたテスラの広告看板。





帰りもエコノミーシートでたっぷり11時間のフライト。
(この後の予定も考えて、一睡もしないで雑誌を読んだり映画を見たりして時間を過ごしました)






帰りはタイミングの関係で新型の成田エクスプレスです。







こちらもスカイアクセスに負けず劣らずの快適装備。

明日からの天気予報もチェックできます。









というわけで30日(金)の夕方、東京に戻ってきました。







まともな日本食を食べておきたかったので、鮭の親子丼と冷たいお蕎麦を頂きます。




一旦家に戻って旅行鞄をザックに取り替え、会社の元同僚のTさんと山に登るため、夜21時頃家を出発します。




品川駅を22時半に出る夜行バスに乗り、富山駅前で乗り継いで富山の登山口に午前9時半過ぎに到着予定なので、再び11時間のバス旅です。




富山(折立)の登山口からは、太郎平(泊)→黒部五郎岳→双六小屋(泊)→槍ヶ岳→新穂高温泉(岐阜県)登山口と2泊3日の縦走予定です。


思い返せば、本格的に登山を始めた最初の年(4年前)にチャレンジしたのが上記のコースから槍ヶ岳を抜いた行程で、テントを担いではいたものの、逆方向の新穂高から折立へ3泊4日で歩いてヘロヘロになりながら下山したことを思えば、ずいぶん山を歩き慣れたもんだなぁと思います。(体力よりもペース配分や行動食や休憩の取り方の方が大きい気がします)


って、計画を組んだだけでまだ出発してないわけですが。


(Tさんの持久力がどんなもんかわからないので、私の体調含めて2日目の様子次第では3日目の槍ヶ岳はカットして新穂高温泉に直接下山することも考えております。と、言うのも、2日目も長い行程ですが、3日目は下山メインとは言え、コースタイムでも12時間近くになってしまっていますし、私自身もこの行程を3年前に歩いたときにはボロボロになりながら下山し、お盆なのに最終バスを逃してしまい、新穂高温泉で途方に暮れた経験がありますもので・・・)



だいたい、なんで、こんなむちゃくちゃなスケジュールになっているかと言えば、Tさんとこの日程で山に行くことは数ヶ月前から決まっていて、それとは無関係に急遽出張が決まってしまい、しかも出発寸前に帰国予定日が一日伸びたからです。3日目が長い行程になってるのはTさんが槍に一度登ってみたいとおっしゃっていたから。

それでも飛行機が遅れさえしなければ、夜行バスに間に合うみたいだったので、「天気が良ければ行きましょう」というステータスにしていたところ、見事に晴天(の予報)を引き当てたという次第です。





とりあえず、富山まではバスの中でぐっすり眠って時差ボケのリセットをしつつ体調を整える予定です。






登山編へつづく




Posted at 2010/08/05 02:15:44 | コメント(11) | トラックバック(0) | 日記
2010年08月04日 イイね!

ハンマーチャレンジ2010



去年のラストダイビングで長年使い続けたBC(水中で浮力をコントロールするベスト)が壊れてしまい、ヤフオクで程度の良い中古品を入手して(ダイビングを初めたものの、すぐにやめる人がけっこう多いので、ほとんど未使用品が格安で放出されます)、8月7日に予約を入れているダイビングの前に一度テストで潜っておきたいと常々思っておりました。



さて、そんなタイミングで今年もハンマーヘッドシャークの季節がやって来ました。



みんカラを長く読んでらっしゃる方はご存じかと思いますが、私は目的を持ってダイビングに行くと大抵外すというジンクスがあります。特に大物系は・・・



過去の主な外した実績

石垣島     マンタスクランブル、遠くに発生した台風で晴れているのに行けず
小笠原     マグロ穴に行ったら、他のダイバーに散らされて1匹しか居なかった
タイ       シーズン中2回(違う年)クルーズで出て2回ともジンベイに一度も会えず
パラオ     ジャーマンチャネルでマンタに会えず
フィリピン オナガザメ97%の確率で見られる場所で3%を引いた



そして、伊豆の最南端神子元(みこもと)。



ハンマーの群れを外し続けること14年、今年が15年目のチャレンジになります。(15回じゃないですよ)



これを書いていて改めて思い出したのですが、恐ろしいことに私は16年もダイビングをやっていて「マンタ」を水中で間近に見たことが無いのです。(伊豆だけで潜っていたというのならまだしも、狙って沖縄や海外まで行っても・・・、です) マンタ自体はそれほどレアな大物ではないので、普通に見られるはずなのですが・・・。いつでも見られると思っているうちにこんなに年数が経ってしまいました。
ダイビングをやらないとら。さんですら見ていると言うのに・・・





さて、3連休が終わった直後の水曜日、休みを頂いて伊豆の最南端、神子元に出かけてきました。




今年は10年に一度あるか無いかのハンマー当たり年。たぶんラニーニャ(収束済み)の影響だと思うのですが、黒潮が伊豆半島に異常接近していて、7月上旬から毎日100匹以上の群れが見られています。しかも、毎日すべてのショップが群れを見たとブログを上げていて、外す方が難しいぐらいの確率です。(通常は1/3ぐらいの確率)




ようやく、15年続いた負の歴史に終止符を打つ日が来ました。(さすがに今日は見られるでしょう)





7月21日(水)







早朝東京を出発し、社会実験で200円に値下げされて伊豆スカイラインを気分良く走ってからダイビングサービスに朝8時頃到着。



平日だというのに、連日のハンマーフィーバーでものすごい参加者数です。(普段の平日の4倍ぐらい)



平日に行く理由が「他のダイバーに群れを散らされない」ことだったのですが、まぁ、それでも毎日こんな状況でハンマーの群れを見ているので気にしないことにします。











10時前に1本目のダイビングに出発。



船が沖に出た瞬間気がつきました。



透明度が異常に低いことに・・・・



昨日はすばらしい透明度だったと聞いていたので、信じられない気持ちですが、これが海の恐ろしさなのです。


まぁ、透明度(ダイビングでは水平方向は透視度、垂直方向が透明度と言います)が低くてもガイドがハンマーの群れを見つけてくれれば問題ないわけです。





新しく入手したBCもまったく問題なく機能してくれています。




ダイビングでは初めて使うコンデジも問題なく動いています。







ちょっと先に居るダイバー(写真右)が見えないぐらいの透視度です。






そして!







外れました!!










群れから他のダイバーに驚かされて逃げてきたであろう2~3匹ほどのはぐれハンマーとか単体のハンマーは数回見ましたが (ビデオからキャプチャー)







まぁ、本日はもう一回チャンスがあるので、次にかけましょう。







そして、2本目のダイビング。





透視度が少し改善されていて、今度こそはという思いが強くなります。








潜行してしばらく行くと、またもやはぐれハンマーがちょろちょろするぐらいで、群れは見当たりません。





我々より遥かに目が良いガイドの一挙手一投足に注目しながら後ろを着いていくのですが、ハンマーの群れを見つけたというジェスチャーはなかなか出ません。









そして、ついに出会うことも無く無情にも浮上します。





浮上して船に上がると同時に水中では別行動していたチームメンバーから





「スゴイ群れでしたね!!」




と、笑顔で声をかけられてさらにガックリ。。。


どうやら我々のチームだけ外したようです。




帰宅してから気がついたのですが、外したのは我々のショップの我々のチームのみ。


たしかに透視度は悪かったのですが、それでも他のショップは1本目の透視度が最悪の時間から群れに出会っていたようです。



あまりのショックにかなり暗い顔をしていたらしく、ガイドさんもほとんど声をかけて来ないので、出された弁当はその場で食べることもせずに、まだ乾ききっていない機材をロードスターに放り込んで(トランクにはドカシーをひいてあります)西伊豆回りで帰ることにしました。








途中、奥石廊崎のあたりで一人淋しく弁当を食べ、ため息をつきながら走っているときに気がつきました。



ダイビングサービスの塩抜き水槽にコンデジ(&ハウジング)を忘れたことに。



すでに1時間ほど走っていたので、再び1時間かけてショップに戻ると、他のお客さんもすべて帰った後で、結局私が一番最後に出たことになりました。





とほほほほ。。。









西伊豆(遠回り)で再び帰る気にもなれず、中伊豆経由でトボトボと帰宅しました。





翌日の夕方、再びショップのブログを見てみると、透視度は回復し、全ショップ普通に群れを見ているようです。



私が訪れたショップのブログにも「昨日の透視度は何だったんだというぐらい今日は回復し、、、」から始まる喜びの文章が掲載されています。




あまりの悔しさに思わず土曜の予約を入れようとショップに電話したのですが、すでに満杯とのこと。




仕方無しにいつもと違うショップに電話をかけたところ、こちらは空きがあるとのことなので、予約を入れました。




さて、ダイビングに出かける前日、金曜日の各ショップのブログによると、ここ数日で最高の透視度となったようで、性懲りも無く土曜のダイビングに期待が膨らみます。





7月24日(土)





土曜日は平日より若干混雑するかもと予想し、前回より30分早い朝3時半に起きて4時に出発しました。








今回は到着までのスピード重視で沼津から中伊豆を使って下田に向かったのですが、予想以上に早くショップに着きました。








初めて使うショップですが、ショップの名前が今回の目的そのまんまです。
(写真はクラブハウス(宿泊施設)でショップ自体は道路の反対側にあります)



ショップに顔を出すと、早発ちのグループに混ぜてもらえるとの事だったので、そちらに変更してもらいました。


早発ち、遅発ちというのは1日1人あたり2本潜るのを4回ポイントまで往復する船の1,3航海目に出発するグループと2,4航海目に出発するグループという意味で、土日はお客さんの人数が多いのでこんな感じに2手に別れてスケジュールされます。


私みたいな一見さんはたいていハンマーが散らされた後に潜ることになる遅発ちグループに放り込まれるのですが、今回、早めに到着したのと、早発ちにグループに空きがあったのでそちらに移ったわけです。(これが吉と出るか凶と出るか)





初めて利用するショップなのでいろいろ勝手がわからないままバタバタと準備してから船に乗り込み、気がついたら出港していました。








出港して沖に出てみると、前回とは違って濃紺の海。透視度が良い証拠です。





今度こそと期待しつつ海に入ります。








透視度も悪くは無いです。(良くもない)






まぁ、今日はさすがに会えるだろうと期待しながらガイドの後ろについて行きます。








が!







なぜか、また外します。。。



船に上がってから聞いたら、どうやら潮の流れが速すぎて、十分に探せなかったのだとか。。。



なんか、どこか神頼みにでも行くか、トンカチを神棚に祭って拝んだ方が良いのでしょうか・・・




本来私が入るはずだった遅発ちで出ていったグループも見られなかったらしいので、今のところ早発ちで失敗というわけではないみたいです。




3航海目(2本目)の船に乗り込むときの私の顔があまりにも冴えなかったらしく、ショップのオーナーに




「大丈夫ですよ、次は見られますよ」



と、笑顔で声をかけられてしまいました。






運命の3航海目。(私にとっては2本目)









海に入ると、これまでで最高の透視度になっています。(とは言っても、すっきりと抜けているわけではなく、ところどころでサーモクライン(温度の高い水と低い水が混ざりきらずにもやがかかった状態)で視界が揺らめいています。



潜航してすぐにハンマーの群れがよくやってくるポイントへ行くと(カメ根と呼んでいます)、何やらそれらしきシルエットが!  (上の写真は流れの強いカメ根で根待ちしているところです)









と、言うわけで15年越しでようやく出会えたハンマーヘッドの群れはこちらからどうぞ。




















結論から言うと、早発ち、遅発ち全8チーム(チームあたり;5~6人)あるなかで今回は我々のチームが一番ちゃんと群れを見られた気がします。










根待ちでも見られましたし、(ビデオからキャプチャー)












沖に探しに行っても群れと並走することが出来ました。(ビデオからキャプチャー)






いやぁ、日頃の行いですかね!(笑)
(見られて当たり前とか15年目と冒頭に書いたのはすっかり忘れました)








今回は一緒に潜った人たちと仲良く昼飯を食べてから、西伊豆経由でのんびり帰ることにしました。(ショップもこちらに移そうかと思案中)









再び奥石廊崎です。









ちょうど、ユウスゲの季節だったんですね。









大好きな県道宇久須仁科線が土砂崩れで通れないらしいので(これは水曜日もそうでした)、手前の松崎から別の県道を上がって、、、








仁科峠に出ます。








普段なら元西伊豆スカイラインを走るのですが、今回はツーリングマップルに「お勧め」として掲載されている林道を走ってみました。(前にTABさんに教えてもらいました)








鹿が出たりアナグマが出たりと楽しい道ではありますが、、、








さすがに元西伊豆スカイラインを蹴ってまでここを走る価値は無いと思います。








往復するのに行きか帰りで利用するならいいのですが、それにしたって、わざわざお勧めするほどの道かなぁって思います。

(舗装の行き届いた「林道」という扱いみたいです。林道らしく倒木や落石も多い上に誰ともすれ違わないので行かれる方はお気をつけください)








と、言うわけでルンルン気分で帰宅し、すぐに登山の準備と出張の準備を同時に済ませてから、翌日あわただしく成田空港に向かったのでした。






以上です!


Posted at 2010/08/04 05:29:11 | コメント(18) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「SF325レビューとユーノスロードスター乗り必携の本 http://cvw.jp/b/268932/42922046/
何シテル?   06/04 01:06
NA→NB→NB→NC→NAとロードスターを5台乗り継いでます。人馬一体最高!!
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2010/8 >>

123 4 5 67
891011121314
15161718192021
22232425 262728
2930 31    

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

過去のブログ 
カテゴリ:リンク集
2009/01/31 10:38:36
 

愛車一覧

マツダ ユーノスロードスター マツダ ユーノスロードスター
sutakoさんから引き継いだユーノスロードスターです。 機関、足回り絶好調。 現在内外 ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
当初NCを購入する気はまったく無かったのですが、RHTのかっこよさと開発ストーリーに惚れ ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
新車のNBが1年で消えてなくなったので、すぐにディーラーに行ったらすごい驚かれました。 ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
NAのエアコンが故障したにもかかわらず、どうせオープンだからと修理せずに乗り続けていたと ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation