思い返してみると、
打合せに来られた他社の主任さんに誘われて来た事がありました。
某大手さんとの打合せの帰路でした。
所謂、サボリ(笑)。
カウンターとテーブル席が3つ程度の広さだったかと記憶してます。
昭和な街並みによくありそうな省スペースの「喫茶店」でした。
特に雰囲気があるワケでも無く、当時では一般的なサイフォンが並べられたスタイルの普通のサ店。
その時以来、利用することなどありませんでした。
ただ、[ポルシェ]
という店名が珍しいお店だったので、記憶には残っておりました。
数年に一度、稀にお店の前を通るだけで 気にも留めていませんでした。
先日、ふと目についた青いシャッターと張り紙。
この1年、頑張って来られたのでしょう。
あれから35年以上は経っているので、もし一代の経営者ならば相当なご年配でしょうし。
細々と続けては来たが 持続できないという・・・・。
実に残念な想いだった事でしょう。
あくまでも、想像の域ではありますが。。。。
現在、60代後半から70代前半の諸先輩方が超?”やんちゃ”で居られた頃(笑)、
中学生になったばかりの時期に私がイメージしたのは「750ライダー」の世界感。
「喫茶店」は大人への入り口でしたね。
この漫画の中の”空気感”と”珈琲”、そしてバイクは憧れの対象でした。
高校生になると、通学途中にある喫茶店などに出入りするのが「カっこいい」などと思う様になり。
五円玉にセロハンテープ巻く技を覚えたりww
様々な音楽のジャンルやアーティストを知ったり。
現代のワカモノ世代がカフェーに通うのとはイメージがチョット違う。
当時の親世代としては「宜しからず」だったでしょうね♪
今となっては 全てが、ノスタルジィだなぁ と思ったりします。
80年代のバイクブームの頃、立寄っていた喫茶店がありました。
[ ROOF ] という名前のお店。
然程 山沿い・川沿いでも無く、もう街中へ近いエリアではありました。
道路沿いで盛り立つ形で、脇の田畑の土地からは少し小高い場所でした。
最近は様々な店舗・施設で、建屋より駐車場が広く造られている事は一般的ですが、
当時としては珍しく、とても開放感のある お店でした。
少し違いますが、こんなイメージでしたね。
最近はごく普通なのですが、敷地より少し高く建てられた店内と、
上から足下近くまでの広い ガラス窓 が特徴的でした。
「ファニーの耀子♡さん」
の、20年後。 的な(笑)女性オーナーさん。
何時も、緩めの軟らか~い音楽が流れてましたね。
(ジャンルトカナントカサッパリワカランノデスミマセン)
ヘルメット脱いで、耳が”みぃ~ん” と鳴るなか、
その窓側の席で ま~ったり するのが好きでした。
結婚も間際になった頃から、BIKEに乗る機会も少なくなり、そのお店もいつしか行かなくなりました。
何年か後、(はっきり覚えてないのですが)カタナで走っている時に、ふと 思い出し行ってみました。
少しお歳は召されておりましたが、オーナーはそのままで。
覚えていてくださっていた とは・・(;´∀`)。
セブンに乗り始めた頃、懐かしく近くを走ってみると。。
そこは更地になっていました。
あの頃から35~36年。
現役を引退されたのか。。。。
或いは。
通い続けなかったという後悔もありますが、経年 近くの道や建物が開発されている事も踏まえると、
昔の思い出の地が、「いつまでも そのまま」 という方が奇跡的である事に気付かされます。
お洒落で インスタ映えする絶景を望める カフェ。
壮大な自然の中で 非日常な安らぎを味わえる カフェ。
素敵な古民家を改装した 和みと寛ぎの カフェ。
いま、スマホや端末で検索すれば、最新情報からお気に入りなカフェは見つかるでしょうね。
個人的には、
「畏まってお洒落」 ではなくて、「気が付けば長居」 がなんとなくイイなぁ・・・。
などと思う様になったのは”おっさん”だからでしょうかw
”お國の御達し”が解除され関所越えが可能になったら、各地の下調べ無しでの
知らない”楽しい道” と 昭和な”喫茶店” を見つけるツーリングも良いかも(@_@)✧。
などと、ぼーーっと窓の外を眺めたりしています♪
【おまけ】
縁が無いので、考えた事もありませんでしたが、
CTRのルーフって、RUF なんですね(笑)
それでは。(*^-^*)
Posted at 2021/01/17 08:17:42 | |
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喫茶店 | 日記