油圧パワステレス化(重ステ化)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
★★★ |
作業時間 |
12時間以上 |
1
◎多分このレベルをする人はある程度技術をお持ちだと思うので修理時や自分の備忘録として要点のみ纏めます。
尚、このレベルを弄るとDラー入庫NGになります。
まずは元々の油圧システムを車から撤去します。
手順はスタビライザーの取付手順とほぼ同じで、追加でステアリングとの締結開放ですかね。
※注意!※ステアリングとの締結を外す際は必ず朱書きをすること!DYは決まった方向でしかハマりません!
しかも真っ直ぐに差し込まないとハマらないので三次元的難しさがあります。
ちなみにこの写真の位置は合っていません。
2
ステアリングラックを分解します。
ピニオンシャフトが抜けにくいのですが、ハンマーで頭を叩かない事!
プレス機を使いましょう。
変形でベアリングが抜けにくくなる&ステアリングとの結合時に障害になります。
3
ピニオンシャフトからはベアリング以外は全て撤去。
4
溶接の代りに鉄材用の強力接着剤を流し込みます。
定石であれば溶接だと思います。ただ今回は時間とスキルの関係でコレを選択しました。
今回はセメダイン社メタルロックを使用。
5
シャフトも抜いて各シールをぶち抜きます。ただゴミ予防のため2か所位そのままの所があります。
不必要な物をすべて撤去して軽量化。
シャフト側の配管だけリングは撤去してますがピストンがある為、シリコンホースでバイパスさせてます。ゴミを気にしなければ大気開放でもOK。
6
逆手順で組み立てて要点にはグリスアップして元に戻します。
ロックナット(アジャストカバー)は外さなくても分解&再組立て可能ですが、自分の場合は重くなり過ぎたので後日ココを緩めて調整の予定。
因みにここはSST(49 B032 320)で分解。ナット部は39mm(購入時各自再確認で)
7
ステアリングラックとステアリング締結時色々動かせるようにハンドル※を外してクロックスプリングを動かせる状態にする。
締結しにくい場合はハンドル※の台座自体のナットを緩めて動かしやすくする。
尚、クロックスプリングの再設定方法は黄色い所に書かれているのでハンドル※取り付け前に実施する事。壊れると部品代1万以上。
締結時、角度と高さを合わせないとはまらないので注意する。
ある程度ラック位置合わせ後サブフレーム等の車体外のボルト締め(ナックルとの結合は全作業完了後)してからこの作業を行う。
尚確実にステアリングセンターがずれるので再調整必要。
※ステアリングの文字が多いのであえてハンドル…。
※※締結時朱書きをしてなかった&決まった方向がある事に気が付かず、2日以上締結だけ作業してました・・・。
8
ラック以外に・・・
①この2つの箇所のボルトを低頭化か頭を削る必要があります。
②後期DY用ベルト(6PK1864)を6山→5山へ改造して、油圧ポンプを除いた経路でベルトをかけます。
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