純正スピーカーを取っ払ってみた^^; その1
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内装パネルを取り外した理由はこのためです。
自分は決して耳が肥えているわけでもないポンチリスナーなのですが、最近まで乗っていたパサートの音環境が良かったせいか、シャランの音環境の違いがとても気になっていました。
できることならプロショップにデッドニング含めておまかせしたいところなのですが、片田舎にはそんなお店はありませんし、なによりも先立つものがありません(゚∀゚ )
なので(純正品よりは良いと思われる)リーズナブルな(=つまり安い)スピーカーへのトレードインに挑戦してみようと思いました。
ただしスピーカーのチョイスは後回しにして、まずはリベット留めされている純正スピーカーの取り外しを行うことにしました。
前々車の時に一度行ったことがあるので、今回はかなり精神的な余裕があります^^
4.5mm※のドリルをセットしてリベットを揉みます。(揉むって言葉、好きだなー)
※サイズを色々試してみて、このサイズがベストという結論に達しています!
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5秒ほど揉むと、リベットヘッドが外れてきます。
リベットは6箇所ありますので、同様に全てのリベットヘッドを揉んで外していきます。
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6箇所すべてを外したら、ホディパネルと樹脂製バッフルの間に「シール剥がし」を薄く流し込みます。
ボディとバッフルの間にはシールテープのようなものが挟まれているので、粘着力を弱めるためです。
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シール剥がし液が浸透したところで、リベット部近くを内装がしでメリメリっと抉っていきます。
前回はこのシール剥がしを使わずに力技で外したのですが、わりと結構な力をかけないと外れなかった覚えがあります。
その記憶があったので今回はシール剥がしを使ってみたのですが、力を使わずにすんなりと外すことができました。
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はい、外れました。
スピーカーに接続されているコネクタを外すと100%フリーになります。
ただしここまでは序の口で難しくもなんともない作業です。
次のリベット芯の取り出しが最も面倒臭い工程なのです...
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残されたリベット芯は、ボディパネルに穿たれた穴よりも少し大きくラッパ状に拡がっているので、ニッパーを使って切り刻んでいきます。
柔らかいアルミとはいえ、横から一発で切断できるわけではないので、縦に細かく切れ目を入れてからチョビチョビと刻んでねじ切っていく感じ、といえば伝わるでしょうか。
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ボディパネルの穴とほぼ同じくらいの大きさまで切り刻んだ後、私はマイナスドライバーを当てて打ち抜く手法を取っています。
最初はドリルを当てて貫通させようと思っていたのですが、真芯は細いけど予想以上に硬いうえに、にニッパーで崩したアルミ材が盛り上がってドリルの刃が滑ってしまうため、この方法にしました。
リベット芯の残り具合と力加減の見極めが必要ですが、実際にやってみると案外簡単です。
ボディパネルは結構な強度がありますので、「コンコン」くらいではたわんだりしません。
「コンッ!」と叩いて抜ける手応えがなければ、無理をせずに再び残ったアルミ材をもぎ取っては「コンッ!」を繰返します。
もう一点、リベットの裏には養生テープなどの粘着テープを貼って作業を行うと良いです。
これがないと抜け落ちたリベットの残骸がボディパネルの底に落ちてしまい、取り除くことが難儀になってしまいます。(底には細いビームが入り組んでいて手や指が入らない箇所があります)
そのままにしておくとカラカラと異音の元になってしまうので、作業前の「裏テープ」は忘れずに。
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2回目とはいえ全くコツも掴めていないので、全部を外すのにけっこうな時間を取られてしまいました。(1時間弱くらいかな?)
この作業さえ乗り越えればきっと後は簡単だと思います。というかそう信じたい...
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