2024年02月10日
短距離走行ばかりになった、私の「暖気運転」のやり方
最近、ネットでも「暖気運転」について色々と話題になってますよね。
私のアルト、以前は1日約90kmの通勤距離でしたが、今は片道4kmと通勤距離が短くなりました。この状態で約1年半、車を全く乗らなかった時期(自転車通勤)を含めれば2年が経過しています。
メーカーが謳う”シビアコンディション”に該当するわけですが、そういう中で暖気運転はこんな風にやっています。
ちなみに、先週超久しぶりに往復1,000kmの遠征をしたのですが、そのおかげでエンジンの調子がかなり良くなりました。
知らず知らずのうちに”回らないエンジン”になっていたわけです。
月1回は隣県へ通院で約200km走っていますが、この程度ではエンジンの状態を快調に維持するには足りなかったらしいです。
メーカーでは「基本、暖気運転は不要」と言っています。また「機械加工の精度が上がったので暖気運転は必要無い」という方もいます。
これらはその方々の考え方なので、それらを否定するつもりは毛頭ありません。
(ただディーラーの人は、自分の車は暖気をするという人が多いようです笑)
私は「暖気運転は必要派」です。
巷で言われている暖気運転にも種類あって、車両を停止させた「アイドル暖気」と、走行しながらの「走行暖気」の大きく分けてこの2つがあるように思います。
私の暖気運転の方法を紹介したいと思います。
結論を先に言うと、私はアイドル暖気と走行暖気の両方をやっています。
朝、エンジンを始動します。水温は11℃です。
この時、インジケーターに「低水温表示灯」が点灯しています。
低水温表示灯が消えるまで、車両停止状態で「アイドル暖気」をします。
この間、寒い冬でも約5分です。
水温が50℃を超えると、低水温表示灯が消灯します。
私は午前8時に出発するので、逆算してアイドル暖気を始めます。
50℃あたりでピストンリング類の合口が閉じると言われていますので、低水温表示灯が50℃で消灯するのはそういった意味も含まれていると思っています。
(そうでなければ、こんな表示機能は不要のはず と思ってます)
午前8時に出発するのですが、AT(CVT)の温度を見ると12℃です。
よって「走行暖気」をしながら、CVTを含む駆動系機構に負荷を掛けないように、ゆっくり走ります。
そして会社に到着した段階でのエンジン水温とCVT温度。
エンジンは83℃と適温ですが、CVT温度は適温とされる70℃まで届かない43℃です。
通勤走行4kmでは、暖気運転は終了しませんでした(笑)。
実際は、通勤途中に小学校・中学校・高校・幼稚園・駅前を通過する為、生徒や児童・自転車通勤の人などが大量にいたり、信号の無い横断歩道もたくさんあるので、実質20~40km/hでゆっくり走る事になります。
仕事が終わって家に帰る時も同様で、水温50℃になって低水温表示灯が消灯するまでアイドル暖気、CVT温度が70℃を超えるまで走行暖気をしています(一応会社では、暖気運転は環境面の配慮から禁止になってます)。特に夕方は駅前等が渋滞していますので、必然的にゆっくり走る事になります。
こんな走り方をずっとしていますので、エンジンを高回転まで回すことは皆無になりました。しかも1年半近く遠征もしていませんでしたので、知らず知らずのうちに”回らないエンジン”になっていたようです。
しかしCVTの滑りも確認しているので、アクセル全開でエンジンをぶん回す事も難しいです。CVTの様子を伺いながらの事を考えると、ヘタにエンジンをぶん回すより、高速道路をクルコン使って80km/h一定で500km位の長距離を走る事が、一番車に負担を掛けなくて良いように思います。
事実、先日の遠征でエンジンは快調に戻りました。
片道4km走行の繰り返しでエンジンオイルへの負担も大きいでしょうから、もう交換(前回交換から半年、3,500km程度走行)時期と思っています。
車への拘りは人それぞれでしょうが、私はこんな風にしています。
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Posted at
2024/02/10 13:29:09
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