2018年05月06日
フィアット500の故障について Part3
…前回ブログに書いてからなんと1年半ちょい…。
10月に転勤になり、やたら忙しかったのでココロのヨユウがまったくありませんでした…。
4月からまた転勤で、ちょっとキモチにヨユウが出たので再開してみます。
で、再開後も縁起でもないトラブルの話。
次は今の500Sでの話ですが…。
今年の冬、家族が付き合ってくれないのでオッサンスキー一人旅へ。
といっても日帰り(どころか午前中だけ)のライトな感じで…。
場所は富士見パノラマ、中央高速一本でインターチェンジからも近く、ゲレンデも1本が
長くて中級以上の方にはおすすめです。
体力の都合上朝一番から午前券で滑り、12時には上がって近くの温泉+ランチ、というコースで
土曜日を堪能してました。
天気もよくて、イノガシラゴローさんばりに一人ランチを堪能した後、浮世へ戻るべく岐路に
ついておりました。
車も給油しておなかいっぱいになり、帰りはゆっくり燃費走行すっか、と一般道制限速度を
いつもより1速高いギアで流し、瞬間燃費計がずっと50kmを示したまま信号もない車通りも
少ない道を、高速のインター目指し、ひた走ること30分。
この間瞬間燃費計はほぼ50km、たまにアクセル踏み込むと30km+α…。
あれ、こんな燃費よかったっけ…?と思いつつインターが近づき、そのまま高速へ。
そして勝沼近辺の長いストレート。軽い登りになってきたためアクセルを踏んだ瞬間…。
いつ聞いてもイヤなビープ音…。
同時にアクセルを踏んでるのに回転が3000回転程度まで落ち、そのまま止まりそうになったので
慌ててハザードつけて路肩へ…。
車が止まると同時にエンジンもストップ。
※もちろんギアはニュートラルにしましたさ
メーターを見るとエンジンチェックのランプが点灯。
その他、ヒルスタートが使えないっす的な英語のメッセージやなんやかんやの表示が出てましたが、
何しろ高速の路肩にポツーンと停止しており、すぐそばをトラックやら観光バスやらや通り過ぎて
いくため、パニック状態で内容は覚えてません(肝心な情報が欠落してごめんなさい)。
一度キーをオフにし、毎回恒例深呼吸してキーを回すと、難儀しましたが再始動。
エンジンチェックランプは消えませんがアイドリングも吹け上がりも安定しており走れそう…。
とりあえず「ここは危ない」と思い次のインターで降りるべくと恐る恐る再度走り出し、何とか高速の
外へ出て、近くの観光用駐車スペースで停止。エンジン止めると二度と息を吹き返さない…なんて
ことがないようにアイドリング状態で…。
ここから自宅まで90km。いつものディーラーさんまで88km。
ディーラーさんに電話して状況を説明したところ、「自走よりレッカーの方がいいですねえ」との
ことで、保険会社に電話しレッカー手配。目的地のディーラーさんまで100km圏内のため
料金かからずとのこと…よかった…。
が、人は乗っけてくれないとのことなので合流場所を最寄りのJRの駅に指定し、そこまで
がんばって走り(その間普通に走りましたけど)、無事レッカーされていきました。
※ちなみにレッカー車は2時間程度でディーラーさんに到着しましたが、人間の方は電車で
3時間ちょいかかりました。車って素敵。
その後、ディーラーさんで色々調べてもらいましたが、空気流入量と燃料比率が異常を示す
エラーログが残っていたものの、結局「これだ」という原因は判明せず。
つけていたサブコン(PPE)が原因では?と言われ、PPEを一旦取り外しました。
PPEを取り付けて10000km、それまでトラブルもなかったので疑問に思いつつも車を引き取り、
しばらく走っていつも通りの状態であることを確認後に懲りもせず再度PPEを取り付けましたが
あれから3000km、異常ありません…。今も普通です。むしろエアクリーナーを社外にしたりして…。
でも問題なし。
気になったのは、以下の点。
1、異常なまでの瞬間高燃費
→いつもはせいぜい25~35kmを示す瞬間燃費計が、いくらハイギアとて「ずーーっと50km」
だったのは何かの予兆かと…。
2、ハイギアでのアクセル踏み込み過ぎ
→「1」にも絡んできますが、5速1500回転でアクセルをパーシャルもしくはチョイ踏みは
よろしくないのかもしれません(燃費もむしろ悪くなりますわな)。ちなみに、サービスマンの方
曰くツインエアの場合キャブレターでもないのにプラグかぶりが起こることがある、とのこと…。
3、直前に入れたガソリンスタンド
→今回やむを得ず人里離れた場所にあったスタンドで入れたんですが、ハイオク入れる
車がどれだけいるんだろう…という感じのところでした。古いガソリンって、多分オクタン価も
下がりますよね…。
ここまでを考えると、このあたりがいろいろ影響して今回のようなことになったのかなぁ、と…。
例えば、冬の冷えた空気の密度が上がっているところへハイギアでアクセル踏んで、かぶり気味に
なっている状態でオクタン価の低いガソリンを噴出し、PPEは「もっと燃料を濃く!」の命令を
出し続け、もうエンジン内部はパニックに…ということも考えられないことはありません。
ただ、ここまでフィアット500に乗って言えることは…。
エラーが出たら、エンジン止めて深呼吸、場合によっちゃ缶コーヒー飲んでからエンジン
かけ直せ!
を教訓としたいです。
エラーが発生するとついついビビッてしまいますが、ここまでは結局何とか安全な場所まで
移動できました。
数年に一度ということもあり、これもまた日頃の行いの現れ、もしくはちょっと気の利いた
(利いてねえよ)冒険イベント、ということで…。
うん。完全なM体質。
さて、次のブログからはもっと前向きな話を…。
と言いつつ、またトラブルが発生したら情報共有しますね。
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Posted at
2018/05/06 23:39:48
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