
皆さん、こんばんは
この土日は、両日共に暖かく良い天気でしたね。
紅葉も始まり、秋のドライブには最高の天気でしたが…
皆様は、いかがお過ごしされましたでしょうか?
さて、秋から冬にかけては…
サケやサバやサンマの脂ののった魚が美味しい季節ですね。
特に低い水温を好む回遊魚のサバは…
北海の海で水温が下がるのを待ってる間にたっぷりと脂を蓄えます。
そして水温の低下とともに…
八戸沖から銚子沖、さらには紀伊半島沖へと南下してくるそうですね。
サバの塩焼き、味噌煮、締めサバ…
刺し身でなくても、サバにはおいしい調理法がいっぱいありますので
マグロやブリやサケと共に、サバは私の好物の魚。
前置きが長くなりましたが、季節は秋まっさかりですね。
私の方は、脂が乗ったおいしいサカナが食べたくなりまして…
ちょうど1週間前からは「越前カニ」も解禁されてますし…、
秋の味覚の買出しに、敦賀の「日本海さかな街」まで朝駆けして来ました。
日本海さかな街
で、日本海さかな街に行く前には、「 旧敦賀港驛舎」に寄ってきました。
ここ敦賀の港は、かつてのヨーロッパへの日本の出発地だったんです。
その出発の駅が「 旧敦賀港驛舎」でした。
旧敦賀港驛舎前にて
「欧亜国際連絡列車」とは…
敦賀港駅~ウラジオストック~シベリア鉄道経由で各ヨーロッパに向かう
発着駅駅舎が、ここ敦賀港驛舎だったのです。
この駅舎を見てると…
私が駐在していた欧州本部の社長さんが、
敦賀から「欧亜国際連絡列車」に乗って欧州に留学に来た話を思い出しました。
旧敦賀港驛舎
今では欧州までなら飛行機に乗れば10~12時間で飛んでいけますが…
かつては、敦賀からモスクワを経由してパリまで、17日間もかかったそうです。
それでも1ヶ月かけて船で欧州に行くよりは、列車の方がかなり早かったのです。
東京からベルリンまでの列車の切符
「旧敦賀港驛舎」近くには、今では「赤レンガ倉庫」があったり
カフェもあったり、公園もあったり…
敦賀港を眺めながら、のんびりと過ごせるステキな憩いの場になっています。
赤レンガ倉庫前にて
そして、かつての欧州への出発港に加えて…
杉原千畝が発給した「命のビザ」を握りしめた6000人ものユダヤ人難民が
命からがら日本に上陸したのが、ここ敦賀港だったのです。
その史実が保存されている「敦賀ムゼウム」も「旧敦賀港驛舎」近くにあります。
杉原千畝がユダヤ人難民に発給した実際の「命のビザ」が展示されていました。
命のビザ
敦賀ムゼウム
「日本に上陸したユダヤ人難民にとって…
言葉は通じなくても、日本人の差別もしない暖かいもてなしは『天国』だった」と…
ポーランドの会社のユダヤ人の社長さんが話してくれたことも思い出しました。
欧州本部の社長が、敦賀を出発して欧州に留学したときの話を思い出しながら…
ポーランドのユダヤ人の社長から聞いたユダヤ人難民の話も思い出しながら…
そして、私が欧州に駐在していたときのことにも思い巡らしてると…
ここ敦賀が、当時は「ヨーロッパへの出発地」であり…
「欧州からの日本の玄関」だったことに…
そして「人道の港」だったことに、とてもロマンが感じられました。
そういう心温まるステキな歴史がある街を散策するって
やっぱり良いですねぇ~♪
これからも、愛馬「赤兎馬」を駆って、いろいろな街までドライブ楽しみま~す♪
『No Car is No Life !!』ですね~☆☆☆
敦賀港を眺めながら…
遠く欧州に向けて想いを馳せたり…
欧州のあの人たちことを回想してみたり…
そして大切な人のことも想ってると…
この歌が、ふっと頭の中を過ぎりました。
今夜は、この歌を皆様に贈ります
敦賀港を眺めながら、欧州への浪漫を楽しんだ後は…
「日本さかな街」に行って、脂の乗った新鮮なサバやノドグロを買いました。
もちろん「越前ガニ」も買ってきましたよ♪
越前ガニ(日本海さかな街にて)
焼きサバ(日本海さかな街にて)
そしてランチは日本海さかな街のレストラン「わが家」で
「海鮮丼」いただきました。
海の幸、いっぱい乗っていて美味しかったです!!
ごちそうさまでした。
海鮮丼(日本海さかな街にて)
Posted at 2016/11/14 23:37:40 | |
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