以前、仕事車としてカローラ・ツーリングワゴンAE101G(4A-G搭載モデル)に乗っていて
見た目商用車なのに、意外と速い(笑
まさにへそ曲がりな自分に合っていて楽しい車だった・・・・
そして買い換えたのがソノ後継のカローラフィールダー。
エンジンは2ZZGと言う、ヤマハ製1800ccのNAで190ps(カタログ値)と言う
可変バルタイ・可変カムのトヨタ版V-TECみたいなモノ。
ホンダのタイプRと違うのは、まずミッションのギヤ比が目っ茶離れてる(笑
エンジンのレブリミットが7800rpmと低くパワーバンドに入るのが6500rpm(笑
美味しい所は1300rpm!!!
首都高の様に高速コーナーの連続で踏みっぱなしで行ける所は良いけど
サーキットの様にヘアピンとか回転がガクッと落ちる所は上がるまで大変。
この車(エンジン)でサーキットを走るならクロスとECUは絶対やりたい所かな~。
ポルシェが丁度その頃、エンジンチューンの為に入院していたのも有り、
ある意味、仕方なくこのフィールダーで毎週末、首都高に通いだした。
久しぶりのC1は相変わらず、首都高ランナー(世間で言うルーレット族w)
は一般車をすり抜けて、走っていた。
以前も書いたけど、自分は「走り屋」と言う言葉が大嫌い。
走り屋なんて暴走行為を自分達の理屈で正当化している言葉だと思うから・・・・
間違いなく自分達は暴走族であり確信犯なのだから。
街中や駅前でバイクを空ぶかししてノーヘル、2ケツでローリングしている奴等と同じだ。
いや、むしろ彼らの方が罪は軽いかも・・・・
この違法で危険な行為は弁解の余地が無いし、決してやってはいけない事。
それは山の中の峠だろうが、深夜の湾岸だろうが、埠頭のドリフトだって誰かが必ず迷惑している。
まして、ここは東京のど真ん中。
でも・・・・・・このドキドキする雰囲気。
深夜、後ろから明るいHIDのライトが跳ねながら近づいて来る。
左車線を流しながらずっとミラーを見ている・・・・
爆音と共に、今夜の「相手」が一気に並びかける!
そして、無意識に左手はシフトダウンしてアクセル全開で追いかける!!
昔と何も変わらない・・・変わったのは車だけだ。
何を言っても結局自分は、この愚かな行為が辞められない最低のヤツだ。。。。。
環状線を走るのは20数年ぶり?で、最初はおっかなびっくり、
コーナーの一つ一つを思い出すように少しずつアクセルを踏んでいった。
そのうちに不満が色々出て来て、足はクスコの車高調(ゼロ2)にして
パッドとローターを変えて、デフを入れて、リアの荷室にタワーバーを作って貰って
下周りに補強パーツ(ランクス用ボルトオン)を付けたりと・・・・・
徐々にでは有るが、常連マシンに食いついて行けるようになった。
解かったのは昔も今も、速いのは車じゃなくて「人」だって事。
GT-RだろうがFDだろうが、着いて行ける車は着いていけるし、前に出ることも出来た。
だけど、ホントに速い人達には追い着かないどころか、一瞬でいなくなってしまう(笑
でも楽しかった。 勝っても負けても帰り道は眠くても毎週毎週、金土日と通い詰めた・・・・
少しずつ、車と名前が売れていくと「その場所」限定の友達も増えていった。
ソノ点だけは、カムバックして良かったかな~。
だけど・・・・・・毎週末、何かしら事故が有ったし、友達も何人かクラッシュした。
そして、知らない人の死亡事故とか見てしまうと、やはり心が萎えた。
それと取り締まり。
昔と違い、覆面にVTR積んでるから下手にパトカー抜くと大変な事に・・・(笑
知り合いも、朝方おまーりさんに訪問されて逮捕された人もいるし。
免取り・留置場お泊り数日・数十万の罰金・おまけに会社は数日の無断欠勤でクビ。
リスク高いよね(笑
そして、前のブログにも書いたとおりポルシェの自爆事故。
大した怪我はしなかったけどコレも環状を走らなくなった理由の1つかも。
同じ頃、首都高で知り合った友達が一般道の事故で突然亡くなってしまった。
・・・・・こうして徐々にストリートから離れていった。
だけど、こんなマイナーな理由だけで降りたのでは無くて、
後輩から10万円で譲って貰った「シティGA2」のせいも有る(笑