シートレールにフラットバー①。

先日電車に久し振りに乗りまして、乗用車とは比べようのないがっしり感があるなぁと。
まぁ、当然と言えば当然なんでしょうけどね。
バレーノのシートの下を見てみますと、レールがあるわけでして電車みたいだなと。

シートを頻繁に動かすわけではありませんが、前後に動かすだけのものとはいえ華奢な気が。
電車で言う枕木のようなもの？でも付けたら何か変わるんだろうかと、漠然とした思い付きで実験です。

そう思ってググってみると、同じではないけれど車種別に補強材として販売されてるものがあるんですね。
当然バレーノ用はありません(笑)
とは言え売れてる車用の物でも値段を見ますと、高い。
じゃあ代用できそうなもので何とかしてしまおうと買ってきたのがフラットバーです。
長さ45㎝の平たい鉄の板で、1本税込228円。
これを前席用に4枚購入しました。
228円×4枚＝912円
…安すぎてちょっと心配にはなりますが、続行。

シートレールの固定に使われているのがT40のトルクスねじだったので、アストロプロダクツで工具を買ってきました。
T型ハンドルとT40のビットソケットで、税込1,047円。
トータル2,000円弱。。。

トルクスねじを外して、シートレールの下にフラットバーを敷いてねじを締めて終わり。
ねじを緩める最初だけ、とても苦労しました💦
緩んでしまえば簡単なんですけどね。
フラットバーの穴がトルクスねじの径にちょっとだけ合わなかったので、手持ちの鉄工用ドリルで少し傷を付けてねじが入りやすくしました。
長さがちょうどピッタリで、ペラペラの鉄の板ですがちゃんとねじを締めると結構しっかりと張ってるようになりました。

後部座席側も同様に取付。
レールとフロアマットの間に空間ができてしまいました。
ちなみにチラっと見えている茶色い物は、消臭用に入れているゼオライトの砕石です。
梅雨時で湿気を吸い過ぎているので天日干ししたいところなんですが…晴れの日が待ち遠しい。

試しにフロアマットを上に被せてみる。
ここに足を置くと、意外にも楽な気がします(笑)

前席に計4枚のフラットバーを付け終えて、試走に行こうかと乗り込む時にシートの固定のしっかり感が増していることに気付きました。
そのせいなのか、座面に張りがあるというか、ちょっと硬くなったような気もします。
フラットバーを下に敷いたぶん、シートの高さが1～2mm高くなりましたが…気付ける差ではない気も。
運転席にはシートリフターがありますからそれでどうにかなりそう(元々一番下まで下げていたらどうしようもないですが…)。

そして走ってみると…思いのほか良かったです(^^)v
乗り心地が悪くなったらどうしようかと少々心配だったんですが、逆に微振動が抑えられていて揺れの収まり方が好みです。
あとは後部座席側にできてしまった空間を後日どうにかしたいですね。
でも貧乏チューニングな割に、結構上手くいったような気がします(^^)