
皆さま、たいへんご無沙汰しております
訳あって愛車が長期入院してまして、昨日、元気に退院しましたこと、まずはご報告致します。
加えて、私の「備忘録」として、愛車の入院した状況&入院状況を以下に記載しますので、皆様(特にマスタングS550 EcoBoostのオーナー様)にとって、何らかの知見になれば幸いです。
【事故概要】
2019年11月2日(土) 朝の9時頃、名神高速登りの草津SAを過ぎた辺りを120km/h(2000rpm)で走行中に、突然、前方に落下物(コンビニの白い袋)があるのを発見
(私のクルマの前には大型トラックが走行しており、落下物に気付くのが遅れた)
私のクルマの後ろには後続車が走行しているし、右隣の追い越し車線にも走行車が並んで走行していたので落下物から逃げようもなく、軽くブレーキを踏んで落下物の上を通過したとき...バーン!!と大きな爆発音ともにエンジン本体下部のクランクケース部が破裂し(タマゴ大の穴が開いた)、エンジンオイルが漏れ、エンジンがストールしました。
後続車はギリギリのニアミスで通過して、ほんの少しでもタイミングを誤ってたら人身事故で最悪のケースになった状況でした。
エンジンが破裂し高速脇で停車
この車は事故が起きる3ケ月前(2019年8月)にエンジンオイルを指定エンジンオイルに交換したばかりでしたし、オイルの量も適量状態にもかかわらず、低回転域の2000rpm程度で走行中にエンジン本体のクランクケース部が破裂するとは...
ただちにJAFで積車を呼んで、フォード京都に緊急入院しました
積車に積み込み状況
【エンジンの載せ替え作業】
以下、ご参考までにエンジン交換作業状況の写真を貼付します
1.破裂したエンジン取り出し作業
2.破損エンジンを取り出したエンジンルーム
3.破損エンジン
4.クランクケースの破裂部
5.交換用エンジン(2020年モデル用だそうです)
6.交換用エンジンの搭載完了
【私見】
あくまでも私見ですが、今回のエンジン破裂原因を私なりに推察すると..「何らかの要因でエンジンの燃焼室に多量の水が流れ込んで爆発する”ウォーターハンマー現象”」が考えられますが...私のクルマは常に屋根ありシャッターありのカレージに置いてますし、もちろん水没したり、水に突っ込んだ経験もないんですよね。
吸気口から水を吸い込んで、「エアークリーナー」内に多量水が溜まり、ある拍子でエンジンの燃焼室に多量の水が流れ込めば「ウォーターハンマー現象」が起きるかも知れませんが...私のクルマの吸気系はオリジナルのままですし、定期的にエアクリ内をチェックしてますが、エアクリ内には水の痕跡すらありませんでした。
とにかく原因不明によるエンジン本体のクランクケース部の破裂です。
【参考】
交換用エンジンを11月2日にPCI(アフターサービス代理会社)を通じて、FORD本社に注文し..交換用エンジン(Y2020モデルのエンジン)がディーラーに届いたのが2020年2月22日でした。なんと、交換エンジンが届くのに4か月弱ほどかかりました。
エンジンの取り寄せには、この程度日数がかかること、ご理解下さい。
そして届いた交換用エンジンを見たら「刻印」が入っておらず、これでは陸運局に登録ができません。
そのためアメリカのFORD社から、この交換エンジンの販売証明書の書類を取り寄せたりで、陸運局に交換用エンジンを登録するのに、さらに1カ月を要しました。
3月25日からエンジン載せ替え作業を開始し、昨日(4/25)、愛車は長い長い半年にわたる入院の末、元気に復活し退院致しました。
参考までに、エンジン交換総費用:約150万円(内エンジンは80万円)
修理に有した期間:約6カ月
とにかくGW前までに退院できてよかったです
新型コロナウィルスの感染者拡大で外出自粛の折ですが、GWを利用して、人が混雑するところは避けながら、エンジンの慣らし運転ドライブを楽しもうと考えてます。
皆様も楽しいGWをお過ごしください

Posted at 2020/04/26 11:20:34 | |
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エンジン載せ替え | クルマ