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スペインのメディアが、フェルナンド・アロンソの
フェラーリ移籍が9月のイタリアGPで発表されると
報じた。

アロンソとルノーとの契約には今シーズン末にチームを離脱できる
オプションがあると言われている。
フェラーリにとってイタリアGPは重要な決定事項を報じる機会と
なっており、アロンソとともにスペインの金融会社
サンタンデルもタイトルスポンサーとしてフェラーリに移籍
することがモンツァで発表されるだろうと報じている。

また、アロンソは2014年までの契約を結んでいるということだ。

又、セバスチャン・ベッテルも2011年以降にフェラーリに移籍する可能性がある
と伝えており、今後数年内にフェラーリドライバーの大シャッフルが行われる可能性
がある。

キミはWRCとしても、マッサはどうなるのか！？

イギリスのメディアによると、『You Tube』(インターネット動画
サービスの大手)が、2010年のF1新規参戦を予定している『チームUSF1』の
スポンサーになるのでは、と報じている。

まだ公式発表はないが、You Tubeの共同設立者の一人であるチャド・ハーリー氏が先に
行われたイギリスGPの際、USF1の関係者と共に視察している姿がパドックで目撃された
もの。

事実なら、大口スポンサー獲得だ！

ついにフェラーリのキミ・ライコネンが、WRCデビューを果たす。
7月30日にスタートする次戦ラリー・フィンランドにスポット参戦することが明らか
になった。

マシンはグランデプントS2000。
今回も、WRCチャンピオン、トミ・マキネンのコ・ドライバーを務めたカイ・リンド
ストロームが同乗する。

WRCプロモーターであるISCの代表、サイモン・ロングは、
「WRCはヒーローたちや象徴的人物の上に成り立っていると、私は以前言ったことがある
が、キミ・ライコネンを越える人物は他にいない。
彼がフィンランドに参戦するというニュースは、選手権にとって素晴らしいことであり、
極めてエキサイティングな出来事である」
と語った。

並み居る強豪の中で、どこまでいけるか楽しみだ！

イギリスGPでKERSを使用したのは
フェラーリのみだったが、フェリペ・マッサは
今シーズン中はKERSを使い続けるだろうと
述べた。



KERSはオーバーテイクやポジションの防御に有効ではあるが、その
重量と開発コストによって、使いたがらないチームが多く、今年6チームが全く
使用していない。
フェラーリ、マクラーレン、ルノー、BMWは今季KERSを導入したが、次々と使用を取り
やめ、前戦シルバーストンではついにマクラーレンも使用を見合わせた。

「僕らは使い続けるよ。僕らのマシンは搭載を踏まえてデザインされたんだ。
たぶん今季中は今後も使い続けるだろう。KERSの開発にコストがかなりかかってしまい、
僕らのマシンは十分な競争力を達成することができなかった。KERSは僕にもキミにも
アドバンテージになっていて、特にレースのスタート時には役に立つ。
でも、もしマシンの性能がもっとよくてフロントローからスタートできるようなら、
KERSは必要なかったかもね。だって順位を上げる必要はないわけだから」
「僕らは今後もプッシュし続け、今後のレースにもできる限り大きな開発を導入していく
必要がある。もちろんマシンの改善は常に進めていくけれど、もしかすると今の僕らは、
来年のマシンに対する作業を一番に考えるべきなのかもしれない。
でもF60の開発をこれからも続けていく必要はある。翌年に持ち越される要素もたくさん
あるだろうし、2010年の規則が今年と似たようなものになった場合は、今年のマシンが
来年の新しいアイデアの役に立つかもしれない」
とマッサは語っている。

『KERS』が素晴らしい装置となる日は来るか！？

FIAが当初提示していた2010年のチーム予算制限案は撤廃となったが、今後協議
されるコスト削減の行方によっては新規チームの参戦中止がありそうだ。

新規参戦組の一つであるマノー・グランプリのジョン・ブース代表は、
｢我々が参戦条件を検討した時点では、FIAは厳格なチーム予算制限案を示していた。
それなのにその後一方的にその参戦条件が変更されるというのは承伏しがたいことだ。
こんな流動的な状態で、きちんとした参戦準備ができる筈がない｣
と、憤りをみせ、
今後の条件によっては、参戦が白紙になることも止むを得ないとも語っている。

あっちがたてば、こっちがたたず状態か！