2024年08月18日
久々のブログアップなのに重いタイトルですが、懐古談です。
あれは数年ほど前の、49歳の春頃だったでしょうか。
「早期退職優遇制度」という会社都合(リストラ)により退職してしまいました。....退職を選んだのはほかでもない、自分自身だったのですが。
詳しいことは多くは語れませんが、自動車産業界における「百年に一度のアレ(笑)」によって業界に大激震が走った頃です。
27年間勤務した職場でした。自動車部品の開発マンとして、本当に充実した四半世紀でした。残ることもできたのですが、悩みに悩み、考えて考え抜いた末の選択でした。
その年には50歳になってしまう、崖っぷちでの転職劇だったのです。
そしていざ!退職、いざ!転職、という勢いで選んだ進路。
「優遇制度」というからには、それなりのメリットを見込めたからです。
【上乗せされた退職金】
某大手メーカのような宝くじクラスの額面は望めないのですが、
社内規定で退職金は満額!それに上乗せ!うまいこと税金がかからず、支給額=手取り!でした。
【転職支援サービス付き】
リクル〇トのコンサル部門の支援を受けることができましたが、大きく飛躍できる紹介など望めるはずもなく、
地方企業が集うジョブフェスタに参加するしかありませんでした。 が、
希望条件と合致する地元優良企業が参列しており、なんとその日に「是非我が社へ!」とおっしゃっていただいた企業さまが数社も!そしてその数社のなかの2社より内定をいただくことができたのです!
【失業保険】
会社都合なので、待期期間(7日間)後の翌日から支給されました(自己都合は2か月後)。
あー、でもやっぱり働いている方が稼げるのね....。(当たり前だ)
結果、3か月足らずの無職期間でした。
その翌年の春からは子どもたちの進学が控えており、かなりリスキーでしたが、想定以上に早く転職が決まったおかげで家族みんなで安堵したのをよく覚えています。
その後、長男、次男ともに第一志望の学校(大学・高校)に合格できました!
また、無職期間が短かったので、ソコソコの再就職手当をいただきました。
このように、それなりにメリットがありました。これは当の本人が一番びっくりしています(笑)
そうです。転職を果たした今、とても充実していたりするのです。(その後昇進昇格も果たしました)
大企業→中小企業となり、やることも増えて煩雑さを感じることはあるのですが、この歳にして仕事のやりがいを改めて感じさせてくれたこの転職に、色々な思いを巡らせる今日この頃なのでした。
Posted at 2024/08/18 12:35:56 | |
トラックバック(0) | 暮らし/家族